2020年3月16日の活動

 

中学生の声「いきなり学校を休めと言うのは、大人の身勝手」。返す言葉がありません。
 (📷記事にありますように)『たわいのない会話』は大事なのですが、親御さんが子どもの頃に、親がそういう会話をしていない家庭がいくつもあるので、現実はとても厳しいです。
 北海道の学校閉鎖は、一定の理解が出来ますが、他県でこの呼びかけをすればいいという問題ではなく、根本的に、『登校日』『学校再開』が必要だと思います。
   (記事は、埼玉新聞。15日。感謝)

-------

【『見えにくいもの』こそ】
 『学校休校』か『再開』か問題。メリットとデメリットの比較無く論じても致し方ありません。
 特に『目に見えにくいデメリット』を注視し、世間の潮流に流されず、データが無かろうと『想う』事が大切です(何においてもそうですが)。患者数は毎日何度も報道されますが、どれ程の子どもと親と仕事などに悪影響を及ぼしているか。『弱い立場』を守るはずのものが、実態はそうではなく、対策もあべこべに。
 何かをしさえすれば、OKというものは、世の中に無いのと同じように。
 県教委は、優秀な先生は何人もいるはずなのに、組織が機能しない。私は全国一律に、学校再開すべきとは思っていません。

 

学校で感染したと思われる子どもは、埼玉県内に1人もおりません(HPをご覧下さい)。
 それよりも大人に『海外渡航歴・会社内感染』があるかどうかが大事です。学校以外にいる時間が長ければ、可能性は比較的高まります(「リスク」というのは強い言い方なので、可能性と書きます)。
 インフルエンザで『学級閉鎖』する時は、そのクラスに感染した子どもがいる時ですよね。
 子どもの感染を理論的に防ぎましょう。

新型コロナウイルス感染症の県内の発生状況-埼玉県公式ホームページ

 

専門家2人『🏫学校休校に医学的根拠無し』国会証言
 ①「今回は『流行っている・いない』に関わらず一律に休校しました。医学的には根拠は無い」②「全く流行していない学校を閉じても何の効果もありません。デメリットは子どもの教育を受ける権利、お母さん達の負担を増やす事。全国一律にやるとデメリットは必ず全分出るので、効果が薄れてデメリットが大きくなります」
 「ウイルスは強権を振りかざしても変わってくれない。変わるべきなのは我々。柔軟に対応出来る仕組みを作って。大事なのは事実に基づいて正確な情報を国民に伝える事。いけない事は、データに基づかず し意的な解釈をして『一定程度の効果があった。これをしなければしょうがなかった』と言う事」
 「イベントの自粛は、だいぶ調べたが、医学的根拠は無かった」
 「新型肺炎の致死率が中国の湖北省だけで高い理由は、若者が武漢から出た為、高齢者が孤立し、地域が壊れたからだ。
 高齢者が独居になって閉じこもると容易に健康を害します。町の機能を維持する事は極めて重要。『外に出るな』と言われて簡単に持病が悪化する事は想像に難くありませんよね。日本をこうさせてはならない」
 「日本だけエイエイオーとやっても海外で様々なやり方があり、海外で様々な形でコンセンサスが出来る」
 「世界でPCR検査がここまでやっていないのは日本だけ。厚生労働省と内部組織の国立感染症研究所がコントロールしているせいだと思う。こんな論争が起こっているのは世界で日本だけ。診断しないと治療出来ません。患者さんの視点に立って議論頂ければと思います」」
 (示唆に富んだHPでした。『立場』によって専門家の言い方に差はありますが)

国会でコロナの今後と安倍首相「休校」の是非を聞かれた専門家2人の立場と葛藤 尾身氏×上氏の濃密2時間-dmenuニュース

 

学校休校の日数が増えれば、子育てが困難な家庭のリスクが高まります。
 事件にならないケースは、『普段でも』埼玉県内にいくらでもあります(狭山でも)。『軽度』の虐待という言い方は、私には出来ません。
 子育てが困難な家庭は、『健康』状況も悪化します。学校の先生が休校で訪問するのは、あべこべです(『子育て支援センター』『児童館』が休館している所は、いくつもあります)。

 

県庁の教育担当と接していると、3日前のこのような報道を目にしていて、何も感じないのだろうかと、日々疑問があり、書き方のバランスに苦慮しています。県庁での打ち合わせを今度ご覧頂ければ、お分かり頂けると確信致しております。

 

狭山と同じ🚙HONDAの街、鈴鹿市。
 小中学校・幼稚園23日から再開。
 「子ども達の状況をふまえ、独自の判断」。

三重・鈴鹿市は23日から小中学校・幼稚園を再開へ 感染者なく―中京テレビNEWS

 

『先生や友達との再会喜ぶ』👦笑顔👧が目に浮かびますね。
 今日(月)から、兵庫県内5市町村、🏫学校再開。

県内5市町で学校再開 先生や友達との再会喜ぶ―神戸新聞NEXT

 

兵庫県内 全市町村がいつ『休校をやめる』のか、『再開』した市町村が、一覧になっています。
 県教委のHPにこのような記載が無いばかりか、ほとんどが国からの上意下達の完コピ―で、県独自の情報が探せず、県民は困惑する。何の為の地方の教育委員会?
 (現時点でおススメ出来ないので、県教委ページのリンクは貼れません)

兵庫県内の小中学校対応まとめ 5市町が学校再開、36市町は休校期間延長-神戸新聞NEXT

 

専門家「休校は授業の遅れや家庭の負担などの影響も大きい。何度も使えない切り札を使ってしまった」

一斉休校、科学的根拠は不明 専門家が批判-時事ドットコム

 

学校を既に2週間休校にし、履修出来てない授業時間数(単純計算で既に60授業)を、県教委は夏休みをどこまで具体的に短縮する考えなのか?
 温暖化による猛暑で、市町村議員からは、登下校や部活動時の暑さの心配の声は、普段から出ているので、バランスが求められます。
 災害時もそうですが、『先行きが見えない』時だからこそ、仕事としての判断が必要。
 
<新型コロナ>休校延長 未履修に学校「悩ましい」 児童「友達に会いたかった」-佐賀新聞LiVE
 
 
 
休校2週間で、既に子どもの生活サイクルが乱れている事を、心配する保護者の声
 
静岡市の小中学校 あすから登校再開 準備に追われる児童も―NHK NEWS WEB
 
  -------
 
学校教育を担当する大臣(文部科学省)にも、『学校休校』を相談しなかったという事は、理にかなっていないから。
 大臣、今からでも遅くはありません。
 グチは、内閣でも言って下さい。
記事では、飲食店に行った事が批判されていますが、飲食店などは死活問題で、外食=危険ではない。混み合っていないお店に行きましょう。
 
萩生田文科相 宴会で「俺は一斉休校には反対だったんだ!」-NEWSポストセブン
 
 
 
コロナウイルスの影響で、『仕事を休まなければならなくなった』方や、『業績が悪化した事業者』さんなどへの助成金について、申請がいつから出来るのか、いつからお金が出始めるのか。厚生労働省電話相談(コールセンター)に先ほど電話したら、「【申請期間】がいつからか決まっていない」との事。
 どなたかご存知でしたら、教えて下さい。よろしくお願い致します。

 

  -------
 かかりつけの病院で診断してもらい、コロナウイルスが疑われ、(専門病院で検査したら)陽性が診断されたとして、かかりつけの病院がどこだったのかネットなどに漏らされてしまったら、『風評被害』として、その病院に通わざるを得ない患者さんなどは、困ってしまいます。病院は、悪くありません。ネットや、ちまたの情報はデマかも知れません。
 コロナウイルスでは、埼玉県民が730万人いる中で、陽性の方は累計で32人ですが、もしも『次の新型感染症』でこの何倍もの人数だとしたら、この風評被害や、不安な心理は計り知れません。
 狭山をはじめ県西部地区の病院と私は連携して、コロナウイルスの対応で、現場で困っている事で、これまで皆さんにお伝えしている事以外でも、対応に当たっています(発熱37.5℃以上が複数日あるなど心配な場合、相談センターに電話して、受診をお願いします。0570-783-770。24時間・土日祝も)。
 
 
 
子ども学校で習った事が、親に伝えられれば、親・大人は従わざるを得ません。
 たとえば、ゴミの分別・タバコの害・認知症の方との接し方などは、学校で習います。
 (学校が再開されて)『感染症防止』も学校で習えば、地域の感染症対策が向上するかも知れませんね。(あれもこれも学校で教えるべきだとは思っていませんが、学校が再開されれば、間違いなく、先生は説明します)
 (包括支援センターの方に、医療・介護施設の状況を伺っている中で、教えて頂きました)
 
  -------
 インフルエンザで、国内で1年間に亡くなる人数は『1万人』
 インフルエンザに感染した人数は年間『1千万人』だそうです。
 今回のコロナウイルスで、感染症予防対策の考えが多くの方に普及し、インフルエンザにかかる方が少なくなるといいと思います。インフルエンザはその年によって感染者数の変動が大きいので、感染症予防に取り組んだ成果を数値化して評価するのは、簡単ではないかも知れませんが。
 (この厚労省の数字のもとのページをご存知でしたら、教えて頂ければありがたいです)
温暖化で、感染症の発生回数は増える見込みとの事なので、確かな備えで立ち向かいましょう。(写真は、TV東京。8日)
 

 

  -------
 『学童保育』の全国組織が自ら「学童保育は、子ども達の親密な交わりが特徴であり、コロナウイルスへのリスク回避という点では【学校以上に危険な場所】です」と、外部である行政に文書で言わざるを得ない状況を申し訳なく思います。
 リスクを負っている現場と、県教育委員会とのバランスが悪過ぎると私は直接言っています。放置出来ません。
 これでは『少子化』に拍車がかかる。急に『学校休校』にして、特段の対応もしない。これで「子どもを産みたい」と多くの若い方は思うでしょうか?
 悪いのはウイルスではなく、対応です。