2012年8月21日の活動

新聞記者と意見交換。
全国若手市議の会OB会研修会。
拉致問題担当大臣 松原 仁 衆議院議員、講演「拉致問題」(以下)。
 当初の拉致議員連盟は北朝鮮寄りになったので議連を解消して、私が新たな議連の事務局になってつくり直した。当時、大使館周りをやったが、当時はアメリカ大使館も拉致の認識がなかった。
 小泉訪朝で北朝鮮は拉致を認め、日本国内で話題になり、議連は30人から200人を超えた。
 日本は相手におもねる外交。1国で経済制裁をした事が無く、国連決議するか、3か国以上が制裁するかしないと制裁しなかった。
 拉致問題は“3つの原則”があると私は考える。①風化させない。皆様にも署名の協力をお願いしたい。家族が元気なうちに。拉致問題が解決しなければ、日朝国交回復の汚点になる。北朝鮮とはかなり接触している。②金正恩は金正日と違う打ち出し方をすると思う。人権問題の解消によって、国際社会に理解を求める事をするだろうと思う。③人道支援。
 小泉訪朝から10年の今年は極めて重い。

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  私から大臣に「訪朝から10年の節目の今年、大臣に北朝鮮に行って頂く事は出来ないのでしょうか」とお願いしたところ、大臣からは「拉致被害者を金正日が死んだと言っていたのを生きていると言うのは、事務レベルの会議では前に進まない。政治的な問題だ」と言われました。

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  北朝鮮は水害で道路もかなり寸断している。金正恩は、金日成をモデルに地方を回っている。
 日朝赤十字会談で、北朝鮮は遺骨の問題を熱心にやる事で、拉致問題を棚上げにする可能性がある。アメリカは遺骨1体に400万円出している。実態の人件費はもっと安いが。
 金正日時代は、食糧支援は軍隊に持って行かれ、国民に行かなかった。
 拉致問題の解決は、北朝鮮の国防委員会をつつくしかない。
 北朝鮮は「日本は裏切った」と一様に言う。小泉訪朝の時の約束を破ったと。
 (料理人の)藤本さんがマグロを北朝鮮に持って行った事が外為法違反ではないかという事が話題になっている。外為法違反と言われている藤本さんが北朝鮮に親書を持って行くのを、おおっぴらに託せるのかどうか。
 「拉致被害者が第3国にいた」という姑息な事より、正面からのほうがいいと思う。
 協議が切れても向こうからもう1回やろうと言われる事がある。
 1本2本の方法に絞らずに全部やっている。誰が力を持っているかなんて見方によって違う。
 北朝鮮の体制が変わって1年が大事で、体制が固まってしまってからでは動きづらい。
 金ファミリー同士でも、あまり接触をさせないようにして、情報を共有化出来てない(以上)。

静岡・岐阜県議、船橋・御坊市議と会合。防災・原発・エネルギー・竹島・尖閣問題などについて。
草加市議と会合。