2015年10月13日の活動

市民団体要望対応。
西部地域振興センター所長。
県庁。
森づくり課長。間伐した森としていない森の保水力の違い。

県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会。
農業ビジネス支援課長。バイオマス産業都市。
資源循環推進課長。生ゴミ利活用の調査依頼。
温暖化対策課。
市民共同発電。鴻巣・北本・行田市で導入可能性調査。東松山・小川・滑川・嵐山・ときがわ・東秩父・吉見・桶川市。
 山口防府市では25年4月から市で生ごみバイオマスをPFIで稼働。分別をそれほど徹底しなくてもいい。
長岡市生ごみバイオガス発電センターは、下水処理場と隣接。
 バイオマス・タウン構想は、秩父市だけ。以前は補助金をもらいやすかった。バイオマス産業都市 (主は農水)は県内に無い。
環境部調整幹。
下水道局副課長。バイオマス発電。
各会派と意見交換。
知事特別秘書。

【外国人観光客誘致を考える】
 今年1~7月までの訪日客数は前年比5割増し(47%増)の1,106万人。今年1年で1,800万人を超える見込みとの事(政府観光局)。
 東京オリンピックのある2020年までに訪日客数2000万人を目指すとし、埼玉県ではその5%にあたる100万人を県内に誘客するとしている事から、私ども会派の松坂県議が議会で質問しました。来週からは、『地方創生』の特別委員会の審議が始まります。
 さて、日本の内需拡大を目的とし、インバウンド(外国人旅行者誘致)を、特に、2020東京オリンピックを目指して増やして行こうと言うのであれば、【在留外国人の住み心地】を良くするのが『近道』。
 『おもてなし』を口にするのであれば、ただ旅行で日本に来させて、高い物を買ってお金を払ってくれる事を期待するのみでなく、在留外国人の方が、自らネットで日本のいい所を発信・紹介して下さるようになるには、何が欠けているか。
①高い飲食店ではなく、安い居酒屋に気軽に寄れる『外国語サイト』の開設。外国人は、安く旅行したい。
 これは、日本人の生き方を結果的に、問い直す事に。
②“なんちゃって”でも『和風』の建物の建設を(観光地でなくても)。おしゃれなお店は二の次。

1013_04「どこの観光地だろう」と思ってしまう。ここは・・・

1013_05東北自動車道 羽生パーキングエリア上り線

 (日経『自動車でタイムスリップ 鬼平犯科帳PAは超リアル』

 東北道の『鬼平犯科帳』サービスエリア、『小江戸川越』が、日本人に受けているのと同じ。京都駅のような近代的建物は、×。
 おしゃれな店は1度行けば充分だが、人当たりのよい店は、また行きたい。 
 『爆買い』よりも、『バックパッカー』的な旅行者を大事にすべき。
③今後日本が国際社会に貢献していくには、外国への金銭の支援だけでなく、国内において、外国人の教育支援に力を入れて行く事が必要だと思いました。
 まして、歴史上、過去も未来も含めて、日本でこれ以上無い大幅な就業人口減少と高齢化が今後ある中で、外国人の日本への受け入れをどうするかは、既に課題として上がってはいるものの、介護人材として、フィリピンからの受け入れを行っているのみだと思います。
 地中海を渡ってヨーロッパに来た難民は、今年61万人(今月前半だけで10万人)。一方、昨年、日本で難民申請のあった5000人のうち認めたのは11人。難民を多く受け入れないのなら、せめて在留外国人をもっと大事に。
 いま日本の、自主的な、精神的『開国』が問われているのだと、思うようになりました。

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【大雨は県内でどれだけ増えている?】 豪雨災害を考える①
 最近10年間とその前の10年間とを比べると、埼玉県内での大雨の回数は何と2倍近く(1.8倍)増えている事が今日、県議会で明らかになりました。
 茨城県常総市では大雨で、田畑が海のようになりました。私達はあの水害から何を学ばねばならないのでしょう。

1013_01県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会 資料

【農地があると、大雨の時には】 豪雨災害を考える②
 川に雨水が一気に流れこむ量を農地で雨水をキープして頂き、川のはんらんの可能性を低くする事が出来ます。(グラフ)

1013_02

 しかしここで大事なのは、もしも農地の周辺が住宅地になっているとその雨水のあおりを受けて、家が浸水してしまいます。常総市では、そうやって住宅が被害を受けた所がありました。
 今後も増えていく大雨から市民の命と家を守る為には、川の近くや低い地形の地域(都市部も含め)には、今以上に家を建てないようにお考え頂き、人口を他に集積していく必要があると思います。チャラい事を言っているだけではみすみす人命を失うので、申し上げます。日本は、亜熱帯化していると思います。災害がこれから減ると思っている人は誰もいない。それなら具体的な変化が必要です。
 温暖化防止にも取り組まねばと思います。

【農地はどれだけ減った?50年前と比べて】 豪雨災害を考える③
 50年前(昭和40年)と比べて埼玉県内の田畑は半分(51%)に減っている事が、今日県議会で質問して分かりました。また、森林は1割減っています(91%に)。単純に考えれば、地面の保水力は半分以下になっている事を私達は意識しないとならないと思います。
 私達は道路が冠水すると大騒ぎになりますが、そもそも農地や森林だった所が開発されて、アスファルトや建物で地面がプラスチックの板のように水が浸透しないので、水が行き場を失っています。
 アスファルトで水が浸透する材質を使っている所もありますが、限界があります。大きなダムを造るのではなく、身近な所で雨水を貯める必要があります。アスファルトや開発ばかりするのも考えなければならないと思います。死者が何人も出る前に。

1013_03資料は今日、自然再生・循環社会対策特別委員会で私が質問した事