コロナの緊急小口資金貸付の担当職員の話では「4月、年度が明けて、『雇い止め』になった方がどの程度増えるか 心配している」との事。
今日(木)、県議会で国のコロナ対策⇩に伴う議案を審議します。
国会・省庁で決まるコロナの対策は、短期的過ぎるし、少額。大不況が長引く事は誰の目にも明らかで、今が底なのに。
渋沢栄一が晩年、大不況で国民に頼まれ、政府に最期のお願いに行った時のセリフではありませんが「こういう時に使ってもらう為に、税金を一生懸命納めて来た」のではないでしょうか。
(次に実際の渋沢のセリフについて紹介します) (記事は、産経新聞24日)
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『生活保護』制度の創設を働きかけたのは、大河ドラマ・渋沢栄一
昭和5年(1930年)に、渋沢栄一は、全国の民生委員に懇願されて、病気の身を押して、大蔵大臣・井上準之助に最期のお願いに行った時、⇩「私達が働いて来たのは、こういう時にこそ、(税金を、困っている)皆さんに役立てて頂きたいから」「困っている人を何とかして」と発言し、翌年、渋沢の死後になりましたが、現在の『生活保護法』(当時の救護法)が制定されました。
書籍『男子の本懐』を私は学生時代に読み、その後、赤坂墓地の浜口 雄幸総理・井上大蔵大臣の2人が並ぶお墓に何度か参っており、高知県にある浜口総理の生家も見学させて頂いていますが、上記の事は、⇩書籍『渋沢栄一に学ぶ福祉の未来』に書かれています。
これから、県議会のコロナ対策の審議に行ってまいります。
現在発売中です。
買って読んでみて下さい。
『資本主義の父』というイメージが渋沢栄一は強すぎますが、これを読めば、変わります。
私は行動が変わっています。
「方面委員」が現在の民生委員さんで、渋沢栄一は会長を務めていました。
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コロナ緊急対策の県議会予算委員会が終わり、いま午後6時、やっとお昼ご飯(今日に限らず、昼食時間は遅れる。ちなみに朝食は食べません)。
写真は、予算委員会の今日の『質疑・答弁時間配分表』で、49人の県議所属の最大会派など、各会派は時間が足らなかったようなので、私の1分を差し上げたほうがいいかなと思いました。
これまでの審議では、他会派で時間を余らせたまま終わる事が何度もあり(民主・共産など)、「その1分・その30秒があれば」と、救われたい思いの手を私は伸ばしておりましたが。
今後の課題として思ったのは、今日のような緊急審議の場合、(説明の答弁がどうしても長くならざるを得ないので)質疑・答弁セットの時間ではなく、質疑の時間だけを区切って、質疑時間が確保出来ればと思いました。私のFacebookは、県議にも見てもらっているので、この場で伝えさせて頂きます(喉元過ぎればに、私もならないように)。(この事は、県民に関係無いように思われるかも知れませんが、現場ではそうではありません)最後になりましたが、予算委員会の皆さんに、感謝します。
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飲食店 時短協力金の支給状況 埼玉県
1~3期 申請の97%・7565件支給決定・38億円支給済み。
4期 申請の72%・1万4千件・251億円。
5期(3月8日から受付、2週間経過)申請の28% 79億円。
6期(22日から受付、今日までに)20件 1300万円。
支給したお金は合計369億円。
《松澤県議(吉川市・松伏町)の質問。県議会予算委員会》
私も市内のいくつもの飲食店から問い合わせを頂いており、こういう情報は、県庁HPに掲載されていないので、掲載を依頼。
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県内 全ての介護施設職員のPCR検査 埼玉県
県内全入所施設1457施設のうち、検査を希望した809施設(56%)のうち 昨日現在、2万9378人が検査を終え、陽性者は8人・陽性率0.03%。
3月に陽性者の出た19施設のうち7施設がこの検査によって発見でき、無症状のうちに判明し、早期発見出来た。
≪美田 県議(三郷市)の質疑で、①検査を受ける施設数を今後増やすよう求め、②陽性者が職員に出た場合の支援の仕組みの強化を求めていました。県議会予算委員会》
コロナ対策 県民の代弁者・代理者である県庁
⇩下記は、高齢者施設職員の4月以降6月までの(例えば、週1回くらいの)PCR検査についての厚労省の通知。通知には対象が明示されているものの、これを県庁がどう解釈し、『現場』の代理者として、介護施設に限らず、【訪問】介護職員まで検査を行えるように「省庁と交渉を」と、今日の県議会予算委員会で私から質問。
今後に期待しております。
『訪問』介護職員は県内3万5千人いると県庁は、答弁していました。(通所の職員は14万人)
部長の答弁では、訪問介護職員の要介護者との密着度は高くないかのような話でしたが、訪問介護職員も、密着度は高いです。
(今後、質問・答弁のビデオ映像をお見せします)
赤く印をした所を特にご覧下さい。「必ずしもこれらに限るものではなく」とわざわざ書いてくれています。
(全文は5ページあります)
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東京都庁は、根本的なコロナ対策は遅いのに、小手先が埼玉県庁より うまい。
変異ウイルス検査数は、埼玉県のほうが上では?
埼玉県庁に検査数の発表を求めていますが、県庁は まだ発表出来ていません。
(写真は、今夜のNHKより)
写真は、コロナ緊急対策を審議した予算委員会の今日の私の質問中のシーン 《緊急小口資金貸付について、県・市町村社協がパンクしている問題について》
部長が答弁している時、知事が心配・気になって後ろを振り返り、他の部長が内容が分からない為、首をかしげている所です(事前に質問内容を伝えてありますが、管理職が知事に実態の情報をあげていません)。
災害時・非常時、県民が出来るだけ困らないように 仕組みを変える(=県庁が叩かれずに済む)には、非常時の担当職員(コロナでは保健医療・福祉・産業労働)を増やすだけではダメで、県民が気にしている重要な点を、1歩離れた位置で確認・(出来れば)調整し、マスコミ・県議会などに伝えるスポークスマンの役割が大事で、昨年2月末から部長・知事に求めています。
どんな組織も、特に組織が大きいと余計に、上司(知事・社長)に気を使おうという心理がはたらきます。しかし管理職が上を向いていて、周りが見えていないと、上司を守っている事にはなりません。組織が困らないようにする管理職が 社長(知事)以外に必要です。
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写真の1枚目は、コロナ緊急対策を審議した予算委員会の今日の私の発言(一部)
事前に知事や部長、他会派の県議にも(出来るだけ)伝えて、委員会に のぞみました。
会派(知事派・自民)を超えた連携や、県庁との協議がうまく出来なければ、困っている県民の立場に県庁が立てていない問題は、たなざらしのまま。
まして今は(県民にとって)過去60年間 最大の非常時。
写真 2枚目は、コロナ緊急対策を審議した予算委員会の私以外の発言の一部概要
📷写真は、コロナや災害時に、県議会が県民の代理として動き、なおかつ県庁が円滑に対策に取り組む為の、新たな手立ての提案。
非常時には、同じような事を複数の人が聞きたくなってしまいます。県議会議長に⇩文書を提出・話したところ、議長は以前から同じような思いを持っていたそうです。
他の2つの会派の代表とも私は話し、県議会で2番目に議員数の多い会派の岡代表は、自衛隊のレンジャー部隊の経験があるので、歴史に基づいた災害時の対応の必要性を県庁に既に求めていました。明日以降、実現に向けて、県議と打ち合わせを重ねて行きます。