平成26年2月27日 県議会、一般質問
7.地元問題
①入曽駅のエレベーター・エスカレーター設置促進を
質問 中川 浩
(駅のバリアフリー化の促進については、企画財政委員会でも、質問致しました)
まず、県内の乗降客が3千人以上の駅で、上り下りホームの両方の階段に、エスカレーターかエレベーターが付いていない駅はいくつあるでしょうか?
また県は狭山市の入曽駅のエレベーター設置について、今後更に市と連携して早期実現に向け、取り組んで頂きたいと思いますが、企画財政部長のお考えをお聞かせ下さい。
答弁者:企画財政部長
まず、1日の乗降客数が3千人以上の駅で、上り下りホームの両方の階段にエスカレーターかエレベーターが付いていない駅は、平成25年末現在で県内には入曽駅など15駅あります。
次に、狭山市の入曽駅のバリアフリー化促進の取組についてでございます。
入曽駅は、線路の両側にホームと改札口があり、それぞれのホームから隣接する改札口まではスロープが設置され、段差解消のバリアフリー化がなされています。
一方、上りホームと下りホームを行き来するには、構内の跨線橋を渡る必要がありますが、跨線橋には下りホームにしかエスカレーターが設置されていません。
この為、車椅子利用者は、跨線橋を渡って反対側のホームへ行けない事から、一旦駅から離れた所沢寄りの踏切を渡って、約400メートルも迂回しなければなりません。
このような不便を解消する為には、まずはエレベーターの設置が不可欠です。
そこで、県では、地元狭山市とともに、西武鉄道に対して入曽駅のエレベーター設置を要望しているところです。
西武鉄道からは、現在、エレベーターが設置されていない駅が都内に複数存在することから、まずはこれらの駅のエレベーター設置を優先的に行う計画であると聞いております。
県と致しましては、今後、県の補助制度の活用を提案するなどして、入曽駅のエレベーター設置の優先度を上げるよう、狭山市と連携して、西武鉄道に粘り強く働きかけてまいります。