2014年7月18日の活動

事業者意見交換。
事務所。
市民相談。
署名に来られた方と意見交換。

小泉純一郎・細川護煕氏主催の【脱原発】講演会(港区)。

小泉純一郎・細川護煕氏主催の【脱原発】講演会がこれから始まります。
 TBS NEWS23など各ニュースで取り上げられると思います。
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 菅・鳩山元総理も出席。
 講演者:『新しい火の創造』著書、エイモリー・B・ロビンス氏。

3.11後の日本・ドイツ エネルギー政策の違い。0718_02

 3.11後、CO²は日本では30%上昇。ドイツは横ばい。
 日本はアメリカに乗用車以外のエネルギー効率で遅れを取っている。
 アメリカは2050年までに再エネルギー比率を74%にまで引き上げ目標。2.6倍のアメリカ経済を支える事が出来る。新しい発明は必要なく、法律も必要ない。企業が推進。アメリカでは州の単位、日本であれば県で出来る。
 エネルギー転換。石油・電力。まず自動車。電気自動車など。
 石油が私達から離れる前に、私達が石油から離別すべき。

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 電力:新たなエネルギーへの転換。
 20世紀の文化と21世紀の文化が一番衝突しているのが日本。
 効率性の向上が早ければ、電力需要は低下する。
 アメリカの電力需要のピークは2007年。2050年までに建物のエネルギー効率を3,4倍上げる。産業界の生産性を2倍に。
 エンパイア・ステート・ビルの改修工事の監修を務めたが、40%改善した。京都駅前のロームの建物も、新築するより、改修したほうが安くついた。
 自然エネルギーのコストは、引き続き下落(グラフは米国)。20州で無料で太陽光パネルを設置している。電力会社支配を迂回する事が出来る。
 アメリカの市場価格は日本の1/6、1/10。日本はなぜか。日本の電力会社は、太陽光の利益は出るが、風力は利益が出ないと思っている。
 日本の再エネ買取の97%は太陽光、風力は1%。風力は、煩雑な手続きと、電力会社によってうまくいっていない。これでは電力会社の利益は高まるが、消費者の料金は高まってしまう。
 世界の市場は分散型自然エネルギーにシフトしている。
 再生エネルギーの出力は変動するが、電力需要と同じレベルで予測可能。
 携帯電話よりも太陽光パネル市場の拡大のほうが大きい。
 原発はコスト、リスクがあまりにも高い。
 世界における再エネは原発の倍。
 アメリカの一部の原発は、経済性が無いと廃止している。


自然エネルギー・コージェネーションは、原子力の発電量を、はるかにしのいでいる。
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 世界の自然エネルギー電源は急激な伸びを示している。
 同じコスト・違うリスク。
 日本は世界の自然エネルギー飛躍をけん引する事が出来る。
 我々の電力を引き下げた所に見返りを与える。
 核燃料の再処理に経済性はない。3倍コストがかかり、難しい。
 失われた原発の半分の電力が、都市の節電で賄われた。(以上)
 
狭山に戻り、入間基地航友会狭山支部。
(1時前に帰宅)