【埼玉県コロナ融資制度】の貸出状況 『経営安定化資金』など
4月1日から始まった県の融資制度は、5月末までに、申請が認められた(承諾)のは、3270件・合計921億円。
国の『金利ゼロ』の“新型コロナ対応資金”は、5/1から始まり、5月末現在、承諾が4766件・979億円だが、融資限度額は3千万円なので、それでは足らない事業者が現在も県の制度を利用している(5月1ヶ月で承諾1063件)。
県の融資制度は、上限が1億6千万円。申請から承諾までの期間は、早くて5日~平均1週間。
1番把握していなければならないデータが、県庁に現在無い。【何件が断られたか】。これが分からないと、県庁として、コロナ禍の県内の事業者の状況を把握出来ない。私から調査依頼しました。分かり次第、お伝えします。
国の融資制度 (コロナ対応資金)
新型コロナウイルス感染症対応資金の創設について(令和2年5月1日から運用開始)-埼玉県庁
コロナ禍を理由に【裁判所】の業務が通常時と比べ縮小して、『倒産』の事務処理が進まず、倒産手続き決定が表面化していないケースが相当数あるとの事。手続きが進まず、どれ程の県民が困っているでしょう?
県民の方から民事裁判のご相談があり、お話を伺っていますが、裁判所から「いつになるか分からない」と言われたとの事。お金に困っているのに。手が足らないなら、まだ分かるのだが、そうではない。
こういう事があると、裁判官などの裁判所職員が、本当に公務員でいいのか疑問に思われる。“身分保障”されていても、『市民感覚』がどう担保されるか。コロナのこんな大変な世の中で(そうでなくても、『増税』で大変になっていたのに)
5月の倒産低水準 コロナ禍による裁判所業務縮小で-Yahoo!ニュース
コロナなどの影響で『生活していくお金に困っている県民・個人事業主』の方の【無利子】貸付を申し込みが増加しているのに、県庁職員が申請手続き機関(県社会福祉協議会)への応援派遣を引き上げてしまったので、余計に時間がかかっており、応援派遣を私から求めました。
県職員が1日あたり4人応援に入っていた4/23~5/8までは、申請許可待ちが301人だったのですが、最近6/1~5は、374人に増加しています。当初は申請から3日くらいで送金とお伝えしていました(緊急小口資金)が、現在は7~10日かかっています(総合支援資金は、3~4週間 かかっています)。災害時もそうですが、生活・経済は後から悪化していくので、今からが大事です。
この貸付制度で他の課題もあり、明日以降 取り組み、お伝えします。