太平洋戦争の際、沖縄戦で亡くなった方の遺骨が埋まった土砂を、埋め立て工事の為の土砂として使わない事を政府に求める埼玉県議会での議案が、どの政党も『全員賛成』で可決されました。私が提案した訳ではありませんが、6月議会からその必要性を求めておりました(沖縄県議会以外で奈良県に次いで全国2県目かと)。
埼玉県出身の沖縄戦死者数は、(他の島から転戦して来た資料が残っていないので)沖縄戦と南方諸島で亡くなった方を合わせて2万8千人となっており、埼玉県人口の70人に1人(昭和20年 人口205万人)です。
埼玉県知事が全国知事会『米軍基地問題研究会』会長を務めていた事もあり、今回の事に限らず、私なりにこれまで動いて来ました(⇩コメント欄で紹介)。戦後も大変な状況なので、沖縄の方や、沖縄戦で亡くなられた関係者の方に、少しでも 顔向け出来ればと(故 翁長知事にも)。
今回のように、県議会の中で、考え方が違っても、一致点を求めて、進めていきたいと思います(皆さんに感謝です)。政党の枠や、これまでの概念を超えて。
県議会で自民が、辺野古基地への遺骨の土砂埋め立てすべきでないと、どう納得したかが書かれてあります⇩。
今後、他の地方奈良議会で輪が広がり、政府の考えが『新たに』なればと思います。
(10月5日 朝日新聞)
沖縄で亡くなられた方へのこれまでの私の活動。
2019年2月23日の活動-埼玉県議会議員 中川ひろしオフィシャルサイト
沖縄・糸満市『平和記念公園』には、埼玉出身の慰霊『埼玉の塔』があります。
私は自転車で沖縄を周っていて、お邪魔しました。