地震で隆起した海岸の目の前に掲げられた看板。この集落は伝統的建造物群保存地区で、建物が統一されています。『10cm傾いた家も復旧出来る』と書いてある。この1枚だけでも、被災のつらさをほんの少し感じる事が出来る。(明治前期の家もあります)
災害など困った際に、時に『分断・仲たがい』的に思ってしまう人がいますが、被災地だけでそれを防ぐのは不可能です。県営住宅など、弱い立場の人だけを集めてはいけないと思うのも、そういう経験からです。県庁は「自らの働きやすさ」を基本にしてしまっている。それでいて、“県民満足度調査“をしている。困っている県民にとって、訳が分からないので、改善を求める。
(輪島市門前町天領黒島)
頂いたコメントを紹介します
「出来れば保存して頂きたい。ましてや、重文指定なら…耐震は大変だと思うが、
今の技術で対応出来ないものか????
(例えば、ウレタンフォームに拠る補強。)」