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木曜日, 2月 6, 2025
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養護施設で過ごした方が映画『REAL VOICE』(虐待された若者達の声)を制作

生後4か月~19才まで養護施設で過ごした山本晶子さんは映画『REAL VOICE』を制作「20才差で私の父母は結婚。今でも父は『まさか子どもが産まれると思わなかった』と言う。母自身も精神疾患の両親に育ててもらえず、親戚中をたらい回しされて、実の親が自殺、母自身“養子縁組“で、『愛する・愛される事』や、誰にも頼る事が出来なかった。母は、“産後うつ“状態で子育てどころじゃなかったと思う。施設で親子交流は大切にされているのに、父は『俺の子じゃない。育児放棄は俺のせいじゃない』と乳児院に一切面会に来ず。養子縁組を父が薦めていた過程で会いに来た際、あまりにも似ていて父は驚き、それ以降頻繁に面会。
成人式に私が振り袖を着る意味が分からなかったが、着せてもらえた。周りの人は️家に帰ると誰かが居て、なんで私には居ないのか、なぜ生きなきゃいけないのか、自分が世界で1番かわいそうで、自殺を考えた時期も。『生い立ちの整理』を保育専門学校で習った。振袖を着れるボランティア団体を立ち上げ、10年で130人が利用。その子達は孤立していたので、ZOOMで全国とつながるようにした。『虐待の後遺症』を“今も苦しい“と伝えてくれた事により、今まで私は【知識だけ入って、“分かっていなかった事を認識“】し、映画『REAL voice』を作る事に。出演者1人に2時間半聴く事も。映画公開まで生きていないのではないかと思う子も。出演した人は、自分の人生を掛けて作り上げた。同じ施設でも、指導者が違ったりして“施設を大嫌い“と思った子もいる。
自殺した子もいて、本人の『納得感が追い付いていない』。目の前の子どもだけでなく、まるまる親子の支援が必要。
2年前に映画公開。上映は埼玉で6回目。学校の授業でも使って頂ければ。出演した1人は、例えば社会福祉士を目指している人も」。 (主催 特定非営利活動法人 ウィズ・ザ・スモール。小川町にて1月26日。)

 

著書。裏表紙も

 

以前にもお会いしており、今回も児童養護について個人的にざっくばらんにお話させて頂きました。上映会にお邪魔させて頂いて、良かったです。

 

上映会のチラシ
映画上映を主催された小川町・東松山の方々に、地域での児童養護の取り組みを伺ったので、今後連携して行ければと思っています。上映会主催の役員さんで、国会前で一緒に私とデモを行った方が声を掛けて下さったり、ご親切な方が多く、気持ち的に『遠い街』ではありませんでした。
トーク後の質問コーナーも時間いっぱいまで行われました。

 

️裏表紙に証言者概要

 

映画『REAL VOICE』(虐待された若者達の声)を制作された山本晶子さん「映画はYouTube(⇩以下に)やU-NEXTで無料配信しているので、誰かと共有して頂ければ、ありがたいです。映画出演者のメンタルを削れないので彼女たちを守る為に、映画だけでは撮れなかったのを書籍にした。1人の子は未だに解決していない。子どもを日本では助けられないんだな。助成金を得ずに私自身は活動しています」。 (主催 特定非営利活動法人 ウィズ・ザ・スモール)

REALVOICE ドキュメンタリー映画「REALVOICE」は、虐待された経験者の”リアルな声”

 

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