コロナの患者も、他の病気の患者も大事。そして、重症の患者への手厚い対応が必要。そこで神奈川県は📷資料のように、先月27日に【コロナ入院優先度判断基準『5点以上が入院目安』】を発表し、12月7日から実行されるとの事です。
埼玉県でも、このように基準を明確にし、どの病気の患者さんも安心出来るようにしていければと、県庁と話しています。
コロナの事ばかり報道されるので、コロナ患者さえ何とかなればと錯覚してしまいそうですが。
(資料解説:酸素吸入者・透析患者・自宅療養が出来ない方・妊娠37週以降の方は、必ず入院。入院が必要と医師が判断した場合はその判断を優先する)
【コロナ陽性者 各年代『重症化率』と『死亡率』】(📷資料)
70代の重症化率は4月までは26%でしたが、現在8%で1/3以下に改善し、70代までの9割以上は、重症化していない事などから、先ほどの入院基準を神奈川県では定めました。
『死亡率』で、70代5%、80代12%、90代16%という状況である事から、他の病気の患者が入院出来なかったり、手術が遅れたりした時、重症・死亡率が悪化しない事も大事ですよね。
【資料】神奈川県の『入院優先度判断基準』はP21に、『年令によるリスク 死亡率』はP15にあります。
神奈川県感染対策協議会第3波における新たな入院適応の考え方-神奈川県健康医療局