事務所。
明日の講演準備。
(0時以降に帰宅)
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『安保法案・立憲主義』勉強会(川越)。
田城かおる参議院議員(全国比例)講演。(以下、内容)
「アフガニスタンへ難民支援に、議員になる前に行かせて頂いた(2001年~5年間)。タクシー、理髪店などで『中国人か?日本人か?』聞かれて答えると『タダでいい』と口々に言われた。
2003年、米軍の空爆を『支持する』と小泉総理が言った直後から、1歩も車以外で出られなくなった。それまでは市場にも自由に行けた。NGO職員、商社が、日本人だからと扱われていたのが、テロの対象に変わる。日本のODAは平和支援だったが、安倍総理が軍部への支援に変えてしまった。
安倍総理は、安保法制で日本を守ると言っているが、世界中で日本の為に働いている日本人の命を盾にして、何を守るのか?」
近藤昭一 衆議院議員(立憲フォーラム代表。超党派の衆・参議院議員40人)講演。(以下、内容)
「8月30日の国会前デモのような、国会前にデモがあふれる写真を政府は撮らせたくないから、国会正面へ向かうデモ参加者を警察が地下鉄出口で出させないようにしている。本当はいっぱいではないのに、違う所に行かせている。世界では、例えばホワイトハウスの前などは広場になっているが、国会前は道路になっている。
デモは12万人と発表され、国会周辺の駅の乗降客数が8万人だったので、10万人以上いたと思う。警察関係者が3万人と報じられたがウソ。産経新聞が調べ、写真に写っている人が3万人だと言った。
来週14日夜、5万人集会を国会前で呼びかけている。
イスラエル、パレスチナに10数年前行って、戦争で攻められて怨念が生まれていると思った。ドイツ・フランスはエリーゼ条約を結び、若者達が交流をした。日本が9条を持ち、専守防衛の自衛隊を、世界に広める事だと思う。
安保法案は、衆議院で100回以上、参議院で95回、国会審議が止まったのは、今までに無かった事。
日本のイージス艦の情報は、米国に行っているので、日米は既に蜜月。
日本の有事、朝鮮半島の有事、世界でアメリカが何かあった時…。地域的な抑制を外したのが、今回の安保法案の要旨。
自民党憲法草案には102条に『国民は全て憲法を尊重しなければならない』と、“国民”をしばろうとしている。『拷問を絶対してはならない』という“絶対”も取った。
来年改選期の与党参議院議員は、安保法案の質問もしていない。
安保法案が通っても、参議院選挙後に、廃案にしたい。
(近藤代議士には、脱原発の地方議員の会『グリーンテーブル』でお世話になっています。今日も勉強会終了後、小宮山代議士の配慮で、10時半過ぎまで意見交換させて頂きました)
(今日の勉強会には、狭山から秋山淳子 元市議も参加)
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【市議が自民党を離党してでも、反対】
党の考えが間違っていると思えば、党内で徹底的に意見をぶつけ、反対の意思を市民に伝え、あるいは離党する。
「怖いものは無い」と言った議員を、また、そのように行動している議員を、尊敬します。
選挙でよく言われる“市民の代弁者”が、試されている。
安保法案、地方の自民から異論 離党、廃案へ署名集め… 朝日新聞デジタル 9月8日