四日市 公害と環境未来館。
私が自転車での日本一周で、四日市を訪れた29年前煙いのを感じたが、数値的には、1975年に環境基準をクリアし、当時も下回っており、現在は更に向上している。
PM2.5で話題になった中国政府の環境局もこちらへ研修に来ており、天津市と四日市市は姉妹都市で、環境対策の交流がある。中国の場合は石炭の問題で、四日市は石油の問題ではあったが。
実は上の環境基準のグラフは『年ごとの平均数値』で、この写真は、その時々の数値。
2千倍も環境基準を超えていた時もあったとの事。
市民は毎日暮らしているので、年平均だけで見てはいけないと思わされる。
四日市ぜんそくがひどい頃【埼玉の鳩ケ谷】でも環境基準が守れていなかった。
なぜ鳩ケ谷だったのでしょう。
埼玉も人ごとではなかったのですね。
四日市ぜんそくの元になった亜硫酸ガスは、硫酸なので炎症を起こし、のどが腫れて気管が狭くなり、更に苦しくなるし、軽い刺激でもひどいぜんそくに。
公害裁判で被告の事業者側にしてみれば、国策で工業地帯が出来、地方も工場を誘致して、自分の会社だけで言えば環境基準を守っていると当時言っていた。国は「これほど煙突が集まる事を想定していなかった」と言っていたとの事だが、工業地帯が出来ればそうなる。公害問題が発生してそう言っているに過ぎない。公務員は現場(環境問題に限らず)に行かなければと改めて思う。
未来館には証言映像を自分で選んで見れる所もあり、企業側の人の証言映像もあった。
公害裁判では、専門的な話が多くて裁判内容は分かりにくく、傍聴者が減って行ったので、ミニコミ誌『公害トマレ』を発行し、世論を味方にした。
裁判で、被告・事業者は「労働能力があったのではないか」を問題にしたが、逆に働ける状況ではない事が医師により証明された。
公害の補償は法律上、現在は。事業者が8割を支払い、自動車税で2割を負担しているとの事。
海ガメが産卵に、四日市に6・7月頃来る。市民団体で保全活動をしている。
小学5年生の社会科教科書で8ページ分が四日市の環境について書かれていた。
「いつの時代も将来の世代に、良い環境を引き継ぎたいという思いは変わらない」と説明に書かれている(写真右下)。
地球温暖化・原発など現在の環境問題への対応も同様ですね。
まして原発の影響は、目に見えないし、途方もなく将来の世代に影響を及ぼしてしまう。
宇宙服。本物じゃないのに、ワクワクしますね。(四日市市博物館)
「搭乗時刻」と書いてある。プラネタリウムの入口なのに、こう書くと面白い。
これならどこでも宇宙に行けますね。
狭山にもプラネタリウムがあります。
「世界一」は何でもインパクトありますね。
世界一の理由が、建物が新しいからじゃないものなら、もっとすごい。
東日本大震災、直後の宮城県。
宇宙ステーションからも見えたんですね。
地球温暖化で、国が水没しつつある。
この1つの星で起きている事。
私達にも少し出来る事がある。
目的を決めずに車の運転をしない。自転車を使う。寒かったら着るなど、省エネ。
戦争中、日本は石油が無くて、松ヤニまで燃料として使っていたとの事。日本会議の皆さんには、こういう事を言って欲しい。
キリマンジャロの山も、温暖化の影響で、氷河が減少している。
コーヒーを飲む時に、温暖化対策に取り組む事を思い出して。
観光地があるのか存じませんが、四日市駅前にレンタサイクル、それもアシスト付きのレンタルがありました。
狭山の有料駐輪場より安くてビックリ!
自転車政策は大事。アシスト付きに乗った事が無い人の練習にもなるし。
いま自転車は安過ぎて、簡単に捨てられてしまうし(ママチャリだけでなく、スポーツタイプも2万円弱から売られている)。
西武新宿の駅前の歩道に、駐輪場が。
ここに限らず、こうすれば、通勤者も停めやすい。
埼玉県庁。
県議と協議。改革提言。
「うちのまちでは、大地震は起きない」
狭山市でも、県内でもそう思っている方が多い中、こういう看板は、アリだと思います。
(東松山に向かう途中、さいたま市内で見た看板)
今夜は東松山で会派会議。
会派で検討中の『県庁改革提言』の議論をしました。
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新幹線の指定席で、ぐずり続ける小さな子の隣が私の席でした。
ぐずる小さい子がいる場合、指定席に余裕があれば、他の客が隣に来ないようにしてあげれば、お母さんは気持ちが楽なのに。
私が席を移り、子供とお母さんに1つずつ、さっき四日市の博物館で買ったお菓子をあげました(ちっちゃいからまだロケットは分かりませんでしたが)。
子育て支援って行政が言うのは簡単だけど、お母さん達は毎日の1日間が大変。