2014年6月14日の活動

市民意見交換。
事務所。
市民要望対応。

関東交通犯罪遺族の会、あいの会。6月講演会(池袋)。
亀岡市 登校中児童ら交通事故死事件(ウィキ)。登校中に娘2人が2年前、交通事故に遭ったお父さんの講演。(以下)
 病院にかけつけた時、治療中の娘は、手足は見た事もない方向に曲がり、開胸手術の同意を迫られる。傷跡が残るとほんの一瞬思ったが、そんな事を言っている場合ではない事を感じる。(この間、もう1人の娘は命に別状ないと連絡が入る)担ぎ込まれた病院では手に負えなくなり、ヘリで移送する事に。保護者は、ヘリに乗れない。(警察にお願いするも、送ってもらえず)3時間以上かかって病院へ。既に冷たい体に。その間2度心臓が止まったとの事。娘は2度も頑張ったのかと思った。
 「自分がここに引っ越したせいで」「自分が娘に今日『早くしな』とせかしたせいで」と自分を責め、ボロボロになった。
 加害者は、18才の無免許・飲酒・居眠り運転による事故だった。子供2人と保護者1人死亡。引率した保護者の胎児も死亡。無免許運転は常習。
 私達の事件に限らず、遺族と加害者の法律上の立場は違い過ぎる。(以上)

 会として、被害者支援で、警察の車での家族の病院への送迎を要望するとの事(被害者は、家族が大事故に遭い、自分が運転出来る精神状態ではない。タクシーは地方では深夜呼べない所がある)。

講演会終了後の懇親会で、講演者の方2人・元検事の方や遺族の方に、お話を伺う。。
 被害者支援の取り組みが進んでいる県は、①静岡 ②岡山 ③兵庫 ④秋田 ⑤新潟県。
 『無免許運転致死傷罪』の制定が必要。これなら、免許が失効している事を知らなかったと言う人は、対象外になる。
 刑事裁判中に、加害者が車を運転して来る事がある(行政処分が出ていない)。
 警察も学校も「謝罪会見をする」と葬儀前に遺族に言いに来る。しかし、葬儀を落ち着いて行わせて欲しい。
日本交通事故調査機構 代表の方にお話を伺う。ご自身が警察官で長年交通担当だったが、お子さんが事故で亡くなった事を契機に警察官を辞職し、立ち上げたとの事。
弁護士の方にご意見を伺う。裁判員制度・取り調べの可視化・死刑執行のあり方などについて。

やはり、当事者や専門家に聞いてみないと分からない事は多いと、最近改めて思います。
(10時に帰宅)