今後の感染者増加を想定した埼玉県コロナ対策 17日現在
『酸素ステーション』は、いくつもの所が名乗りをあげて下さっており、既に酸素機器を送っている。何カ所かは今後公表。今日現在48時間以上 入院調整を行っている方はゼロ。自宅療養中の中等症患者への健康観察・診療を行う協力医療機関(現在約500)を倍に増やしたくお願いしている。症状が軽快した入院患者の宿泊療養施設への移送を強化する。
『抗体カクテル療法』のこれまでの国の規定(在庫を認めない、1週間を超え、入院者でなければならない)は現実的ではないので、大野知事から政府に何度も話し、最終的には総理と直談判して、拠点病院に在庫を置いて適正投与を行う事を先週、総理が認めた。具体的な拠点病院と薬の数は県で決まったが非公表。薬は送った。
新規陽性者が2千人程度(予定していた手術の延期など、一般医療の制限レベル)に来週半ばになる事を想定し、そうなった段階で、緊急の医療機関に指定したホテルで『抗体カクテル療法』を実施する準備を進めている。
重症病床の無かった病院に知事からお願いし、了承頂いた所もある。
8月末段階で新規陽性者3千人程度の厳しい想定で、ホテルで中等症Ⅱ患者の酸素吸入を実施する想定をしている。これらの想定は、どの段階であっても必要により実施する。
8月25日・26日9~19時に1日あたり千人の接種を行う予約を、19日(木)13時から行う。接種会場は北浦和の県南部ワクチン接種センター。アストラゼネカ社製。対象者は、40才以上(職種制限無し)。2回目の接種は10月20・21日になる。
“病床使用率7割”というのは、空いている誤解を招くと専門家から意見があった。酸素ステーションに救急救命士が関わるかどうかは、検討レベル。