2014年4月24日の活動

教育関係者と会合。県立学校入学式問題について。
県庁。
会派・団体意見交換会。
軽度外傷性脳損傷の会、代表など3人の方が来て下さった。32才で交通事故にあった方など(以下ご説明)。
 軽度と訳されているが、英語ではmild。30分以内の意識障害。症状が軽いという意味ではない。
 夜尿症・記憶障害。てんかん発作で調理中倒れた。
 尿意が突然あり、間に合わなくなったり、残尿で腎臓が壊れる。
 WHOでは「あと6年で世界3位の疾病になるだろう」。
 初期の安静が第1。障害が残る度合いが減っていく。ムチ打ちだから大丈夫だと仕事に行かない啓発を。
 支援拠点病院は、高次機能障害を担当している病院となっている。
 今診てもらえるのは、ひらの亀戸ひまわり診療所(江東区)、1つ。
(お話が終わって私から提案と質問させて頂きました。今日お会いした方は先月ドキュメント番組で観た方でした)

県議会、文教委員会(委員会議事録が出来るのに、日数がかかるので、後日掲載します)。

委員会終了後、『入学式に欠席した県立高校1年生担任』の事について、質疑・意見が教育委員会とかわされました。
 私が質疑したのは、

中川委員:①県内の市立小中学校の入学式ではどうだったのか?
小中学校人事課長「電話で各市町村に聞き取りを行ったところ、小学校では欠席0。中学校では3人いた」。
中川委員:②今回の県立高校1年の担任4人は、自分の子供が欠席理由である事を生徒に告げた。児童・生徒の中には、親がいない、片親しかいない、親の愛をそれほど受けられていない生徒が実際にいる。入学式だけではなく、普段の時も、児童生徒の心情を考えて頂きたい。自分の子供がインフルエンザなどになった事で先生が欠席する時は、子供を理由で欠席する事を生徒に告げないで頂きたいが、県教育委員会の方針はどうか?
県立学校人事課長「児童・生徒達は、色々な状況におかれており、そういう点では、配慮に欠けた説明であると認識している。今後、入学式等においては、新入生にしっかりと心配りを行った運営をする必要があると考えている」。
中川委員:自分の子供を理由として欠席する場合、直接的な理由を児童・生徒に伝えないという通達をして頂けるか?
県立学校人事課長「通達は出していないが、私用の理由を伝える事については、ご指導頂いた通りである。今後、各校長に伝えていきたいと思う」。
中川委員:③今回の事は、駆け込み退職に次いでこの3年間で、2度目。「また埼玉か」という県民の声もあり、風土が影響しているように思う。
 そこで気になっているのが、埼玉県の臨時採用教諭の2次試験の調査票に、親族に埼玉県教職員がいるか質問欄があったと聞いた。今は無いが、いつまであったのか?文書は残っているか?
教職員採用課長「臨時的任用希望者が提出している書類に、記載があったかどうかについては記録が残っていない為、分からない。
 本採用の教員採用選考に際して提出している志願書には、平成9年度まで家族欄があったが、その理由は、採用試験に合格し、配属先を決める際に、親族がいない学校に配置する為であった。
 最終合格決定後、意向聴取を行う際に確認すれば足りる事から、平成10年度以降、廃止している」。
中川委員:先程来、教育長の説明は、入学式の担任の出席は「基本的には」出席するものと答えたり、「保護者から声が出ないようにしたい」とおっしゃっているが、「生徒・保護者の声なき声にも応えていきたい」とおっしゃって頂きたい。
 今回の件は県内の7人の担任の事で、十把一絡げに埼玉県の先生が語られないようにせねばなりません。先生の中には、平日夜も遅く、土日や夏休みなどの長期休業もほとんど休まず、部活の顧問などをされている方がおられ頭が下がります。よろしくお願いします。

(今回の件は、市民の皆さんの中で、賛否が分かれる問題だと思います。
 しかし私の場合、賛否が分かれるからと言って、何とも言えないとは、まいりません。ご容赦下さい)

県議会、図書室委員会。
新聞記者と意見交換。