最終更新日時:2024年11月28日 09時30分

2013年9月30日の活動

  

自治会長と会合。
県議会。一般質問。
産業廃棄物指導課長。
 収集運搬業者の資金計画書を向こう5年分、中小企業診断士・公認会計士に作成させている事について費用がいくらくらいかかっているか調査を依頼。
前参議院議員と意見交換。
議案調査。障害者支援課副課長。県土整備部調整担当。水辺再生課副課長。勤労者福祉課。企業局調整幹。温暖化対策課副課長。
病院局調整幹。
私が昨年12月議会で質問した事実現
 私の質問を受け、県病院事業管理者が今年1月22日に、災害時、県立病院も被災患者を受け入れるよう、今後の訓練において、トリアージや外傷等の処置を含むよう指示。
 県立精神医療センターでは、9月11日に初めて訓練を実施。大規模地震を想定、被災者受け入れ・トリアージなどの救護訓練。
 県立がんセンターは、今年1月17日に、東日本大震災当時、気仙沼市に派遣した看護師によるトリアージ等の研修を実施。新病院が今年12月末に完成するので、年明け1月に東日本大震災規模の災害を想定したトリアージ訓練を含む救護訓練を実施予定との事。
 今日私からは確認として「県立精神医療センターは、精神科の病院と言っても、災害時ケガの患者受け入れを率先して行って頂きたい。県立がんセンターとは隣り同士なので、合同の訓練も必要なのではないか」と申し入れた。

県議と意見交換。火山噴火対策など。
県行政書士政治連盟幹事長さんと意見交換。
環境市民団体役員と意見交換。

群馬県議と、八ツ場ダムの市民団体(あしたの会)事務局長さんに、八ツ場ダム建設の現在の課題についてお話を伺いました。
 本当に今回の工事延長期間で終わるのか疑問。ダムの完成は、ダムが出来た時ではなく、試験湛水で水位の上げ下げを行った後。
 ダムの本体工事は決まったが、地滑りのボーリング調査は来年度から行われる。アンカーボルトを打っているが、地滑りが起きており、移転代替え地の安全性を確保する為には、事業費がかかっても地滑り対策が今後必要。地元の安全性を考えると、地元の群馬県は事業費の追加を言われたら払わない訳にいかない。そもそも事業費が増えれば、法律上、群馬・埼玉県など関係する県は自動的に負担しなければならない事になっている。
 奈良県の大滝ダムは、地滑り対策で何百億円単位の増額をした。
 埼玉の滝沢ダム(秩父)は地滑りで、ダムの水位を何年間も、急激に上げ下げ出来なかったし、地滑り計を600機設置した。
 八ツ場ダムの移転代替地は造成費用に100億円かかったが、20~30億円しか回収出来ないのではないか。
 事業費の増額も不可避。群馬県のマスコミ各社は、事業費増額は確実だと思っている。日経新聞でも「最終的に事業費が膨らむ可能性は否定できない」と書いている(あしたの会HPより)。
 あしたの会では、今月3日に記者発表を原電保障について行う。(以上)
 八ツ場ダム建設事業を推進する国土交通省の話と、事業に反対する方の両者の話が聞けて良かった。
(終電1本前で帰宅)

2013年9月29日の活動

  

市民意見聞き取り。川に注がれる生活雑排水対策に力を入れるべきとのご意見。
 タクシー運転手さんからのご意見「消費税反対。安倍総理は、昨年野田総理に国会議員定数削減を約束するから解散をと言ったのに、削減していない」。
「農」と里山シンポジウム(県後援。狭山で開催)。


俳優、永島敏行氏が講演。
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俳優、永島敏行氏が講演。
 銀座で青空市を始めたのは10年前。土が一番遠くなった銀座に泥の付いた農産物を置きたかった。
 今、全然食に関係ない会社が、食をテーマにつながりが出来て来ている。三菱地所がにぎわいをと話があって、市場を始めた。5,6千人が来る。土日だと人はいっぱい来るが買ってくれないので、会社員が買う金曜日に。男性が買うと、おいしいので家庭での点数があがる。生産者同士がディスプレイの仕方など切磋琢磨する。重たいものは買って帰れないから、量り売りして、通販につながる。レストランともつながりが。
 究極のサービス業は役者。昔はかわら乞食と呼ばれたが。
 私は千葉市の旅館の息子として生まれた。親には「体に悪いから勉強はするな」「映画が全てだ。映画を観なさい」と言われた。よく憶えている映画はドキュメンタリー「世界残酷物語」。水爆実験で、産卵の亀が方向感覚がなくなって、陸に向かい、白骨化してしまう。映画「ドカベン」のオーディションに親が応募して受かった。
 父親は埼玉県川口市出身、競輪選手で婿養子。
 子供の頃、千葉は豊かな海だった。あさりを足の親指・人差し指をうまく使って取った。
 オリンピック・高度成長の時代。憧れたがよく考えたら、アスファルトになるという事は、子供が追い出される。
 学生時代、インスタントラーメンを食べ続け、吹き出物が出来、献血に行ったら栄養不足で仲間全員使い物にならないと言われ、自炊するようになった。
 23年前、米作りを教えて下さいと地元農家に頼んだが断られ、秋田へ。7畝(せ)、1町歩よりちょっと少ない範囲を手植え。10分しないうちに足がガクガク、後悔。でも空が青い。風が気持ちいい。東京では感じられない事を感じられた。
 田植えで、苗を1回に3,4株を植えるのだが、しんどくて10株をいっぺんに植えて、農家に「秋になれば分かる」と言われた。秋、収穫の時、鍬で10株は切れない。まっすぐ植わっていないと、刈るのが大変だと分かった。
 秋田に行って、朝食でも食が豊かだと思った。おかずが10品目くらい出て、それが当たり前だとの事。心に余裕がある。
 農業は、アミューズメントパーク。
 この地域の、三富地域は宝の山だと思う。これから非常に大きな教育の場、遊びの場、コミュニティの場に。落ち葉掃きに参加すると色んな事が分かって来ると思う。消費者・生産者をつなぐ第3者が出来るのが大事。
 フランス人は「食はイメージ」だと言う。風光明媚な所で買って、家で食べても味が違う。
 ブラウンマッシュルームの裏が黒い事をお客さんが知らなくて「腐っている」と言われ、消費者が知らない事をチャンスだと思った。ネットで見なくても、商店街に行けば分かる。50、60代の人も株の食べ方を知らない人が多い。
 川越の干しイモ、添加物なくて薦める。千葉では放射能が心配されたが、ちゃんと調べて売ったら、乳幼児のお母さんが買ってくれてうれしかった。人から人へ伝える情報が大事だと思った。
 娘に食べ物を残すなと言わないで楽。自分の農業経験で分かっているから。
 畑は、子供をしかる事が出来る場。怒ってあげられる場。苗が植わっている所に入ろうとしたら、正論でしかれ、子供が分かって来る。
 一緒にパネルディスカッションをした西武の堤清二さんが「もう大型スーパーは駄目になる。新しい消費者とのつながりを付けていかなければ」。
 アメリカでのコミュニティ・スーパー・アグリカルチャー。三富はそういう先進的な地域になって行くといい。
入間市議報告会。報告会後の後援会会合に参加。
狭山に戻り、(狭山市と姉妹都市の)新潟県津南町の米・蕎麦づくりをされている方と会合。
 魚沼産の中でも、信濃川沿いの限られた肥沃な土で作っている為、一番うまい米を生産している。ご興味のある方はご連絡下さい。

支援者会合。

2013年9月28日の活動

  

市民相談。
市民要望対応。
決算委員会準備。

2013年9月27日の活動

  

自治会長と会合。
市民団体役員と意見交換。
県議会。一般質問。
連合埼玉事務局長。
県議と会合。
来年度県予算要望書作成。
(終電で帰宅)

2013年9月26日の活動

  

商店街要望対応。
県庁。県議と打ち合わせ。

八ツ場ダム問題で、よくTVに映った橋脚(高さ80m)。今は通れる。
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県議会、企画財政委員会視察。(群馬県)八ツ場ダム建設現場
 今回の9月県議会で、ハツ場ダムの建設工事期間が4年間延長される事が国から示されて審議される事から、視察する事に。
 埼玉県では八ツ場ダムの建設費を569億円(29.8%)払う事になっていて、そのうちの492億円は払い終っており、事業完了までに支払う。ダムは平成31年度完成予定。
 総事業費は4600億円(移転補償費含む。移転代替地造成費用は別だが、売却するので相殺される)との事。県の担当者に、今回工事期間が延長されても事業費の増額は無いと言い切れるか聞いたところ、事業費に変更はないという文書が来ており、私も見ました。
 国土交通省 八ツ場ダム工事事務所長から説明を受け、ダム建設予定地の河原に下り、移転代替地を回った。

線路も移転。何もこんなに立派な橋を造らなくてもと思いました。
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強固なコンクリで固められた河原。(川原湯温泉駅近く)
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東京方面から来て1本目の大きな橋(草津川から見た)。
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 前回来たのは3年ほど前だったが、随分変わっていて驚いた。国道は2年前に完成。(ダムそのものは大きくないものの)事業規模が大き過ぎて、トンネルも多く、鉄道の付け替え橋などもかなりのお金がかかっていそうで、私は何だかせつない気持ちになりました。 
 八ツ場ダム問題で、TVによく映っていた八ツ場ダムの象徴的な橋脚(東京方面から見て2本目の大きな橋。不動大橋)は、通れるようになっていた。橋は高さ80mあり、地下にも更に10m分ある。

橋脚に黄色・青で印が。
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 橋脚に印が2箇所付いているのだが、黄色の印はダムの高さを表し(標高586mと書いてある)、3m下の青色の印は満水の時の水面の高さを表している。
 東京方面から来て最初に見える大きな橋は、まだ舗装が終っておらず、橋は出来ているのだが、通れない。
 建設コスト。八ツ場ダムは1㎥あたり74億円。
 八ツ場ダムは、200年に1回の大雨に備えて造るもの。
 今回の県議会では、この2年間かけて国が検証を行い、群馬県伊勢崎市八斗島の地点の計画高水流量(八ツ場が出来た後の大雨時の水量)を毎秒1万7千㎥に変更した事も審議する。検証が行われるまでは、明治時代から昭和49年までのデータをもとにしたが、明治時代は観測の信憑性が低かった事から、大正15~平成19年にかけての流量を確認して今回検証した。基本高水(洪水対策を行う上で基準としている、上流にダムが全部ないと仮定した水量)は、2万2千トンで妥当と日本学術会議が判断した。
 吾妻渓谷は、以前のダム計画では水没する計画だったが、一番景観のいい所は、残す事になった。
 ダム本体のコンクリートは、東京ドームの容積の7割分。
 ダム湖の長さは8km。水面は満水時300ha。


ダム建設中は、川の水を迂回させて流さなければならない為、トンネルを建設。

直径8m・長さ390m。工事が終われば廃止。
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 ダムを建設している最中に、川の水を迂回させて流す為のトンネルを7億5千万円かけて整備した。トンネルの直径
8m・長さ390m。ダム建設が終ったら、フタをするとの事。
 ダムの建設は、まず地面を掘削。固い岩盤が出るまで掘らないと、ダムの重いコンクリートが傾き、沈み、漏水・決壊してしまう。1分あたり100リットルの漏水は、どこのダムでもある。地下水と同じ。


ダム建設現場から1山越えた所から石を持ってくる為に掘られたトンネル。
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 コンクリートは、ミキサー車で他から運んでいては間に合わない為、現地にコンクリート工場を造り、セメントを持ち込む。石・水は現地調達。石の採掘現場は、ダムから1山越えた所にあり、そこからトンネルを掘って、持って来る(工事終了後は県道に。しかし維持管理を考えると利用価値がそれほどあるかは私には不明)。


八ツ場ダム建設計画の歴史。
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 八ツ場ダムは、昭和27年に調査着手。平成4年、地元合意。13年、移転代替地の工事開始。
 ダムの底に沈む340世帯・1000人超の人からの声「沢の水を引いた簡易水道を大切に使って平穏に暮らす山里が、水を大量に使って快適な生活を享受している都会のために、なぜ一方的に犠牲を強いられるのか」。
 考えさせられますね。
 (移動中のバスの中でも、個人的に県担当者に詳しく聞きました)
埼玉県庁。
新聞記者と意見交換。拉致問題などについて。
資料調査。
狭山に戻り、商店相談。
料飲食組合役員と会合。

2013年9月25日の活動

  

商店街訪問。商店主と意見交換。
元自治会長と会合。
商店会長と会合。
狭山市役所、商工振興課長。商店街からの相談打ち合わせ。
埼玉県医師会長に“医師不足”対策について相談(浦和)。県議会会派 医師不足対策プロジェクトチーム。
 「県議にお願いしたいのは、医療圏を広域・拡大にしてもらわないと。輪番制病院が1個しか無いなんていう医療圏がある。エリアを東京圏に。ただそれでいいのかという問題もある。医療圏は機能していない。県北部地域の人は群馬の病院に行くが、群馬は好意的。東京に行くのでなく、埼玉で診てもらいたい人が増えれば、医師数も増えると思う。
 人口の東京一極集中が今後も進む中、どうなるかも気になる。
 診療科目の需給ギャップは、一番大変。県全般で考えるか、地域で考えるか。ベット数もそう。
 女性医師の復活を。公的・私的病院協議会は50ある。勤務時間をフレックスにして。

県議会会派で調査会社に依頼・作成した資料。

 (会派が調査機関に依頼・作成した資料で)埼玉県内の通院経験者で病院に不満がある人が30%いるとの事だが、待ち時間は、電子カルテが導入されてからは短縮されているが、まだ不満なのかも知れない。
 日本医師会では社会保障国民会議で、大学病院に医師の紹介書無く通院すれば1万円案を提案した。大学病院通院患者の90%は再診。1万円案というのは、よっぽどの事をしなればという事なんだろう。韓国は行っている。地方自治体では難しい。確か尾鷲市では、産婦人科医を守る会の運動があった。
 大学の医局制度には、まず戻せないと思う。東大・横浜市立大学の麻酔科医は、ローテーションをうまくやっているが。
 1・2・3次救急の区分けを誰がどこで、しているのか。区分けが正確ではない。脳外科・心臓外科などは広域化。今日はどこの病院が対応しているというやり方がいい。
 大変なのは、受診構造。例えば子供が熱が出た時、♯8000に電話した人の90%以上は、病院に行かず、電話で済んでいるので、そうやって受診しなくて済むようにすべき。♯8000の大人バージョンを検討中。
 2次救急施設が減っている問題。一番は医師不足。専門分化し過ぎて、医療事故の心配もあり診られないという問題。2番目に救急医療で採算が取れない事。多くて5,6万円で、医者・看護師2人では合わない。地域の救急4病院で全ての課があるようになれば。
 救急車の利用について。県民に理解を促す活動は必要・有効。
 我々の総合医局機構は動き始めた。メリットはローテーション出来る点。昔の医局はそうだった。人材派遣会社では根無し草になる。過疎地の問題も多少解消される。短期間なら過疎地診療してみたい、総合医を経験してみたい人はいる。
 人口10万人あたり日本は医師220人。もともと150人いればいいと言われていた。医師過剰時代と言われた時もあった。欧米は230。ドイツは300と目立つが、医者が余っている。
 総合診療医みたいな医師がいたとしても受け入れの病院の問題がある。
 昔の時代に戻せばいい。当直医は1人だった。患者もそれを了承した。
 赤ひげ大賞を日本医師会が創った。
 悪い部分が欧米化した。適切な受療構造の推進が大事」(以上)
 会議終了後、県医師会事務局長と意見交換。
県議と会合。八ツ場ダム建設・介護についてなど。
県庁。決算委員会準備。
(終電で帰宅)

2013年9月24日の活動

  

県庁。
会派勉強会。
①今回の県議会での補正予算・条例案について
②国民健康保険の市町村から県への広域化について
 私から「国の方針が新たに出され、保険料の金額・方式は、市町村の今の現状のままで、県が担う事(広域化)が可能となったが、なぜか相変わらず、埼玉県は、今年も市町村職員への説明会で、資産割を無くすよう指導している。県が作成した市町村職員向け資料には、昨年度どこの市が資産割を無くしたか、あからさまに地図にぬって落とし込んでいる。県は国の方針が変わっても、市町村への指導方針を変える考えは無いのか?
 また県は国と、広域化の方針について来年度協議する事になっているが、埼玉県の考えはどうか?」と発言したところ、保険課長は「変わる可能性はあり、市町村と協議していく」との事。県としてはどう考えているのかのコメントは無かった。
③財政
 埼玉県の財政規模は全国で7番目に大きい(震災関連費を除く)。個人県民税が税収の4割を占める。
 赤字地方債と言われたり、タコのシッポ食いと言われる“臨時財政対策債”は、財政力指数が高い所に多く来る(埼玉なら借りられると国に判断されている)。
 臨時財政対策債の発行額は、上から大阪・愛知・神奈川・埼玉の4県で27.6%を占めている。
 臨時財政対策債は、デフォルト(債務不履行)が起こらない前提。残高1兆4千億円。
 私から地方債の利率で一番高いものは何%なのか質問したところ、最近の10年債で利率は0.806%。今残っている地方債で、平成18年9月以降、個別に借りられるようになってから一番高かった利率は平成19年頃の1.9%。
 臨時財政対策債の元金に対する交付税措置は、償還期間になったらまとめて措置されるのではなく、3年据え置き後、30年分均等償還と仮定して償還開始時期の年度以降、毎年度交付税の基準需要額の中で措置されている痕跡がある。交付税そのものは需要額の変動があるので、元金分がそのまま増額されている訳ではない。
 埼玉県では毎年度県債償還財源を1300億円積み立て、2600億円毎年返済している。
 退職手当債は平成27年度までの規定。今年度は55億円を借りているが、上限額ではなく、少なめに借りている。
(以上)

公園スタジアム課副課長。
 埼玉スタジアムに一昨日行って感じた事だが、県内で竜巻被害が複数回発生している事から、埼玉スタジアム近辺や県内の野外公共施設周辺に竜巻が来たら、避難誘導をどうするのかが気になり、聞いたところ、県施設はこれまで地震等の避難訓練はしているが、竜巻の避難訓練はさすがに行っておらず、埼玉スタジアムは特に収容人数が6万人3千人にも及び、一般の人が屋内に避難するには、どこに行けばいいか分からないので、竜巻の時、普段は選手などがいて関係者以外立ち入り禁止になっているスペースへの誘導も含めた避難訓練の対応をお願いした。

県議と意見交換。国民健康保険税のあり方、予算要望事項について。
さいたま市議と意見交換。
骨髄バンクキャンペーン演劇「友情~秋桜のバラード~」埼玉公演(入間市にて)。
骨髄移植推進財団と意見交換。
狭山に戻り、商店会長と会合。
入間基地航友会狭山支部。入間基地広報班長・自衛隊OBの方と意見交換。
ドラマ『空飛ぶ広報室』で、入間基地は、11話中7話に使われているとの事。11月29日DVD発売。
商店主から相談。
ボランティア仲間と会合。

2013年9月23日の活動

  

資料調査。
市民団体要望対応。
県企画財政部門の来年度予算・改善要望書作成。
会派広報局長用務。

除染作業員賃金、「中抜き」続く 国の手当は形骸化 9/21共同通信
新聞紙面では詳しく書かれている。

2013年9月22日の活動

  

【拉致被害者家族会の皆さんと署名活動】

拉致被害家族会の皆さんと、渋谷駅ハチ公前で4時間半、署名活動。
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 拉致被害家族会長 飯塚繁雄さん(埼玉県川口市在住)、藤田隆司さん(同)をはじめ家族会・特定失踪者の会・埼玉の救う会を中心としたボランティアの皆さんと、署名活動を渋谷駅ハチ公前で午後2時から7時まで行いました。
 拉致被害者家族の方は、私が知っている限り今日15人参加していました。家族会などでは、この3連休も全国10箇所で署名活動を行っています。
 私の知人も急きょ手伝ってくれました(感謝)。狭山市民の方も偶然通って、署名に協力して下さいました。

署名活動。夜は、拉致被害者の写真を灯ろうのようにして、キャンドルに。
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 警察庁の発表で、拉致の疑いのある日本人は862人(救出された曽我ひとみさんはこの人数に入っていませんでした。曽我さんのお母さんは拉致されたままです)。埼玉県内でも15人います。
 署名は1027万人集まっていますが、更なるご協力をお願い致します。“救う会”のHPにある署名用紙をプリントアウトして、署名が出来ます。
 今日の署名活動での私の役割は、大きな声を張り上げ、署名用紙を持っている人の所への誘導と、チラシ配り。マイクでしゃべっていても、雑踏の中でそう多くの人は署名活動を行っているのを気づけないので、私は自声をこれまでで最大に張り上げるのに腹筋を使い、終った時少しお腹が痛かったです(^^;)。気合を入れると、署名の協力者が如実に増えます。ノドも枯れましたが、たくさんの方が署名に協力して下さいました(小中学生・高校生・外国の方も)。ありがとうございました。
m(_ _)m
 休憩時間(30分)に、救う会埼玉代表に私から今後の活動について提案させて頂きました。
全国骨髄バンク推進連絡会顧問・埼玉骨髄バンク推進連絡会と会合(大宮)。骨髄ドナー(提供者)推進策を私から提案。
(11時半過ぎに帰宅)

2013年9月21日の活動

  

東中学校体育祭、開会式。
民主党埼玉県連常任幹事会。
 組織局長として、党員・サポーターさんから頂いた参議院選挙を経て民主党に対する意見アンケートの中間報告。自由記述を272通頂いております。今月末まで。
会議終了後、前衆議院議員・前参議院議員と会合。

拉致問題を考える埼玉県民の集い(浦和。埼玉県主催)

拉致問題を考える埼玉県民の集いで挨拶する上田知事。
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 上田知事「田口八重子さん(川口市)は、拉致によって人生で最も尊い時期を失っている。
 昨年12月、飯塚 拉致被害者家族会代表から署名を県として集められないか相談があり、県内自治会長にお願いをして、署名が全国で1000万人を超えた」

拉致被害者家族代表 飯塚繁雄さん(埼玉県川口市在住)からの話。
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 飯塚繁雄 拉致被害者家族会代表(田口八重子さんの長兄)「上田知事の声がけにより、埼玉県で74万人の署名(産経新聞)が集まった。上田知事はバイタリティがある。
 この集会は何回も行っているが、経過の報告ばかりで残念。何人の生存が確認されたとの報告も無い。
 後が無い。
 特定失踪者について、来年の3月までに国連は報告書をまとめると言っているが、待てない。
 田口八重子の姉が今年9月8日に亡くなった。待ちきれずに残念。恨みみたいなものも感じる。元気なうちに会いたいという気持ちが強くなった」
 荒木和博 特定失踪者問題調査会長「先日国会で、拉致実行犯の摘発はどうなっているのかと警察に質問があったが、一生懸命やっていると言うだけで、結果を出していない。逮捕されたスパイは1人もいない。北朝鮮国内にいる犯人は国際指名手配されているが、日本国内で拉致に協力したり、今でもいるであろう人を。名前も分かっている人がいるのに。時効は成立していない。分かっていて隠しているか、分からなくて恥ずかしくて隠しているかどちらかだ。警察官の中で現場は一生懸命やっている人が大部分だが。警察の上のほうの問題で、拉致されなくて済んだ人もいたはずだ。
 北朝鮮から来た者だけでは拉致は出来ない。川口市内にもそういう組織が間違いなくあったはず。
 小泉政権下で、拉致問題の動きを止めようとして、被害者のDNA鑑定を偽造し、海岸で亡くなっていた方を拉致被害者だとした。警察だけでこれは出来る事ではない。
 北朝鮮は、自分の国民を餓死させても平気な国。
 拉致問題を1人でも多くの方に伝えて頂きたい。この連休3日間も家族会の皆さんは全国一斉活動をしている」
 田口八重子さんの長男、耕一郎さん「母親と1才で離れ離れに。母親の存在を、就職の時、戸籍謄本で知った。大韓航空機撃墜事件の金賢姫の教育係、李恩恵(リ・ウネ)が田口八重子である事を埼玉県警は認めた。
 平成14年9月、北朝鮮が母を死亡と発表したと告げられた時、育ての母親は、八重子さんに何とか育てたよと自分を渡したかっただろうに、電話口でごめんねと泣かれた。私はその時、人生でこれほど泣く事はないんじゃないかと思うほど泣いた。
 拉致被害者の一部が帰って来て11年。日本政府の対応はあまりにも遅い」。
 特定失踪者ご家族の方6名が壇上で話されました。荒谷 敏生、佐々木 正和(旧 大宮市宮原。27年前)、佐々木悦子(当時、埼玉銀行勤務)、高野清文(37年前)さん。
 藤田進(川口市、37年前。現在57才)さんの弟、隆司さんからは「日本政府は、拉致被害者はあと12名だと世界に発信して、拉致を矮小化している。国連は昨年8月、藤田進を1ヶ月の審査で拉致だと受理。北朝鮮は国連に返事をする義務があるが、返事がない。普通はすぐ否定をするのだが。
 来年3月、国連調査会(COI)が拉致被害者が何人いるか報告書を発表する。
 警察庁に情報公開請求したところ、拉致の可能性があるのは862人との事。拉致でない人もいるだろうが、拉致も相当数いる。
 親は、拉致の可能性があると報道されるまでの27年間ずっと、自分の育て方が悪かったから出て行ったと思っていた。
 日本政府を動かすのは、世論の力」。
 横田滋・早紀江さんからのビデオメッセージ「拉致被害者は、皆様のお子様だったかも知れない。たまたま私の家族だった。
 拉致問題が解決しなければ、日本の国は、国民の命を粗末にすると思われる。
 小学生が募金に協力し『ぼくのお小遣いだからね。がんばってね』と言われると涙が出る」
 埼玉県立高校教諭「教育の中で拉致問題は、まだタブーの部分がある。
 教員で拉致のバッチを付けている人を見た事がない。
 私達大人は頭で考えてしまうが、子供はハートで動くので、拉致について学習をしたのは1年前だが、今日も会場に(高校生が)来ている。
 高校生アンケートに『拉致は、いじめと同じで、知ってしまった以上、無視する訳にいかない』と書かれていた」
(集会は以上)

来場者全員で「ふるさと」を歌いました。拉致被害者家族の方が、歌いながら涙されていました。
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 昭和63年、参議院で、梶山国家公安委員長(当時)が、日本海側でのアベック失跡事件について「北朝鮮による拉致の疑いが十分濃厚」と、日本で初めて拉致について答弁した「梶山答弁」から25年を迎えた今年3月、衆議院議員会館での集会を収録したDVDを今日購入し、見ました。

横田早紀江さん(埼玉集会でのビデオメッセージより)。
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 横田早紀江さん「私達は毎日毎日子供の命が問われている。どうなっているのだろう。本当に大丈夫なんだろうか。目が覚める度、寝る時に思う、切羽詰った想いが日々続いている。人格も人生も全く変えられ、向こうで監禁され、あちらの思い通りになる為に、私達は育てた訳ではない。日本の国に生まれ、明るく育てた。それが、何も出来ないような、声も出ないような、毎日『まだ助けてくれないか』と思っている姿しか思い浮かべる事しか出来ない。無視されたまま36年目を向かえ、こんな国って本当にあるのでしょうかと思う。1人1人の命でも、何とかして取り返す計画を立て、取り返す事が国の誇りであり、責任。それが当たり前だと思うが、何も動いていかない。
 大事な命を1日も早く助けて下さい。
 私達は、名前を出して、顔を出す時から、危険ではないのか、危ない事はやめようと意見が出る中、家族で3対1で分かれたが、決断した。最後まで頑張りたい。
 日本の国の為にも、あの国は助けるんだなと世界から思われるように。1人1人の命を大事に思って下さい。よろしくお願い致します」
 藤田隆司さん「警察庁が拉致の可能性を認めたのは862人となっているが、実際には2,3倍拉致されているのではないかと思う。
 小泉首相が訪朝した以降も、拉致された人がいるのは、日本はなめられているとしか言いようが無い。戦争に等しい行為」
 荒木 特定失踪者調査会長「この10年間で拉致と認定されたのは2人だけ」
 救う会埼玉代表「平壌にある各国の大使館(約20カ国ある)に拉致被害者の情報開示をしているのか。何かあった時に大使館に逃げ込む」
埼玉スタジアム。浦和レッズ×ヴァンフォーレ甲府戦観戦。
県公園スタジアム課。先日鹿島スタジアムでの視察報告と、埼スタの電光掲示の改良について。
浦和レッズ ホームタウン普及部長さんに挨拶。
他会派県議と意見交換。
狭山に戻り、自治会長と会合。

2013年9月20日の活動

  

9月県議会開会。
県警本部主席調査官。新たな交通事故防止対策について提案。
東山 狭山市議会議長が県庁に来訪、情報交換。
会派会議。
民主党県連組織局長用務。
全国競輪施行者協議会理事長。埼玉で行われるツール・ド・フランスPRについて。
会派・県内団体来年度要望意見交換会。
◇埼玉県薬剤師会
◇埼玉県農業協同組合中央会
 埼玉産米 新品種で高温耐性に優れた“彩のきずな”昨年7haで今年100ha。
 大豆生産量は全国30位だが、大消費地。麦生産量7位。
 私から質問したのは、遊休農地対策。農地利用集積円滑化団体の資格を取得したのは、県内JA21中17、そのうちの実績があるのは9JA。JAいるまの・埼玉中央(比企)・秩父・ひびきの(児玉)・深谷・熊谷・北彩・鴻巣。特に熊谷。
 農業委員会で、農業集積に対して、支援・情報提供を頂けないかとの事。
◇経団連埼玉 埼玉県経営者協会
 加盟団体の9割が中小企業。製造業が38%。
 私から質問したのは「求人で、国が決めた年齢・学歴・性別の用件撤廃した出し方に無理があるのではないかと思うが、経営者側から見てどうか?埼玉県はハローワーク特区になったので、更に出来る事があるのではと思うが」や、産業教育・消費税増税の影響について。ざっくばらんにお答え頂きました。
 会議終了後も、学生の職場体験について個人的にお話させて頂きました。
◇埼玉県中小企業団体中央会
 中小企業に経済効果出ていない。価格転嫁できない。仕事があっても利益が出ない。
 県産材の活用について要望頂いたので、昨年10月11日に特別委員会で質問した事を報告。
 また異動の多い行政の仕組みの問題点について発言しました。(以上)

 社会福祉課、北朝鮮拉致問題担当。国が県に求めた拉致問題の啓発事業10項目のうち、埼玉県が実施していない3項目は、ラジオ放送・独自ポスター掲示・コンサート実施だった。ラジオ放送は今年度はNACK5で実施しているとの事。
 拉致担当大臣や官僚が、地方に注文を付けている暇があったら、北朝鮮に行って頂きたいと私は思います。
企画財政部調整幹。ハッ場ダム建設工事期間を延長、建設事業のメリットを修正したとの事。
資料作成。企画財政部門の来年度要望作成。
県議と会合。原発政策と福島原発事故について腹をわって意見交換。
(0時過ぎに帰宅)

2013年9月19日の活動

  

市民意見交換。
県庁。会派・県内団体来年度要望意見交換会。
◇埼玉県障害者協議会
 障害者施設の職員が1日作業しても、工賃が800円くらいにしかならない仕事しか、作業所には来ない。
 千葉県は全国で初めてノーマライゼーション条例をつくった。さいたま市も。
 私から「障害者教育は必ず力を入れます」と約束。会議終了後も、役員さんと個人的に話させて頂く。
◇埼玉県発達障害福祉協会
①グループホーム・ケアホームを、一般住宅を使用する事において、防火対策が強化され、事実上新規に出来なくなった。
 用途変更し、防火壁を整備しなければならなくなったが、待機者が県内の知的障害者で820人いる。
 鳥取県は防火基準柔軟に運用(読売新聞)し、9割が一般住宅を使用。
 高齢者施設は市街化調整区域に建設出来るが、障害者施設は出来ない。
 全部屋に火災通報装置設置。
 スプリンクラー設置が235㎡くらいが基準だが、強化されるのではないか。補助は付いて来るのか。家賃が高くなる。上げたくない。
 国庫補助金では足らない。入所施設は国庫補助は出ない。
 一番生活が大変な障害者は、基礎年金2級で月7万6千円の給付。
 グループホームは、ともすると不採算に。ホームが希少な為、淘汰される状況ではない。
②強度の行動障害や、医療ケアが必要な人(たん吸引・酸素など)は、職員報酬の加算が少ない。
 矯正施設退所者の施設に、県は1つの施設への補助金を4つの施設に分けただけ。
 定着支援については、埼玉県は一生懸命やっている。
 医療的ケアの調査を、県が行っているところ。夜間・土日、看護師を配置しなければならない規定。
 訪問看護が使えない。夜の医療。ケアが出来る看護師がいない。
 NICU(小児集中治療室)を出た子供が結構いる。
③障害が重く、支援の難しい方が緊急時に利用できるサービスの整備
 負担のほとんどを家族が負っている。民間施設が対応してもお金にならない。
 東松山では独自に今年から緊急コール支援事業を始めた。家族との関係でパニックになったりしている。
 会議終了後も、個人的に県発達障害福祉協会役員さんと会合。

「原発事故・子ども被災者支援法」推進自治体議員連盟。復興庁交渉(参議院議員会館)
対応者:復興庁 参事官、同法制班(子ども被災者支援法担当)。
原発事故・子ども被災者支援法の復興庁基本方針案について議連としての要請書を提出。
 国会議員では今日、福島みずほ参議院議員が出席。国会議員連盟の動きの説明があった。
 復興庁からの説明では、年間被ばく量(飲食を除く空間)が1mmシーベルト以上の地域で、国の支援の対象地域から外れる所が出来たのは、総合的な判断との事だったので、私が発言「議員を18年間やらせて頂いているが、行政が“総合的な判断”を口にした時は全て、市民の事を考えていない時だった。
 国際放射線防護委員会(ICRP)で、1mmシーベルト未満と勧告が出ているのだから、国際基準1mmシーベルト未満を守った上で、それ以上の規制を総合的に判断すべきでは?
 国際的な基準を守らなくていい所が、世界で存在していいのか?オリンピックもやるのに」
 復興庁参事官は「空間線量で切ってしまうと例えば、いわき市など1mmにいかない所もあり、悩むところ。
 第1条に被災者の不安の解消がある。線量だけで切るべきではないという国会答弁もある。それが1mmでなく、相当の線量と規定した理由。地域の一体性、原発からの距離、避難者数も考慮。
 1mmシーベルトで、危険とも危険でないとも分かっていない」
 危険でないと分からないなら、国民の中で不安に思う人も出て当たり前で、国は守らなければいけないのではないでしょうか?法第1条で被災者の不安解消があるなら尚更。復興庁は何の説明にもなっていません。今後も求めていきます。

日本・台湾友好埼玉県議会議員連盟(恵比寿)。
他会派県議と会合。
(11時過ぎに帰宅)

2013年9月18日の活動

  

市民団体要望対応。
市議と意見交換。
川越県土整備事務所長。台風被害の状況について。雨は150mm。
狭山市長・本木県議と、県へ来年度予算要望活動(これまで年明けに行っていた狭山市として県への予算要望を、先日市長と話し、県が予算案を検討する前の時期に初めて実施される事に)。
 私から発言したのは、「一昨日の台風対策はお疲れ様でした。
 先日の竜巻被害では、県の農林部職員まで出て、復旧にあたったとの事で、“県民に見える活動”で、感謝しております。今後も異常気象などで被害が起こると思います。よろしくお願い致します。
 今回の狭山市からの要望は、新規として、本木県議と連携して、入曽駅周辺の県道の歩道拡幅について要望を上げさせて頂きました。川越県土管内全体・県全体では色々あると思いますが、よろしくお願い致します」。
 川越県土整備事務所からの今日時点での回答(以下はざっくばらんに答えてもらったので、寛大にお読み下さいますようお願い致します)。
①中新田入間川線
 22年度から事業化。面整備的要素も強い。電線地中化だけでは時間がかかるので、整備手法を検討するよう現在コンサルタント会社に発注するところ。用地交渉の協力を地元市にお願いし、県が買収したい。震災の関係もあって、用地担当の職員が減っている。
②川越入間線と所沢堀兼狭山線との交差点改良
 右折帯の整備をしないのは基本的には、あってはいけない事。しかし、ここは1つだけ隅切りがされているだけ。用地買収について、いい情報があれば、事業の検討を始めたい。
③鯨井狭山線の拡幅改良
 県庁事業課の体力の問題もあり、現状の交通量からすると、すぐに事業化は結構きついかと。
④川越入間線 中新田交差点付近の歩道整備
 予算化され、設計を始めており、買収して早期整備を目指している。地権者さんの賛成を頂いている。
⑤入間川右岸の堤防整備
 狭山市で熱心に『川のまるごと再生事業』に取り組んで頂いており、再生事業は川越県土管内で1、県内で10箇所となっている。
 右岸は散策路を全部整備する。
 川の中に民地があり、了解を頂けないとつながるのに時間がかかるかも知れない。
 散策路の整備を進められるよう、検討会との協議を進めていく。
 ベンチを置きたいという要望もあり、堤防の上を広げる。
 市の真ん中に流れる川なので、何か出来ないか。
 例えば、バーベキューが出来るようにならないか。バーベキューで使うごみ袋を配ったり、水辺カフェは営利でも占用許可を出せるようになった。河原が使われていれば、ゴミが無くなると思うが、川辺を放りっぱなしにすると、ゴミを捨てられる。何億円も予算を投入するので、回収されるようになればいい。そこで得た収益を環境整備に使えるような仕掛けが必要。
 この事業については予算に余裕がある。県で、礫河原を再生、それを地元で見てもらわないと、草ボウボウになってはいけない。学校を巻き込むと、親世代がやる。
 霞川があって、水があたる所もあるという声もあるので、対応する。
 タコノアシという希少植物は、こちらでどこにあるか調べている。
⑥入間川左岸の護岸整備
 民地があり、了解を頂けないと護岸整備が出来ない。
 川の内側に堤防を強化、工事をしようと考えている。その部分は民地がない。
 再生事業の中で、はらづけ工事をやっていきたい。
⑦不老川の改修
 買収の協力を頂いている。整備は順調に進んでおり、3200mのうち1600m解決。下流のほうの納税猶予の問題はあるが。7月23・24日に行った地元説明会では反対は無く、用地交渉を進めていく。予算切らさず。
⑧中新田入間川線の整備
 県道らしからぬ県道。通るのも気が引ける感じ。
 今年2月に補正予算を付けた。来年度以降も予算をつけるよう私からも強く申し入れている。予算を継続的に投入出来るよう話している。十分な金額にはならないとは思うが。
⑪所沢狭山線と川越入間線との交差点改良
 ここは主要道路同士で、必要性を認識している。すぐやる事業に上げてもらえるかどうか。
⑬川越入間線の歩道整備
 新しく要望を頂いた。あと少し歩道が無い状況になっている。あまり予算を投入しなくても、歩道が出来る。県の担当に話しをさせてもらう。
 私の立場は地元を預かっているので、要望をしっかりあげていく。
⑲新富士見橋の拡幅整備
 橋梁拡幅は厳しいかなと。
⑳田島屋堰上流の土砂撤去
 今年やる。
㉑上奥富用水堰上流の土砂撤去
 今年やる。
㉓雨水排水の処理
 市と密に協議をさせて頂きたい。県道を上げてもどうしようもない。排水路が1本くらいしかない。調整池を整備したり、雨水浸透枡を入れるなど、良くはなっている。不老川の推移が上がると困る。本線改修を急ぐ事が必要。
㉔急傾斜地崩壊対策
 地元の意向尊重しながら、県庁と話を進めていく。説明会を行わせて頂いている。工事は早くやってくれとなるが、指定となると土地の値段が下がるとか、もっと早く言ってくれればという話になるが、丁寧に説明したい。
㉕県営公園と留保地の一体利用の用地取得
 公園課に話をしていく。(以上)

県庁。会派・県内団体来年度要望意見交換会。
◇埼玉県助産師会。
 私からお礼を申し上げました。「助産師会さんに、一昨年ご寄付を頂いた東日本大震災被災地の南三陸町で産まれた子供へ、ベビー服などを送る応援事業は、来月10月までに13人が産まれ、10月で1区切りになる。被災地からもお礼を言われております。ありがとうございました」。

福祉部調整幹。
会派会報作成作業。
県決算資料調査。
(終電で帰宅)

<福島汚染水>各国から厳しい指摘 IAEA説明会 9月17日毎日新聞社

2013年9月17日の活動

  

市民相談。
特別支援学校。先生と意見交換。
市議と意見交換。
市民相談。
市議2人とそれぞれ会合。
(0時に帰宅)
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東京オリンピック。1964年との違いは?
 2020年東京オリンピック開催、決まりましたね。決まったからには、前向きに大事に活かしたいと思います。
 さて皆さんは、1964年の東京オリンピックと、今回開催される東京オリンピックは、どういう違いがあると思われるでしょうか?
 言い換えれば、1964年東京オリンピックを迎えるにあたって、皆さんはどんな気持ちで生活をされていたでしょうか?
 1964年東京オリンピックを迎えるにあたって、多くの日本人は、貧しくて生活が大変でも「努力すれば、いつか報われる」と希望を持ち、また実際、挑戦する機会・仕事があったのではないかと思います。
 ところが現在は、格差社会。非正規労働者が、労働者の1/3にも上っています。努力しても報われない。挑戦する機会を与えられない(失業率も1964年は1.1%でしたが、現在は4.3%に)。そう言う現状の国です。
 オリンピックでの経済効果は、専門家からは「根拠が不明確」だとの指摘もあります。
 ただオリンピックが決まったと、浮かれるのでなく、本当の意味で「希望を感じる」オリンピックに、日本社会に、あと7年で、政府はもとより、国民1人1人でも出来る事はあると思うので、みんなでしていかなればならないのではないでしょうか。
 「東京は安全」という総理大臣のアピールがありましたが、東京だけが良くなればいいのではないと思います。
 日本は転換が必要です。1964年東京オリンピックを迎える当時は、大きな転換点でした。
 東京タワー・新幹線・高速道路・・・当時は時代を変える為にハードが必要でした。
 では今、時代を変える為に必要な事は何でしょうか?
 自然エネルギーへの転換、人口が減っていく少子高齢化の時代に変わっているのですから、いわゆるコンクリートから人・ソフトへの転換ではないかと思います(ロンドン五輪は、北京五輪の予算の半分以下で行ったそうです)。今までの延長上での小さな変化は、転換ではありません。
 世界に例を見ないスピードでの少子高齢化のお手本に日本は、どうすればなれるでしょうか。
 どうすれば、多くの人が、生活が大変でも“少しの幸せ感”・希望を持てるでしょうか。
 1964年東京五輪を迎える時代、日本社会は今より“勤勉”だったのではないでしょうか。
 最近、こんな記事がありました。
 『投資信託 運用一任口座が急増 アベノミクス追い風』(9月8日東京新聞)。「退職金などまとまったお金を預けて、証券会社が様々な投資信託を組み合わせて運用する。この1年で口座数が26%増、総額が65%増加。需要は今後も増える」といった記事。まさに汗を流さず、他人任せにアブク銭を期待する、バブル、リーマンショック前と変わらない部分が出て来ている。
 栄枯盛衰。努力しない先には、衰退しか待っていません。世代は若い人達に受け継がれていきます。
 社会企業家・NPO・ベンチャーを支援するなど、方法はいくつもあります。困っている人・希望が見出せない人・不安な人は大勢います。
 日本人の特に平均所得者(548万円)以上の意識と行動が、今から問われていくと思います。
 あと7年でどれほどの変革が私達に出来るでしょうか。

2013年9月16日の活動

  

敬老会は中止。
台風の為、勉強会への出席を取りやめ、市内警戒。
幸い狭山市内に大きな被害は無し。倒木やトタンが飛んだりはした。
資料調査。
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16日、原発稼動がゼロに。
 国内で唯一稼働中だった福井県の大飯原発が定期点検に入り、国内50基の原発稼動が今日ゼロになりました。
 震災前、再生可能エネルギーの割合は1.1%でしたが、現在1.6%。国の姿勢が、再生可能エネルギーが0.5%しか増えていない現状を招いています。
 北海道で電力買い取り申請をした量は、北海道のピーク時の電力の1/5にものぼる157万キロワット。しかし、国と電力会社が買い取り量を制限。40万キロワットとしてしまいました。土地が安い北海道では、太陽光発電施設への参入を目指す問い合わせが、再生エネルギー法が出来て、殺到。ある不動産会社では2億円の土地を買って申請をしましたが、電力会社から買い取りを断られたとの事(NHKニュースウオッチ9で11日放送)。事業者は「何の為の再生可能エネルギー特別措置法なのか」と嘆いていましたが、買い取らないのは、固定買取制度を電力会社に義務付けた再生可能エネルギー特別措置法違反にならないのでしょうか。
 北海道で、自然エネルギーに変えられるはずだった発電量を、震災前の原発の稼働率で私が換算したところ、原発2基分の電力量に相当します。(2009年度、国内に原発は54基あり、総出力4885万kW。稼働率64.7%)
 一方、群馬県太田市は、農家の耕作放棄地にメガソーラーを設置出来るよう国に特区申請しましたが、国は対応不可との回答を出したとの事。
 政府が年末までに策定する新たな「エネルギー基本計画」で、将来の原発を含む電力の構成比率の明示が見送られた(産経新聞)と15日に報じられていました。平成22年に策定した現在のエネルギー基本計画に基づき、総合資源エネルギー調査会は、原発比率を平成42年に約5割にする事を提示していたにも関わらずです。自然エネルギーはニーズがあるのに、国が姿勢を具体的に示さなければ、新規参入にブレーキがかかり、経済成長的にもマイナスです。
 地熱発電は、国立公園内では建設できないとされていますが、国内の環境対策全体で見た時に、私は国立公園内でも地熱発電所を建設すべきだと思います。地熱発電の国内の潜在量は原発23基分と言われていますが、現在検討が進んでいるとは思えません。
 自然エネルギーへの転換を求めていきます。

2013年9月15日の活動

  

北朝鮮による拉致問題の演劇『めぐみへの誓い』鑑賞(都内)。
 横田めぐみさん(拉致当時13才。現在48才)のお父さん・滋さん(80才)と、田口八重子さんのお兄さん・拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(75才)がお見えになっていたので、挨拶させて頂きました(横田ご夫妻は昨日も都内の中学校で講演をされていました)。プロデューサーの方ともお話し、前回の同公演のDVDを購入しました。
 めぐみさんが拉致された中学生当時を子役が演じているのを見て、拉致家族の方は、見るのもお辛いだろうと思いました。私もお手伝いを続け、何とかしたいと、より思うようになりました。
 埼玉県の主催で、拉致問題を考える埼玉県民の集いが今週21日(土)に行われます。飯塚繁雄さんなど拉致被害者ご家族も出席されます。ご参加頂ける方は県庁にご連絡下さい。

2013年9月14日の活動

  

資料調査。
県庁。
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2013 埼玉」(東浦和)。

がん患者・家族・ボランティアが24時間リレーで歩き続ける。
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 「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間闘っている」事から、患者さん・家族や支援者・市民が24時間夜通し交代で誰かしらがトラックを歩き続けるイベント。がんの講演会が行われ、製薬会社なども出展。生命保険会社の社員さんがボランティアをやられていました。
 患者本人・家族の方(ご遺族の方も)が紙の灯篭にメッセージを書いて、ろうそくを付け、トラックの周回を照らしていたのですが、私が行った時にそろそろろうそくが消えていたので、新しいろうそくを頂いて、仲間と付けました。
 さいたま市議会では有志で参加しており、さいたま市保健部次長からも、がん対策の取り組みを聞きました。
 がん対策には、出雲市・岡山市が先進的に取り組んでおり、島根県では、八百屋さんの組合が協力し、バナナの売り上げをがんの募金(中国新聞)としている(募金商品シールの付いたバナナを販売すると、一袋につき輸入商社・卸・小売店が2円ずつ負担、計6円を寄付する仕組み。果物の中で最も消費量が多く、年間を通じて買えるバナナに目を付けた。
2007年秋にはじめ、3年間で1千万円超。募金総額は、街頭募金などで6億円以上)との事(寄付先は、公益財団法人 ヘルスサイエンスセンター島根)。
全国骨髄バンク推進連絡協議会長と意見交換。今後の埼玉の課題についてざっくばらんに。

2013年9月13日の活動

  

県庁。会派・県内各団体意見交換会(2日目。以下)。県来年度予算・制度改正要望に向けて。

◇埼玉骨髄バンク推進連絡会(ボランティア団体)会長・副会長、NHKプロジェクトXにも取り上げられた大谷貴子さんのお母さん、お子さんが白血病の親などボランティアさん2名。
 骨髄提供者1万5千人のうち800人が2回提供している。
 ここ3年間新たな登録者数は埼玉県が全国1位。県内の登録者数は3162人。登録可能年齢人口に占める登録者数は全国15位。
 県内提供者はここ10年間で431人。提供者の約半分は公務員や休暇制度が利用できる事業所員。
 企業で休暇制度を行っているのは、全国で223社。
 休業補償の助成制度を設けているのは全国で20市町。埼玉は無し。
 (県議会会派に説明したのは初めてで、私からお願いして良かった)
 会議後、骨髄バンクメンバーと会合。
会派会議。今日の県議会 文教委員会に8人の校長先生を呼びつけて、教科書選択について問うとの事で、私は行き過ぎだと発言。
会派・県内各団体意見交換会。
◇埼玉県造園業協会、会長・副会長・事務局長。
 私から全国緑化フェスティバルは47年に1度なので、中・小規模で永続的にやる企画はどうでしょうかと提案させて頂きました。群馬では花と緑の群馬まつりと題して行われている。
◇埼玉県看護協会長。
 訪問看護ステーションは最低2.5人いれば開設出来るとされているが、少なくとも10人いないといけない。一方、2025年問題がある。看護協会立では県内に6箇所ある。
 コールセンターとは、相談を受ける所。
 准看護師の授業時間は1890時間、看護師は3千時間以上。准看護学校では、バイタルサインの確認など、人の体で実習する機会が少ない。
福井県は准看護学校がない。10校以上准看護学校があるの県は埼玉など6県。
 厚労省で検討してるチーム医療(医療行為で、医師でなくても看護師が出来る)。埼玉医大では4人くらいいる。大分県の無医村で看護師がみたりはしている。
 看護部長の給料は、薬剤部長に50才代で追い越される。
 私から質問したのは、働いていない准看護師が准看護師全体の45%いる問題。准看護師を病院がトレーニングする費用は、持ち出しで、県補助金も少ないとの事。

産業廃棄物指導課長。
赤字の産業廃棄物業者に、5年後までの資金運用計画書を県は独自に提出させているが、5年後までの資金運用は、作文になってしまう可能性があり、そうでなくても赤字でお金が無いのに公認会計士に頼めば10万円くらいかかる。そこで、書式を改良し、赤字の業者には、その年の収支報告書を提出してもらうようにして頂きたいと申し入れ。

福祉部調整幹。福祉政策課。
越谷市・松伏町と、県内で竜巻被害があったので、県庁に募金箱を置いて欲しいと。
県議と意見交換。

ボランティア仲間と会合。
 神風特攻隊の基地だった鹿児島県知覧町(現 南九州市)で食堂を経営し、特攻隊員から“お母さん”と呼ばれていた富屋食堂の鳥濱トメさん(ウィキペディア)のお孫さんが経営している新宿3丁目の『薩摩おごじょ』というお店に伺い、お孫さんからお話を伺えました。今後もお付き合いさせて頂く事に。
 私が27年前にお話を伺った特攻隊の生き残りである当時、特攻記念館の館長さんは、やはりお元気との事。テニスもしてるとか。

2013年9月12日の活動

  

資料調査。
市民要望対応。
教育現場訪問。

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「就職失敗」が原因で自殺した20才代は、5年前と比べて、2.5倍に増えているそうです(3年前から多く推移。年間約150人。自殺未遂者はその10倍)。
 就職活動中、「本気で死にたい」「消えたい」と思った事がある学生は、5人に1人。21%にも上るとの事。
 自殺者対策に、教育、子育て支援、相談業務(消費者・労働・納税・・・)など様々な観点から、より取り組まなければと思います。
 自殺者対策は、まずは仕事や地域で、知り合った人を大事にする事からだと思います。
 「子供はもっと厳しく鍛えるべき」と思われる方には、ぜひもっと人と関わって頂ければと思います。

 学生アンケートで、69%が「日本社会は正直者がバカを見る社会」と回答。「正直者が報われる社会」と回答したのは、わずか31%。
 「まだ採用活動をしてはいけない」とされている時期に、水面下で内々定を出している企業がある事を問題視していました。
 65%の学生が「日本社会は、いざという時に何もしてくれない社会」と回答。
 これらは一昨日NHKで、ライフリンク代表の清水康之さんが話されていました。←全文が載っているので、お読み頂ければと思います。

 子供達や若い人達に「こんな社会、生きるのが嫌になる」と思われる社会。
 政治・行政は、全体として“必死”さが足らないし、存在価値が問われていると私は思います。
 オリンピック東京開催が決まって喜ぶ事が出来る人は、人に何か出来る余裕のある人だと思います。
 お願いします。

2013年9月11日の活動

  

県庁。会派会議。以下の県内各団体さんそれぞれと。来年度県予算要望に向けて。
◇埼玉県空調衛生設備協会長・事務局長。
 工事現場に対する愛着がなくなっている。
 今のままでは、金持ちと貧乏人の差が開くだけ。
◇埼玉県生活協同組合連合会長・幹事長。
 核兵器廃絶運動をしているが、原爆について日本が批准していないのは、本当に残念。
 “福島の子ども保養プロジェクト”を埼玉で行っており、昨年は長瀞で実施。大学生がボランティア参加。
 消費者教育を学校で進めて頂きたいとの事で、私から発言。
◇埼玉県行政書士政治連盟会長・副会長・幹事長。
 産業廃棄物業者に年間事業報告書を出させるべき。許可は免許ではないので、需給調整しない。
 産業廃棄物業者に5年後までの資金運用計画書を県に出させているが、5年後までの経営が分かる訳もなく、出させる事に意味が無いとの事で、私からこれまで経験して来た産廃業者とのやり取りについて発言。
◇埼玉県社会保険労務士政治連盟会長・副会長・幹事長。
 学校教育における労働・社会保障制度教育について。
 厚生省で5年前、学校教育推進事業として、市立船橋高校で始め、千葉では現在11校で実施されている模様との事で、私から、教育委員会が民間の方に講師料をお払いする事は少ないと思う。しかし、労働教育は重要と発言し、具体策を提案。
◇埼玉県建築士事務所協会事務局長。
 姉歯事件(耐震強度偽装)に端を発した建築事務所の賠償責任保険加入促進について、私から質問させて頂きました。加入率は非常に低い。
埼玉県生態系保護協会事務局長・副会長・調査室長。
 会議が始まる前に、私から東京湾の浄化について議会で質問した事、原発の事について話しました。
 生物多様性地域戦略に取り組んでいる市町村は、県内にほとんどなく支援を。加須市は今年後半策定。さいたま市は環境基本計画を読みかえている程度。
 私から、県の生物多様性埼玉県戦略の課題について質問。“愛知ターゲット”(20項目。2020年まで)を踏まえていない。愛知県は参考になる。企業・大学も参加してエコロジカルネットワークが動き出しているとの事。兵庫県も熱心。
 また私から、狭山の智光山公園を例に「都市公園は、芝桜・曼珠沙華ではなく、希少植物を育て、ウォーキングで見て楽しんで頂けれる仕掛けが大事なのではないでしょうか?」と質問。地味だが、日本らしい花々を知って頂くきっかけはあり得る。在来種の植生を大事にする園芸業者を伸ばす必要がある。森ビルが虎ノ門で再開発しているが、工事前と後を定量評価、在来種を植栽する。
 当会では県営公園の北本の自然観察公園などの指定管理を行っているが、保育士対象講座に力を入れている。初めて虫に触れた先生が増えている。小さい時からの体験が重要で、増えるような仕掛けを。
 河川整備や、市民団体の活動など、コンセプトが決まってから相談されるが、作る所から関わらせて。自然環境の保全について、市民の多数の意見が必ずしもいいとは限らない。

県議と意見交換。
資料調査。
(終電1本前で帰宅)
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ヤマトや銀河鉄道999原画60点 「松本零士展」14日から漫画会館で
(埼玉新聞) (さいたま市立漫画会館)

◆長寿の秘訣 教えます 智光山公園こども動物園 15日にリレーガイド
(東京新聞) (狭山市立智光山公園こども動物園

2013年9月10日の活動

  

東海第2原発を視察 副所長さんなどと意見交換】
(正式名称は、東海第2発電所)

東海原発・東海第2原発の全景(左側の建屋が第2)。
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 現地視察したのは、中央制御室内・ドライキャスク(使用済み燃料乾式)貯蔵施設内・防護壁・取水口・緊急時資機材置場・非常用ディーゼル発電機など。視察中携帯したガイガーカウンター(放射線測定装置)は、視察後も0.00でした。
 かなり突っ込んで意見交換させて頂きました(視察時間2時間40分)。
 これまで私は、柏崎・刈羽原発には3度、浜岡原発と六ヶ所村核燃料再処理施設に1度行かせて頂き、柏崎は停止中の炉心まで入りました。

東海第2原発にて、副所長さんなどと意見交換。
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 今日現地に伺って開口一番に言われたのは、「オリンピック開催だと、電力が更に必要になりますね」との事。
 “原子力発電専業会社”として日本原子力発電株式会社は、昭和32年に設立。東海第2原発以外に敦賀原発を所有(昭和45年運転開始)。


東海原発の廃炉計画書。
放射性廃棄物の処分場が無い為、計画通り進むのかどうか。

 東海発電所は廃炉工事中(日本初の原発。昭和41年運転開始。平成10年に運転停止)。 
 熱交換器の撤去は、まず吊り上げ、下から順番に同じ場所で撤去する事により、汚染区域を狭くする工法で行っている。
 しかし、放射性廃棄物の“搬出先”が決まっていない。搬出先が決まらない間は、本来は解体しないほうが、管理しやすい。廃炉計画で原子炉の撤去はオリンピックがある2020年までとの事(だが、聞いていて、終わりそうにない感触)。

使用済み核燃料が入っているドライキャスク(東海第2原発)。
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 ドライキャスク(使用済み燃料乾式)貯蔵施設があるのは、福島第1と、東海第2原発だけなので、関西電力など他の電力会社がよく見に来ている。東海第2は、使用済み燃料プールが小さかった事からドライキャスクがある。
 ドライキャスク貯蔵施設は平成13年度から貯蔵開始。24基貯蔵出来て、現在15基が入っている(東海原発で発生した使用済み燃料のみ)。六ヶ所村の再処理施設が稼働すれば、いっぱいになる事は無い。
 キャスク1基に付き、燃料棒は61本入る。キャスクの直径は2.4m、長さ5.7m。日本製。
 青森県むつ市に300基入る貯蔵施設が先月完成した。
 ドライキャスクの入っている建屋に今日は入らせて頂き、キャスクの近くまで行くと熱を感じ、キャスク自体に素手で触って見たら、50℃くらいあるそうで、少し熱かった。キャスクの中は約200℃あり、外側は外気と比べて最高で30℃高いのが安全基準。キャスクの入っている建屋は密閉されてはおらず、外気を低い所から入れ、上に排気口があって温まった空気が出るようになっている。4気圧のヘリウムをキャスクの中に入れており、外気の基準は2ミリシーベルト以下。キャスクの耐用年数は40年となっている。ドライキャスクは、車で運べる仕様には、なっていない。
 免震重要棟は、東日本大震災時、建物だけ出来ていた。
 震災後、非常時用に新たに配備した原子炉冷却などに使うホース延長車のホースの最長は2km。通常の消防車のホースの直径は60㎜だが、ここのホースは200㎜。
 高圧電源車は1週間分の燃料を備蓄し、タンク車も配備。
 東海第2発電所。
 中央制御室はガラス越しでなく、中に入って説明を聞きました。
 定期検査の時は、最大1日3千人の関連企業社員が関わる。
 東日本大震災時、この地区は震度6弱。原発敷地内は低い所で標高3m。
 津波で排水ポンプ1台が使えなくなった。
 防護壁が平成23年3月末に竣工だったので、震災時、隙間から浸水、非常冷却用海水ポンプ1台が故障した。ポンプは高台に3台予備を新たに配備。
 震災時、東海・東海第2原発で死者は出なかったが、隣の東京電力の火力発電所で足場の上にいた作業員4人が落ちて、亡くなった。1人が中づりになり、鳶職人が救助した。
 現時点で原子炉建屋に、ベント2箇所・ブローアウトパネルが付いている。
 バックアップ電源は、16時間分の発電に加え、40時間分発電出来る。
 再稼動申請に向けての状況について質問
 防災対策上、まだ整備されていないのは、例えば、フィルター付きベント(2,3年の工期)、送水管の多重化(同じ場所だけでなく、色んな場所から管を設置する)、通信設備など。ただ整備計画にそれらが計画され、地元理解が得られれば、申請は可能ではある。
 東海第2原発周辺の市町村からは、“防災協定の結び直し”を求められている。
 これまでは、東海村の隣の隣の市町村までが、防災協定を結ぶ範囲だったが、現在は30km圏内の市町村まで求められている。

<私から質問した主な内容>
①原子力発電を今後も続けていくには、もし万々が一、事故が起きた時の責任を国も負うようにしないと、民間会社では責任を負い切れないのではないでしょうか?
 その責任の所在が不明だから、国民も不安に思う部分があるのではないでしょうか?
②県議会議員として、福島原発事故の対応の一番の教訓としなければならない事は、県の対応。
事故直後、スピーディ(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム SPEEDI)の情報や、放射線量の情報を、福島県が隠してしまった事は、原子力発電そのもののイメージに、水素爆発の映像に次いで、大きなダメージを与えたと思うので、県の情報開示が何より大事だと思いますが、どうでしょうか?
③被災者生活支援法で、私は、これから新たに自主避難する方にも支援をすべきだと思いますが、どう思われますか?
 避難区域以外でも、一定の放射線量があり、不安に思っている方を封じ込めているだけでは、理解は得られないのではないかと思いますが、どうでしょうか?
 埼玉県には福島から大勢避難して来られていますが、被災された方からは、例えば「帰還準備区域は、補償するのが嫌だから、帰そうとしている」と言われる事もあるので、そういう地域でも、自主避難が認められるようにしてはどうかと思いますが、いかがでしょうか?
④福島原発事故で、狭山茶は大きな風評被害を受けました。原子力発電は、ただ“エネルギーの安全保障”という意義を口にするだけや、このように実際の現場を見させて頂くのはいい事ですが、それだけでは、中々イメージを払拭できず、これら①~③の事に国が対処しなければならないと思いますが、現場としてどのように思われるでしょうか?など。
 これら質問の全ての項目に前向きにお答え頂きました。お答えを詳細には記しませんが、「安全だけではなく、“安心”して頂けるようにしなければならない」とおっしゃっていました。
 “埼玉から一番近い原発”を早い時期に見たいと思い、今回視察しましたが、大変有意義でした。

東海村長に山田氏 原発再稼働に中立の姿勢(映像)9月9日 日テレ

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埼玉県庁。
県議と意見交換。
企画財政部調整幹。八ツ場ダム建設工事内容の変更。
議事課。議会改革について提案。
新聞記者と会合。県議会改革について。
(終電で帰宅)
視察報告書作成(2時半まで)。

2013年9月9日の活動

  

【埼玉から一番近い所に原発のある東海村 村長さんの話】

東海村 村上村長さんからお話を伺う。
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茨城県東海村役場 視察。
 村上達也 村長さんのお話を2時間10分伺いました。東海村役場は原発から3km。(以下町長談)
 村上村長の近著には『東海村・村長の「脱原発論」』(集英社)がある(視察後、早速購入)。

 東日本大震災の津波で、東海第2・女川・福島第2原発の15基は、間一髪だった。
 震源地があと100km南だったら、ここが危なかった。
 東海第2原発の防潮堤は6.1mで、ここに来た津波は5.4mだった。電源1台が停止。冷温停止に苦労した。主に手動で140回圧力を抜いた(ベント)。故障したらアウトだった。3月13日以降に私はそれを知った。

日本で1番、住宅密集地域にある東海第2原発(東海村役場から望む)。
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 東海第2原発から10km圏には人口30万人弱が住んでいる。20km圏は75万人で、水戸・日立市は全部入る。30km圏だと100万人。東京まで110kmだが、実際には100kmでも危ない。100万人が避難する所なんてどこにも無い。

 最も恐ろしかったのは、福島第1原発の4号機。工事のヘマがあったから救われた。震災時、予定では使用済み核燃料の水は抜いてあるはずだった。 
 私は覚悟していた。3月15日に原発メーカーの専門家が、4号機の使用済み燃料プールの危険性について教えてくれた。誰にも言わなかった。それがダメだと思ったら避難。たぶん東京も駄目だっただろう。切迫した状況だった。

 原発は、原理も原則も何もない、金の為なら何でもやる。
 人口100万人もいる所に、安全神話がなければ原発が出来る訳もない。アメリカは人口が少ない地域=ノン ポピュレーション ゾーンに建てている。
 日本は原発を持つ資格が無い。
 エネルギーの安全保障を言って来た国。
 原発推進の邪魔者は、消していく。推進一辺倒の組織体制。
 人的に引き起こした事故のコントロールは難しい。
 電力会社は地域独占体制。
 原発を立地に関係なく、どこもかしこも作れる所は作っていく。
 浜岡みたいに東海地震の震源地で、なおかつ人口の多い所に建てて平然としている。
 都合の悪い事は日本では起こらない事にしている。
 東日本大震災前年の1月17日、ロス地震で高速道路が落ちたが、「日本では起きない。ああいう工法は日本では取らない」。
 スリーマイル・チェルノブイリ事故の時も、「日本とは炉型が違う。日本とは技術者が違い、モラルが低い」。
 第2次大戦の時と同じ。「アメリカ人は個人主義、我々は大和魂がある」。
 科学的な精神に欠けた国。論理的思考能力が欠ける。戦争もそうだった。
 手工芸など技術は匠な民族。

 東海第2原発のPAZ(事故発生時、即時避難区域)5km圏内には8万人。福島は20kmで8万人。 
 原子力防災計画は、ごまかし。「過酷事故は起きない。住民避難をやる必要はない」のが根底。賠償も出来ない。
 福島原発事故で、米国は日本国内にいる国民を50マイル・80km圏外に退去。フランスは日本から退去を。ドイツは大阪以西に避難を指示した。
 人命軽視・人権無視。日本政府はパニックを恐れ、情報を隠した。福島県庁も。

 県議の皆さんに言いたい。県庁は、住民を守らない。県庁職員は上・国を見る。住民を守るのは、市町村。職員の違いはそこにある。 
 県庁職員は、国の役人以上に秘密を守ろうとする。お役人様になってしまっている。福島県庁は、スピーディ・放射線量を隠した。お上が怖い。国策でやっている空気。口が重くなる。
 非国民扱いされる。市民も口が重くなる。
 国防もそう。

 一昨年6月18日の海江田経済産業大臣の安全宣言は、おかしい。
 この国で原発なんか持っちゃいかん。
 スリーマイルは未だに原子炉の燃料棒の取出しが出来ない。
 汚染水問題。福島原発は阿武隈山脈から地下水が、とうとうと流れ込んで来る。
 日本は原発立地には不適。
 核廃棄物を埋められると思っている非科学的さに驚く。
 ドイツは岩塩を掘ったら底が移動していた。
 日本はロシア・ウクライナ・ベラルーシよりも数値が高い所に住まわせている。福島市・郡山市は、それらの国では住んではいけない地域になっている。

 安倍政権は、国益・国威優先しか出て来ない。 
 原発は巨大な権力組織。
 政策転換なんか出来ない。ひとつの方向に走り出すと、その組織が力を持つ。
 A級戦犯者は全員が「戦争に反対だった」と言った。ではなぜ戦争が続いて来たのか。その後、負けだしても転換出来ない。沖縄を捨石にし、それでも本土決戦で竹やり。米兵だって武力の違いに涙流しながら撃つようなもの。
 転換は安倍政権になったら特に出来ない。もう1回事故が起きないと分からない。
 洗脳する軍部みたいなもの。みんな物腰はやわらかで、丁寧だが、これが危ない。
 権威が一番落ちたのが学者。
 既得権益にしばられる。政治家・知事の首さえ飛ぶ。大学のトップクラスは電力会社に就職する。

 原発は福の神だが、どっぷり依存したら先は無い。
 全国1719市町村中、原発は23市町村にある。
 原発があると、そこのまちの産業は全て原発関連になっていく。納入業者・宿屋・タクシー・飲み屋。既存の産業が消えていく。農業・林業なども消えていく。雇ってくれるから。原発に依存した産業になっていく。
 敦賀市・越前市は人口7万人。工業生産出荷高では越前市が3、4倍。なぜ敦賀市が五分五分でやれるか。原発があるから。
 東海村と新潟県妙高市は同じ人口3万8千人。工業生産出荷高は新潟県妙高市が3倍。原発がなければ、別な産業が出来る。まさに依存体質。

 リニア・新幹線・高速道路建設はおかしい。昔は人力だから10里おきに宿場町が出来た。地方は効率・スピードに乗ってはいけない。原発はその代表選手。10年で国から800億円来る。

 エネルギー政策はドイツの勝ち、フランスの負け。
 フランスは原発に80%以上依存。しかし、フランス人は事故が起きれば、街頭に出て来るだろう。
 フランスは陸軍大国で、マジノ線を作れば、ドイツ軍は攻め込めないと思っていたが、ドイツ軍は超えられないと思われていたアルデンヌの森を超え、マジノ線の後方に現れ、フランス軍は壊滅。

 原発が無いとやっていけないと思っている。
 東海村の半分以上の住民は、原発があったら危ないと思っている。
 原発の是非は、東海村だけでは決められない。100万人の命と生活に責任が持てるか。周辺の人達が黙っていやしない。

<茨城新聞アンケート調査>再稼動NOが59.5%。女性は64%がNO。
 22自治体、再稼動NOの請願を採択。

 東海第2原発は、運転開始から35年。 
 防災対策を行った後、寿命の40年までは1年運転するかしないか。

 廃炉工事で、雇用はある程度残る。
 原発は13ヶ月に1回の定期検査で1千名従業員がやって来る。そういう人の宿・居酒屋・タクシーが金になる。

 原電で東海村民の職員は150人。全体では350人。
 下請けで村民は350人くらい。下請け全部で500人弱。
 東海原発の固定資産税10億円・電源交付金5億円。東海村の税収のうちの15、6%を占める。
 旅館に「外国人を泊められるようにしてくれ」と言ってもやらない。食えるから余計な事と。

 電源交付金のあり方を変えていかなければ。丸々消える訳ではない。

<質問>原発が必要だと思っている方には何と言われますか?
 「福島を見て。汚染水問題をどうする。福島に戻れますか?」と言う。

 私が原子力発電に疑問を持つようになったのは、東海村JCO臨界事故(1999年、事故被曝により2人死亡。村長として現職だった。ウィキペディア)の時。
 JCO事故の真相は、歪曲されている。“バケツとひしゃく”が問題なのではない。バケツと柄杓のせいにして矮小化した。量をためたから臨界が起きた。質量制限の基準がある。1バッジ2.4と言う縛りがある。7バッジ以上だと臨界が起きると分かっていた。
 事故が起きたのは、国策だから。
 臨界事故が起きると考えてなかった。
 検査に国の監督官庁が入っていない。監督官庁は無いに等しい状況だった。
 原子力防災法を作れと要求していたが、事故は起きないものと作らなかった。
 刑事責任で終らせようとしていた。
 科学技術庁(当時)が作成した原子力防災指針で、一番過酷な事故を想定したのが“仮想事故”。脚注に「これは仮想事故だから、具体的な対応は必要としない」と書かれていた。村も「住民避難は必要としない」としていた。

 保険会社が原発の保険を付けられない。
 原発事故の賠償責任額は、当初200億円だったか。臨界事故後、600億円に。ウイーン条約では1000億円。
 賠償が出来ない・保険がきかないのを生産していい訳が無い。
 人類は原発を制御できない。自然の摂理は超えられない。

 原発は地域主権の疫病神。 
 原発政策は地方自治の根幹に関わる。憲法問題にも関わって来ているので、今後も発言していく。
 福島は植民地のように、差別されている。
 水俣の元市長も「水俣だから起きたんだ」と言われたと言っていた。

 3.11後の8月、電源所在地市町村長会役員会で、井戸川 福島県双葉町長(当時)は「私は国境はいらないと思う。国境があるから軍隊が出来る。軍隊の最大の敵は国民である」と言った。
 言い換えれば「原発は国策。その最大の敵は国民であり、地域住民である」という事だ。
 井戸川町長は「会津に行ったら、原発は無いが、同じような公共施設はあった。原発が無くてもいいんだなと思った」と。
 原発にしがみつくのは、犯罪的。自分の所だけ豊かになろうとするのは。
(以上)

2013年9月8日の活動

  

静岡駅で読売新聞がオリンピック決定の号外を配っていました。号外とは思えない量の17ページ(半分は広告ですが)。今回は東京に決まるムードでしたね。
決まったからには、経済効果などが、よりあるように頑張ります。

静岡市立科学館
 3階分のスペースが科学館。朝早くから多くの家族連れが入館していました。このスペースで、体験出来る物の数は、他の館に比べてお金をかけていると思いました。地方に行った際、気にして科学館があれば行っていますが、やはり科学館は楽しいですね。体験出来る物を更新するのは大変だと思いますが。

静岡県庁主催、事業仕分け
今日も9時40分から4時半まで(以下)。

⑤心の教育推進事業
 県のスクールカウンセラーが、ばしゃくに合わないので独自に採用している所が全体の1/3、35校あるが、どういう事か?PTA会費などを使ってやっている。
 重篤な事案に対応している。例えば自殺願望、病院にかかる前の精神疾患で教員で中々対応しきれない場合の医療機関へのパイプ役。量・質でも教員では対応し切れない。
 足りないならなぜ、教員や養護教員を補充しないのか?
 そもそもカウンセラーがいらないように、塾がいらないように仕組みを作らないと、いくらカウンセラーを増やしても足らないのでは?
 高校で906名、1.29%、知的を持たない発達障害がいる。
 発達障害に特別に専門性を持っている方なのか?特にそういう方ではない。
 スクールカウンセラーが必要かどうかは誰が判断するのか?学校が。
 臨床心理士の人数は限られている。昨年度36人中13人採用。勤務時間が合わなかった事も。
 別の人をよこせという事も出来るのか?年度でお願いしており、途中でやった実績は無い。次年度の配置で出来る。効果があがらない事もあるのでは?他の学校から派遣する事は可能。
 学校への配置を学校規模で決めるのは矛盾しているのでは?
<評価>
 [大きな効果] 県民評価者2人、[一定の評価] 県19人、[あまり効果ない] 県7人。

⑥スクールカウンセラー活用事業
 21年度、事業仕分け対象事業に。
 県が任用・配置して、市町村の事業なのか?市にその力量が無いので、そうはなっていない。
 例えば訴えられたら市・学校の責任になるのだと思う。スクールカウンセリングをやる事は、市町村の事業である事を明確になってないのではないか?市だと国庫補助を受けられない。
 配置も市町村にやってもらっては?それぞれの場所で配置できないという現状がある。
 効率が悪いのでは?
 文科省は県が手足だと思っているし、県は市が手足だと思っている。全部縦系列で考えてないか?
 年収300万円に届かないのでは?40代では出来ない、皆さんはやりますか?
 専門職になれないと発展性がなく、片手間な人に非常な負担がかかり、最終的な目的につながらないのでは?
 校長・教頭はカウンセリングの資格を持っているようにすべきでは?
 発達障害・アスペルガーの専門の医師は県東部にほとんどいない事を県レベルで考えて頂きたいが?差があるのは認識しており、対応を考えていく。
<評価>
 大きな効果 県3人、一定の評価 専3人・県20人、あまり効果ない 専2県5人。

⑦確かな学力育成推進事業(2年目)
 35~45才の教員は少なく、主任を経験出来ておらず、リーダー養成が喫緊の課題。
 教職経験15年程度の教員23人(国・数・理・地歴公民・保体は各3人。芸・家庭・農・工業・商は各1人)が指導。
 若手教員に指導を年3回実施。指導者が自分の授業を年6回見せたり。
 市町村教育委員会に指導主事がいて、市教委が主体で県が支援しては?指導主事がいない町村もあり、これだけの指導員を確保するのは難しい。
 浜松市は、教師塾をやっている。
 国語の学力テストはワースト1だが?
 2重行政は今の法律上仕方ないが、
<評価>あまり効果がない
 大きな効果 県2人、一定の評価 専1人・県11人、あまり効果ない 専5県15人。

⑧医療・医薬品産業(ファルマバレー)推進事業
 県の製造品出荷額がリーマン後、4.1兆円下落している。
 医療品・医薬機器生産額は、第1位(埼玉県が2位)。
 事業費に占める県費割合1/4。31人体制。
 先端医療総合特区。医療機器管理者の資格を、現場経験なくても、専門学校で取得できるように。
 県がんセンターでアイデアを集め、1件百万円の予算で、製品化検討。特に中小企業支援。
<評価>
 大きな効果 専人・県8人、一定の評価 専5人・県20人、あまり効果ない 県1人。
 今日の傍聴者71人、ライブ中継視聴1067件。

埼玉県議会の決算委員会の開催を前にして、2日間大変緊張感のある議論を目の当たりにし、勉強になりました。
翌日の静岡新聞の記事「空港定期便の拡充など「縮小」 静岡県事業レビュー2日目」

2013年9月7日の活動

  

静岡県庁主催、事業仕分けを傍聴。(静岡新聞の記事)

静岡県主催の事業仕分け。県庁職員がパネルでも評価者に説明。
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9時40分~4時半までの予定のところ、時間を延長して5時過ぎまで行われた。
以下ここでは私の考えを含めず、どんな質問があったかを中心に一部を記します。

静岡県知事、構想日本代表挨拶
 静岡県の事業仕分けは今回で5年目。民主党政権で事業仕分けを行う直前に始めた。
 これまで160の事業を仕分け、うち30を廃止提言、49億円の削減効果があった。予算削減が一番の目的ではない。ネット中継の視聴者は千人規模。県民評価経験者10人あたり7人が県政の信頼感が高まったと回答。
 仕分け時間は、当初1項目30分間だったが、1時間に変えた。
 今年から事業レビューに名称を変更。事業仕分けの目的は、予算削減が主目的ではなく、仕分けを終わらせる事。今年からは、より中身の議論を。国のような悪い縦割りをやめていこう。どの事業を選ぶかの選定が大事。

 今日の評価者は、県民評価者82人(無作為抽出5千人の中での応募者)、専門員18人(他の自治体でも事業仕分けを行っており、分野の専門家)。大学生がボランティアで運営補助。3部屋に分かれて審査。
 形式としては、専門員がまず質問し、県民評価者のうち3名が質問し、評価を行う。

私はまず、
①「NPO推進事業費」を傍聴(以下、発言)。
 22年度に県でNPO実態調査。
 京都などでは、NPOがNPOを評価する所もある。
 行政からの委託事業が無いNPOがどれだけあるかの指標を出す所も出て来た。
 県は、NPOの年次報告書の書面審査だけで、中身の確認はしていない。中間支援のNPO(県内4箇所)に、4,5千万円も使っているのだから、行政として県民に支援してもらえるようにすべきではないか?
 単なる講演会・講習会でなく、県民の中に入ってやって頂きたいが?
 静岡県は縦に長く、東部はNPOが比較的育っていないので、そこを厚くしてもらいたいが?
<評価>
 [大きな効果がある] 専門員1人・県民評価者3人、[一定の効果] 専1県18、[あまり効果ない] 専1県8。

②「コミュニティ施設整備費助成」。
 県が関わる必要があるのか?自主防災など欠かせない関わりがある。
 実質的に財政支援ではないか?
<評価>
 大きな効果 専2人・県5人、一定の評価 専3人・県16人、あまり効果ない 県8人。

③東部地域都市拠点総合整備事業(コンベンション施設)147億円(県67億円)。
 沼津駅JR跡地に区画整理事業。県内最大規模の平場の会議室1100人。
 21年度の事業仕分けで「改善が必要。県民の意見を聞いて」との結果が出て、企業・団体、女性代表・高校生などと意見交換会を実施した。
 東京からコンベンション開催を誘致。
 中部にあるグランシップは、学術文化・コンベンション施設。
 指定管理料は5年間で5億6千万円。目標達成しなかったら?この期間はこのお金で。5年後はこの事業者かどうか分からない。
リピート利用率に目標を。
 修繕費は?耐用年数38年。他の施設で考えると、40億円くらい指定管理料以外にかかる可能性がある。平年割りすると1億円くらい。
 NPOの育成、御殿場市がうまくやっている。
 利用率の損益分岐点は?毎日稼動すると運営費が賄えるが、現実的には難しいので、このような事業費を予定している。
 稼働率100%で収支計画を作っては?利用しやすさから適切な料金設定を重く見た。
 指定管理料の比較で示された5県は、県内で3つある所は?ない。6社応募。
 国が作ったグリーンピアのようにならなきゃいいなと思う。
 来年開業で1日2000人利用としているが、心配でしょうがないが?70~80万人は他の施設で積算した。達成するのは難しい。
 経済波及効果は、本当にちゃんと計るべき?
 代替施設なら経済波及効果は無い。新規のお客さんが来て、初めて効果がある。と考えると27億円なんてない。
 県内にあるハコモノが、どのくらい役立っているか見直す事があって、この施設が出て来たのか?
 東部に住んでいるが、どうなのかと思う。宿泊地元4%との事だが、地元が使えるように。
 駅に極近いのは、地元の経済波及効果が出ないデメリットがある。
<評価>
 大きな効果 専1人・県3人、一定の評価 専3人・県17人、あまり効果ない 県7人。

④公園・緑化整備事業
 国の補助対象、総事業費が2億5千万円に満たない事業を対象。県1/4補助金。
 近年は年5箇所程度。市町村の意向は、財政上、新たな公園整備が進まない状況にある。緑化率50%の縛りがある。街区公園は0.25haが標準、近隣公園は2ha。
 予算額に比べ、決算額が低いのは、使い勝手が悪い。フルに使えるように補助率を変えるなど、違うインセンティブが必要なのでは?
 防災と一体となった公園整備が望まれるのでは?
<評価>
 大きな効果 専3人・県4人、一定の評価 専1人・県19人、あまり効果ない 県4人。

 各項目仕分け終了後、統括セッション。今日行った4項目の仕分けで、何を一番重点にして欲しいか、専門員が発言。

 今日の評価結果 一定の評価 9事業、あまり効果がない 3事業。
 今後の方向性 重点的に実施 3事業、縮小 2事業

 今日1日の評価が終ると、その日評価した項目の中で、来年度以降重点化すべき事業を選択。
 事業仕分けのやり方の問題が反省点として出た。ワークライフバランスと男女共同参画が別会場で同時に行っていた。なぜ1つの班でやらないのか。やっている内容も似たり寄ったり。
 今日の傍聴者70人、ライブ視聴1654件。

 昼休みの時、傍聴者の中で、愛知県の東浦町で事業仕分けを来月12・13日に行う担当職員からお話を伺いました。
 京都府亀岡市でも事業仕分けを行うとの事。
 また、今日の仕分け司会進行の1人は、元京都府議会議員だったので、挨拶し、閉会後、構想日本の代表の方にお話を伺いました。埼玉県でも行ってはと言われました。

翌日の静岡新聞の記事「UDなど「縮小」 静岡県事業レビュー初日」

2013年9月6日の活動

  

党県連組織局長用務。アンケート調査。
会派用務。
教育関係者と会合。
市民要望対応。
支援者訪問。
支持者訪問。

お陰様で47才になりました。どんな苦難も乗り越えて頑張ります!

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オリンピック招致について
 盛り上がっているところ、大変恐縮ですが、私は2020年東京オリンピック開催には、反対です。
 理由は、オリンピック開催には、膨大な税金がかかるからです。
 現在“ロビー活動”の名の下に行われている招致活動は、きれい事ではなく、恐らく首相が自由に使える“官房機密費(何に使ったか報告義務も無し。約15億円)”を始め、多額な税金が使われています。
 皆さんご存知の通り、日本は先進国で、借金額が突出しています。消費税の増税もあります。
 なおかつ、東日本大震災の復興予算、福島原発の廃炉、汚染水、他の原発の廃炉、すぐに廃炉には出来ない為の防災対策、少子高齢化対策と今後の税収減、いつ起きてもおかしくない災害の防災対策(トンネル崩落・落橋など、高度成長期のインフラの老朽化対策も)、格差社会対策・・・。オリンピック開催地よりも他に、今まで考えられないくらいの膨大な予算がこれからかかります。
 そうでなくても、現政権は、来年度予算も、天井知らずに、公共事業を行う考えです。
 この国は、リーマンショック以降、年間収入の倍以上、お金を使っているのにです。
 今回のマスコミの招致の盛り上がりは、国民に国の税収・借金の状況・今後の財政が見えないという大きな問題があるのだと強く思いました。
 「オリンピックが被災者を励ます」と言っているようですが、違うと思います。
 この国の破綻を食い止めなければと、私は思います。破綻は、国民生活に大きな影響を与えます。長野オリンピックの時は、経済効果は税金投入額よりもあったかも知れませんが、今は無いと思います。長野県は、オリンピック終了後、いくつもの会場を廃止しましたが、開催時の借金で苦しんでいます。ギリシャは、オリンピック後、破綻しました。
 日本国民の平均所得は、以前と比べ100万円下がっています。特に格差社会の今日、生活が苦しい方は、オリンピックを観に行けるはずもなく、グッズも買えません。
 日本選手の頑張りにより、日本から遠いロンドン五輪で、あれ程盛り上がれたのです。日本でなくても、いいのではないでしょうか。オリンピックを開催するお金があるのなら、永続的に選手の育成に、もっとお金を使うべきではないでしょうか。日本政府は場当たり的で、人を育てようとしていないと思います。
 私は間違っているでしょうか?

2013年9月5日の活動

  

県議会サッカー議員連盟、視察。県立カシマサッカースタジアム。

東日本大震災の時、落下した鹿島スタジアムの照明灯。
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震災後、照明をワイヤーにつなげ、柵を付けた。
埼玉スタジアムはどうなっているか県の担当者に確認したら、ワイヤーではつないでいるとの事。


 1993年に98億円で県が建設(1万5千人収容)した後、2001年にW杯仕様にする為、更に234億円で増築(4万人)。メインスタンドが反対側になった。

 

W杯を開催したスタジアムは、どこも構造上、風の通りが悪く、
芝の養生が大変との事(埼玉と同じく床暖が入っており、行った時も
扇風機を回していました)。
0905_05鹿島は海沿いの為、スタジアムは塩害がひどく、雨に濡れる所よりも、
濡れない所のほうが雨で流されないのでひどいとの事。


 12年ぶりに今年ピッチの芝を全面張り替えた。全面張り替えるメリットは土壌改良できる事。
 スタジアムの管理をJで唯一、指定管理制度でチームが受けており、サッカー以外のスタジアムの使用を倍増させた。

 

スタジアムから駅までの道120m分に、太陽光発電パネルを設置。
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 駅までの通り道120m分に、太陽光発電パネルを設置。建築法上、屋根には出来ず、雨は避けられない。(^^;)
 スタジアムの売店は年間110万円の支払い(年22試合)。1日200万円・年2千万円売る店も。
 ユニフォームのスポンサーは鹿島の場合、胸の所が4億円、背中が2億円、ももが1億円。
 スタジアムにJで初めてTV中継システムを導入(5億円)。中継車が不要になった。自社で撮影するので、ロッカールームなどにも入って撮影できるし、他のチームの試合ではカメラは6台だが、鹿島スタジアムでは10~12台使えるので、ファン目線で撮ったり、スポンサーにメリットがある撮り方が出来る。

 

選手のロッカールームから、ピッチに向かう通路は、サポーターの写真が飾ってありました。
0905_04選手のテンションが上がりますね。サポーターとしても貼ってあると嬉しいですよね。

 

長さ500mの電光掲示板(写真中央の黒い帯)を設置し、スポンサー名を表示。
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 観客席に長さ500mの電光掲示板を設置し、82社分のスポンサーが一度に映せる(2パターンで164社分)。

埼玉県庁。県議と意見交換。市民団体からの要望。

2013年9月4日の活動

  

友人家族の葬儀。

竜巻被害にあった越谷市へ(詳細上記)。

猫の里親募集をしている団体。南越谷駅で、週4回活動が行われている。
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こ~んなにカワイイ子が里親を待っています。
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 現場に行く途中、南越谷駅前で猫の里親募集をしているボランティア団体「元気なしっぽ」の方々からお話を伺いました。週に4回!水・木・土・日曜日に、新越谷駅前で活動していらっしゃるとの事。
 私が見た熊本・北九州市の取り組みについてなどお話し、地域猫制度普及についての課題解決策を教えて頂きました。

2013年9月3日の活動

  

 【竜巻被災地、越谷ボランティア報告】

今、竜巻被害に遭った、越谷市に来て、がれきの撤去作業をしています
(9月3日21時現在)。
明日以降も瓦礫撤去のボランティアを必要としています。
作業は主に、瓦や建材などズタ袋に入った物を運ぶ事です。
ちなみに20代の女性も運んでいました。

 

がれきを台車に載せて、集積場所へ(右がひろし)。
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 ボランティアセンターのある場所(地図)は、越谷市の“大里東自治会館”。
住所:越谷市下間久里564-1。
ボランティアセンターは市民団体の方を中心に運営されています。
詳しい情報はこちら。お話を伺ったら、雨でもボランティア活動を
行う予定だとの事でした。
バスで東武スカイツリーライン線“せんげん台駅”から行けます
(武蔵野線で南越谷駅乗換え。栗橋方面行き)。
周辺の道路は復旧工事車両などで渋滞しているので、現場近くまでの
車の利用はお控え下さい。被災者の方が困っています。
よろしくお願い致します。

ご不明な点は、以下の私の所までご連絡頂ければ幸いです
(もしかしたら参加出来るかも知れないお知り合いにこの事を伝えて頂くのも
有難いです。メールは深夜・早朝含め何時でも大丈夫です)。
電話:090-3310-9234
メール:kids-dream@docomo.ne.jp

 


 

竜巻被害が大きい越谷市下間久里。工事・報道等の車両で渋滞している。
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テニスコートのシートも、竜巻でめくれ上がった。
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 竜巻被害に遭った越谷市に来て、がれきの撤去作業を夜9時過ぎまでさせて頂きました。
 作業は主に、瓦や建材などズタ袋に入った物を運ぶ事です。ちなみに若い女性も運んでいました。
 越谷市のボランティアセンターの情報はこちら。2か所に開設されています。(当初、お伝えした“大里東自治会館”は、6日に閉鎖されました。取り組み紹介FB)。
 ボランティアセンターの1つ、老人福祉センターくすのき荘は、バスで東武スカイツリーライン線“せんげん台駅”から行けます(武蔵野線で南越谷駅乗換え、栗橋方面行き。バスは老人福祉センターくすのき荘行き、終点)。周辺の道路は復旧工事車両などで渋滞しているので、現場近くまでの車の利用はお控え下さい。被災者の方が困っています。
 私から狭山市社会福祉協議会、青年会議所などにボランティアの応援要請を行いました。

 今日は始めに、越谷市選出の同じ会派の山本正乃県会議員が被災地を案内して下さり、被害に遭われた方からお話を伺いました。竜巻が発生した時、防災無線は放送されなかったのではないかとの事。
 会派での現地視察が終わり、ボランティアセンターへ。
 まず始めの作業は、他から届けられたブルーシートの搬入。
 依頼のあった所を地図で確認し、訪問。瓦や建材などズタ袋に入った物を、約600m離れた公園のがれき集積場所まで運ぶ事です。
 近所の事業所の方が、台車を貸して下さり、大変助かりました。台車は荷台の長さが1m半もあり、ダンボールに入った資材が台車に積んであったのですが、それを使っていいと言って下さいました。
 ボランティアに回っている際、5件の被災された方とお話させて頂きました。
 今日歩いた距離は、約20km。歩いたと言うより、がれきを台車に載せ、集積場所とご依頼のあったお宅との往復で、ほとんど走っていました。
 越谷市の友人と会って話したところ、竜巻のあった日天候が悪化した段階で、心配で学校に迎えに行ったら、サッカーゴールがグラウンドの真ん中に飛ばされているのを見て恐ろしくなり、竜巻で飛ばされていた小学生の娘(軽症)の安否を確認したという話を聞き、臨場感が伝わって来ました。

9月4日
【翌日も、越谷市・松伏町へ】
 越谷市内に今日ボランティアに来たのは、約300人(越谷市民含む)。マスコミ報道によって、大分増えました。
 ニーズは例えば、家の中に飛び散ったガラスなどの片付け(女性も可)。屋根に登っての作業。
 今日は消防隊員や建築関係のボランティアがチームで来ているのが見受けられ、命綱を腰に巻いて、より頼もしく思えました。今日は雨が降ったので、屋根にブルーシートを被せられて良かったです。建築関係チームは、近くで電気工事をしている業者さんに掛け合って、仕事の部分以外で、家に垂れ下がった電線の撤去を直談判。やって下さったと言っていました。非常時は垣根を越えてやれるといいですよね。
 トラックを持ち込んだボランティアもいて、昨日道路上に出されていた沢山の瓦礫は、ほとんど片付いていました。災害から何日か経つと技術者のボランティアや資機材が増えて来ます。

 

竜巻が通った方へ稲が倒れている(松伏町)。
0904_01竜巻被害の地域では、田・畑にも木片・ガラス片のガレキが飛んでおり、
それを取り除く為に収穫が遅れ、農家は質が落ちる事を懸念しており、
ボランティアも関わっている。

 

松伏町で竜巻被害にあった事務所。
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 松伏町のボランティアセンターに行って聞いたら、今日のニーズは2、3件との事でした。松伏町で竜巻に遭ったのは水田地域で、いい意味で田舎なので、地域で自己完結しているのではないかと思われます。
 昨日・今日お手伝いに伺って、ボランティアセンターのリーダーの方々と親しくなり、皆さんが一息ついた所を見計らって、途中テレビ局記者も交えて約1時間20分お話を伺い、越谷市議とも話しました。

【被災地に行って見えた課題】
 今回被災した地域で、お話を伺って、現場で見えて来た課題は、行政関係機関(社会福祉協議会・市など)と現場のボランティア団体との連携が出来ていない事。これは私自身も、阪神大震災の被災地で、ボランティアセンターのリーダーとして、体験した事です。
 今回の場合、市社会福祉協議会と、ボランティア団体と、各々にボランティアセンターがありました。ボランティア団体のセンターは、一番竜巻被害の多かった地域の自治会館に設置され、石巻の市民団体の方を中心に運営されており、地元自治会がうまくカバーしていました。東日本大震災などで、災害ボランティア経験が豊富な方々なので、アクティブでした。
 一方、市の社会福祉協議会は、自治会のボランティアセンターの動向を把握しておらず、またその意向もありませんでした(自治会のボランティアセンターは連携を模索していましたが)。
 市の社会福祉協議会が被災後2日目にニーズを把握出来ていたとは私には見えませんでした。
 行政機関の職員は、やはり被災地での活動を経験しておく必要があると改めて思いました(県議会議員になって最初の議会でその事を質問し、県庁職員は現在もやっていますが)。そうでないと、何より、臨機応変的な対応をしなければならないと思えませんし、刻々と変わる被災者ニーズにうまく対応出来ません。
 また、日頃民間団体との打ち合わせが出来ていないと、どこで災害が起きても、またこのようになり、同じ課題が取り沙汰されると思いました。(狭山市の社会福祉協議会では、先日1回目の災害ボランティアの打ち合わせがあり、私もお邪魔しました)
 公的機関にボランティアセンターを設置する事は通常ですが、今回のように被災した地域に、ボランティアセンターがあると、被災された方が頼みやすく、アクティブに動けるものだと思いました。リーダーの方がおっしゃっていたのは「コンビニやATMが至る所にあるように、ニーズを受け付ける所はいくつもあったほうがいい」と言われていました。