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『飲食店への時短要請』について昨日30日(木)、県議会で私が質問した内容
質問:
飲食店からは『現在 お酒を提供してはダメな中、閉店時間も守らない居酒屋は、他の店がやっていないので1か月の売り上げが1千万円以上になっており、過料30万円は痛くないのではないか』という声を聴きます。
真面目に規制を守る飲食店にとって、閉店時間を守らない店の繁盛ぶりを横目に見ながらの期間が明日以降も続きます。「そろそろ通常営業にしようと思う」と言う声も聴きます。
そこで、飲食店が要請を守りやすいよう質疑致しますが、①明日からは『まん延防止』にもしないので、違反しても(法律上)過料は科せませんが、これは政府の強い意向なのでしょうか? ②酒提供禁止を守っていない店は、『Go To Eat』より稼げている居酒屋もあるのではないかと思います。守っている飲食店の視点からどう思われますか?
③過料を科すまではどのような手続きで、これまで違反が疑われる飲食店数の多い市町村では何店あると県は把握され、うち過料を科した店舗が合計何店あるでしょうか?現在命令を出している店舗は県HPに書かれていますが、これまでの累計などは示されるのでしょうか?
大野知事【答弁】
まず「10月1日以降、過料は科せないが、政府の強い意向なのか」についてのお尋ねでございます。
緊急事態措置においては特措法第45条第3項に基づく命令に違反した場合に過料を科す事が出来ると定められております。政府によって緊急事態宣言が解除された中、一般的に法に定めの無い罰則を科す事は出来ないと理解しております。
次に「酒類提供を守っていない店は、以前のGoToEatより稼げている店もあるのではないか、守っている飲食店の視点からどう思うか」についてでございます。
酒類提供禁止を守っていない飲食店の利益については把握をしておりませんが、真面目に遵守している飲食店からすれば、不公平感のみならず、自分達の感染防止への努力を踏み台にして利益を享受している店があると、大きな憤りを感じていると思います。私もそういったお声を実際に耳にしております。私としては、感染拡大防止に向け、県の定めた要請を是非遵守して頂きたいとお願い申し上げるところでございます。
次に「過料まではどのような手続で、違反が疑われる飲食店が多い市町村では何店舗あり、うち過料を科した店舗の合計は何店あるのか」についてのお尋ねでございます。
過料までの手続につきましては、まず事業者に対し、電話や文書により、営業時間の短縮などにご協力頂けるようお願いをさせて頂きます。
このような店舗が一番多い市におきましては、約240店舗ございます。
御協力頂けない場合には、事前に通知を行った上で、特措法に基づき、要請、そして命令を行う事になります。そしてこの命令に応じて頂けない場合には、地方裁判所に対して、過料事件通知を行う手続きになります。これまで、通知を行ったのは10店舗になりますが、9月22日に裁判所に確認したところ、まだ手続中で過料を科した実績は無いとの事でした。
最後に「命令を出している店舗の累計は示されるのか」についてのお尋ねでございます。
議員の御提案のとおり、要請や命令の市町村別店舗の累計数につきましては、県のホームページで公表してまいります。
(📷写真は、議会中継📺より)
相変わらず寝不足の目で すみません。
前日の夜も飲食店の方々からしっかりお話を伺いました。
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