岐阜県立専修学校、森林文化アカデミー視察(県議会、自然再生特別委員会)。学長さんなどからお話を伺いました。
就職率90%。
県立の林業専門の学校は、全国に6校(群馬・長野・静岡・京都・島根)。
私が聞いたのは、ハウスメーカーではなく、地元木材を使った富裕層の住宅需要を喚起するには、100年住宅のモデルルームが必要なのではないかと思い、その考えはあるとの事でした。
川辺バイオマス発電株式会社(岐阜県川辺町)視察。社長さんなどからお話を伺いました(以下)。
製紙工場のグループ会社で、発電された電力は製紙工場に送電され、ダンボールの原料を製造する工程に利用されている。
コストの安い建築廃材や生木(4割)を細かくチップ化して燃料に。間伐材は岐阜県は入手しやすい。
発電能力4300kWの蒸気駆動式タービン発電機により実質4000kw/hの電気を発生させ(1日9万2千~9万4千kw)、うち2900kwを製紙工場で利用、工場の電力の半分をまかない、800kwを発電所で利用。中部電力より若干安い。
また、42t/hの蒸気を生み出し、蒸気は製紙工場の乾燥工程等に利用されている。
平成19年6月稼動開始。建設費19億円のうち、1/3(6億円)が国補助。
木くず搬入1日トラック20台分。事前に他業者が破砕。木くずの供給会社は5年前は10社以下だったが、現在は30社弱。木くずは他に利用出来ない残さなので、供給業者としては運賃費が出ればいい程度だから安い。
焼却灰は瓦の材料に利用。燃え殻はセメント・道路砂に一部利用。
これまで苦労したトラブルは、木くずのコンベヤがほとんど。木くずに含まれる土がサンドペーパーのようにコンベヤを削ってしまう。
以前は木くずの中に石が少なからず入って持ち込まれたが、持ち込まれた時に断って、改善された。
年間345日、24時間稼動。4ヶ月連続運転し、メンテナンスを行う。流動層炉内の石などを取り除く。
周辺地元の理解を進める為、年4回住民協議会を行って、自治会長や議員などが出席している。
私から社長さんに、今後の御社の発電の方向性についてお聞きしました。
視察終了後、埼玉県庁の環境部長・エコタウン課長と、バイオマス発電などについて意見交換。