2020年4月22日の活動

 

案の定、埼玉県庁は良くない事で、報道された。
 「『手話』言語条例があるにも関わらずスピード感が無いのでは?」
 既にコメントで批判がいくつもUPされている。
 こうならないように、避けられたのに。

埼玉県・大野知事が定例会見4月21日(全文2)手話通訳導入は議会と相談したい―Yahoo!ニュース

 

新聞記者から知事へ質問「今日の会見でも、例えば庁内の職員で手話通訳が出来る方を横に置くとか、(飛沫のせいがあるのかも知れませんが)マスクを取って対応するとか、そういった工夫は出来なかったんでしょうか?」

埼玉県・大野知事が定例会見4月21日(全文3完)東京との格差はわれわれも不本意-Yahoo!ニュース

 

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【軽症患者が容体悪化し、病院空き無く『自宅待機』52才 死亡】埼玉県 ①
 大変に申し訳の立たない事を報告しなければなりません。
 白岡市在住の軽症・自宅待機中だった52才の方は、一昨日 体調が悪化し、入院手続き中で、昨日朝、父親が連絡しても、つながらない事から午前9時過ぎ 家に行くと、倒れているのが発見され、死亡が確認されたとの事。これ以上の詳細を県庁が報告するか・検証を行うかは不明ですが、【施設が確保出来ていれば、防げたかも知れない死亡】という事は否定出来ません。そう県庁は言わないのではないのでしょうか?
 私は提言書を県議会に提出。個人ではなく県議会として、軽症の方を確認出来る『ホテル』などの早期確保を知事に申し入れ、個人的にも動いておりましたが、このような事になってしまいました。県庁HPには『ご冥福を』と書かれているようですが、それよりも早期の対策を一層進めなければ、2人目がいつ出るかと思っています。
 亡くなられた市の県議とも連絡・連携を取っています。

 

 

 

県庁のHP

新型コロナウイルスに関連した患者の死亡について―埼玉県庁

 

 

 

 

【軽症患者 容体悪化し、病院空き無く自宅待機52才 死亡】埼玉県②
 県庁は一昨日「症状発症から8日以降に悪化する可能性は低い」と発表。その判断が亡くなった方にどのような影響を及ぼしたか。
 その方が症状が悪化したのは、発症から9日後。(犯人探しではなく)まず細かな検証が必要。
 一昨日 「病状が悪化した」と保健所が思った際、『診察』はしたのだろうか? (写真はTV埼玉)

 

 

【軽症患者 容体悪化し、病院空き無く自宅待機52才 死亡】埼玉県 ③
 「軽症者の自宅療養認める」との県庁の発表はおかしく、新たな入院ベットと、ホテルを確保出来ていない事がこの方針を出した理由。今日以降、この方針は、どうするのか?
 県庁は「対応に問題は無い」と記者会見しているが、少なくとも病床・ホテルの確保に問題があるのは明らかで、不適切発言。向き合う姿勢自体に大きな問題がありそう。 (写真は、読売新聞。21日朝刊)

 

 

【軽症 自宅待機者の『死者』を出さない具体策とは?】④
 埼玉県で軽症 自宅待機者は現在、349人。
 死者発生の再発を防止するには『新たな視点』の具体策が必要。そこで、保健所 職員だけでなく、市町村の医療関係者、もしくは市町村 保健センターの保健師を、保健所の委託職員とする。(軽症者の同意がもし必要なら、陽性が分かった時点で同意を得て)その委託職員が軽症者の日々の健康観察を強化、悪化した時に即 入院につなげる。  
 今夜も私は、医療関係者と話していますが、何かありましたら、ご指摘下さい。

 

 

県庁が「対応に問題は無い」と、『病状悪化しても入院出来ず、自宅で1人亡くなった52才』の方についての会見で言ってしまいましたが、今耐えられないくらい つらい状態にあるのは、52才の子どもを亡くされた親御さん・ご遺族だと思います。県庁が会見する際、その質問をされる事は当然想定していたはず。せめて「今つらいのはご遺族だと思うので、先入観無く再発防止策を考えたい」と『だけ』言うとか、「対応に問題無かったか検証してみないと言えない」などと答える事を、県庁9千人の組織として誰もアドバイスしなかったという事か。
 つらい思いや心配・不安を抱えている県民に向き合っている姿勢ではない。埼玉県庁では『SDGs』なんて、言える立場に無い。

軽症で自宅待機の男性死亡、埼玉-KYODO

 

 

私の専門は、児童虐待対策です。昨年、県庁の担当部長に、私から「もし今後、虐待で子どもが亡くなったら、埼玉県では『対応に問題は無い』と言わないようにしましょう」と話していました。(コロナウイルス対策は、別の担当部署)
 交通死亡事故があると、警察は必ず検証し、新たな対策を必ず行います。
 何か大きな事件が起きて、対応が変わるのは、それまではそこまで重要視していなかったけど、『見直しをして変わった』という事です。ですから、「対応に問題なかった」と思った時点で、これまでやって来た事の見直しはそれ程行われず、今までの延長上の対応で、新たな対策であっても、伸びしろが知れています。
 行政が担当する事で、人が亡くなった時点で「対応に問題無かった」と言いきるべきではないと思うし、『万全』もあり得ません。

 

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狭山市 新たな陽性 22日(火)
 『交番相談員』60代男性とだけ県庁HPに書いてありますが、県内の交番ではありません(小平署)。この方を含め、新たな陽性4人は、既に家族に陽性あり。
 もう1人は施設職員で勤務先(狭山ではない)に既に陽性者あり。
 早くよくなりますように。

新型コロナウイルスに関連した患者等の発生について(県内683例目、690例目~708例目 県発表452例目~471例目)-埼玉県庁