2014年6月2日の活動

入間基地幹部と意見交換。
事務所。
支援者訪問。

NHKスペシャル『シリーズ東日本大震災 防潮堤 400km~命と暮らしを守れるか~』を見ました。
 東日本大震災の最大の教訓は、文明の利器を過信してはならないという事だと思います。
 被災地では、再び防潮堤が建設されようとしており、高さ最大15m、総延長400km、総事業費1兆円もの超巨大公共事業になります。
 必要な所もあるとは思いますが、総延長400kmもの金を払う金がどこにあるのでしょうか?
 そうでなくても、国の年間予算の倍以上の金を、震災前から毎年使っているだけでなく、今後、人口減少、高齢化の中で、どうやって払うのでしょうか?
 今後は全国の道路の維持管理費でさえ、予算の確保が厳しくなります。まして、これ程活力を失った国でです。防潮堤をつくってしまえば、維持管理費もかかります。
 気仙沼市小泉地区では、高台移転して、民家が1件も無いのにも関わらず、220億円で防潮堤をつくる。
 被災地の為にやらなければならない事は他にあり、災害時だからと言うのは、言い訳にならないと思います。税金の使い方が、ネズミが集団で突進して奈落に落ちて行くようなもののように感じます。