2015年9月3日の活動

◆畜産バイオマス発電 野村牧場(釧路市)
 平成18年に、フン尿の臭いを無くす為、バイオマス事業開始。やっていなかったら普通牛は獣医に毎日かかり、1週間に1頭死ぬので酪農をやめていく。病気が無ければやめない。
 益肥のphが高いので雑草が生えづらくなり、農薬・化学肥料を使わなくて済み、牛が病気にかからなくなって来て乳質が良くなり(脂肪率4.2%、無脂固形分率8.8%)、生乳の買取り価格が高くなり(農協の一括買取りなので限界があるが)、いい事づくめ。
 初期投資が7~8千万円(補助金利用せず)。牛72頭。1頭1日50~60kgのフン尿。電気4kw。余った電力を売電 月20万円(単価42円)。
 馬は胃袋1つ。牛は4つあり、1つで200リットル、ドラム缶1つ分。牛が食べて反すうする時硫化水素を出すが、自ら脱硫する。牛は動くバイオマスプラントなので、その仕組みをコンピューターで取り入れた。牛の体温は38℃。菌を、牛の体温と同じ38~45℃で利用。
 住宅街でも臭いは問題無い。観光牧場をこういうやり方でやればいい。これまでのやり方がおかしかった。これから酪農をやるなら、こういうやり方で。デンマークでは法律で面積あたりの頭数が決まっている。

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◆畜産バイオマス発電 野村牧場(釧路市)
 写真は、発酵槽から、貯留槽を見た所。管の周りの茶色い鉄が、硫化水素で腐食しているのが分かる。

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 油圧で牛舎からフンを送り出す。貯留槽は、たまってしまうのでかくはんする。発酵槽が牛の胃袋。今のエンジンはガスだけで、軽油がかからない。
 メタンガスや二酸化炭素の発生を抑え、カーボンニュートラル。温室効果ガスを排出せず、自然環境を破壊しない
 釧路市は、『バイオマス産業都市構想』を打ち出している。

牛のエサは機械制御し、1頭1頭の所にゴンドラで運ばれる。

ゴンドラから自動で出て来たエサを食べるところ。
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 酪農を始めるには、設備だけで5億円。
 バイオマス発電導入前はフンをそのまま牧草畑にまいていたが、土にフンの層が出来て水が抜けなくなってしまう。元に戻せない。農協には『土』という考えが無いとの事。

飲み水は、しゃもじのような所を牛が鼻で押すと、出るようになっている。
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タンチョウ鶴は、生息地を分散化する事が課題との事。
 釧路では、道路を走っているだけで、タンチョウが普通に見られる。
 環境省の職員に昨日教えてもらった、ワシが車にぶつからないように、橋に黄色いサオが立てられているのが、確認出来た。

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 (県議会 自然再生・資源循環社会対策特別委員会 視察)

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演劇公演打ち合わせ(新宿)。
 戦争で特攻隊の前線基地だった鹿児島県知覧の富屋食堂のトメさんのお孫さんのお店『薩摩おごじょ』(新宿3丁目)で、来月演劇公演『MOTHER ~特攻の母 鳥濱トメ物語~』の打ち合わせ。

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 戦時中の1人1人の実際の気持ちはどうだったのか。特攻隊員、家族、地元の人、それぞれの想いを誇張せず、これほど忠実に示す演劇・映画は無いと断言します。
 鑑賞ご希望の方は、ご連絡下さい。詳しくは↓

『MOTHER ~特攻の母 鳥濱トメ物語~』コミュニティ

(0時過ぎに帰宅)

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里親「さよならも言えず」 委託解除され、行政と訴訟も 朝日新聞デジタル9月3日