【人間のする事に絶対は無い】
埼玉・蕨で、今日(日) 15時半までの『放射線像・写真展』に行って来ました。駅の改札に、わざわざ案内の方が立っていました(私が気付いたのは、帰りでしたが(^^))。
NHKスペシャルでも取り上げられていましたが、見に行って良かったです。
写真右が、普通の写真。左が同じ物を写した放射線の写真。
福島原発の被害を受けていない物は、写真左のように、何も映らないか、うっすらとしか映りませんが、放射線に被ばくしている物は、黒く映ります。
電力会社や、原発を推進・賛成・黙認している方に、じっくり見て頂きたいと思います。
この軍手は、飯館村の村長の物で、黒い所が放射線。
詳しくは 放射線像・首都圏リレー開催2016 FB
写真展では、放射線量(β線)をcpmでも表示(バックグラウンド25~40cpm)しており、写真の写り方と数値を合わせてみると、分かりやすかったです。
・千葉 6/17(金)~6/19(日)
ギャラリー「空」 JR本八幡駅 徒歩8分
展示時間 6/17(金)~6/19(日) 11:00~18:00
詳しい場所:放射線像写真展 開催場所
自宅に戻り、資料調査。
市民相談訪問。
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【池上彰さんが今日(日)、狭山市に!】
村松真貴子朗読とお話の会『声で紡ぐ物語の世界 二人のあきらさんと共に』
当日券、多数あり!
50分間話す予定!
池上彰 氏 講演
「私が子供の頃は、誰も塾など行ってない。雨だとやる事が無く、夏目漱石の本は当時、旧カナ使いだったが読んでしまった。野口英世、シュバイツァーな ど、伝記を読んだ。『星の王子様』で有名になる前に、サンテグジュペリの夜間飛行を読み、古典を読んでおかないといけないと思った。
読書のライバルが中学時代からいて、帰り道にバカにされて「くそぅ」と思った。
林真理子さんは、いじめられて、本という逃げ込む所、逃げ場があり、本の中でヒーロー・ヒロインになった。
今の子供は逃げ場が無く、自殺してしまう。
大人は飲み屋でなぐさめてくれるが、子供にとって、それが本。ロビンソン・クルーソーの冒険を読んで、一人でも生きて行けるじゃないかと思った。本に居場所を見付ける。
子供に「本を読め」と言う前に、自身がどれだけ本を読んでいるか。本について夫婦が語り合い、本の題名は子供に見せない。長生きする本でなく、文学。三毛猫ホームズシリーズ。
私は病弱な内気な文学少年で、絵の無いラジオを聴いて良かった。
東大、東工大の学生は、歩きスマホをしていない。使う時を分けている。
ニュースの見出しだけを見て、読んだ気になるが、紙にはかなわない。フロー・たまたま報道された事。気になるテーマの本は根こそぎ買って来る。
ありきたりの質問に、聞かれるほうは、嫌気がさす。
そこで、ムヒカさんは事実婚だったが、大統領になる上で、既婚者でないと立候補出来ないので結婚したと言う質問をされると、ムヒカさんは思っていなかった。プロポーズをしたのか奥さんにも聞いた。
ピケティさんは「少年時代、バルザックの本を読んで出て来る格差が気になった」と目を輝かせて語った。(参考:日経Bizアカデミー)
ありきたりの質問をしてはいけない。「いい質問ですね」と。
物知りだと言われるが、私は、物を知らない事を知っている。結果的に知るようになる。無知の知。でも、芸能・スポーツは苦手。
AKB48の経済学を、東工大で教えた。AKBは銀座のホステス、力士の構造、谷待ち文化と同じ。秋元康さんは、過去のビジネスを知っている。AKB は全員プロダクションが別なので、プロダクションの足の引っ張り合いが無い。まゆゆは中国で人気があり、中国には選挙の投票権が無く、生まれて初めて 投票をし、中国は変わって行ってしまうかも知れない。中国はAKBの中国版『56輪の花』をあわてて出した。56は民族の数。ほとんどが漢民族で形成されているが。AKBで、学生は経済学を面白がってしまう。
芥川賞作家になった又吉さんの本は、又吉さんが語った事をライターがまとめた。「高校時代、本は自分を不安にさせ、自分の内面をどう消化しようかと思っていたら、小説の中で体験する事が出来た。悩みや葛藤は、古今東西、みんなが思っていると」。
本屋大賞『羊と鋼の森』は、ピアノの調律師の話。「森など無いのに、森の匂いがした。僕は17才だった…」。
私は、美しい文章、いい文章って何だろうかと考える。
さねとうさんが、キツネの立場に立って考えたのは、すごい。
本を読んでいて、眠くなったら、声に出して読む。それでも眠くなる本は、良くない本。自分の本を見付けて下さい」(以上)。
(講演会 声で紡ぐ物語の世界 狭山市民会館)
文化団体役員と意見交換。
ホンダの営業所に行き、売れ行きなどについて聞く。
事務所。
市民意見交換。
天安門事件27周年記念集会(四ツ谷)
王丹 氏(天安門事件の民主化運動学生リーダー、台湾清華大学客員教授)
「学生運動が目指したもの。
中国の独裁体制と毛沢東に対する個人崇拝で、中国には民主が必要だと思った。
天安門事件の前と後では全く中国は違う。民主化に関わる事が難しくなり、あきらめの態度が出たが、希望は、『公民(市民)社会』にある。公民社会にとって、インターネットと若者が希望。
理想は北斗七星のよう。北斗七星はとても遠い。しかし、暗闇の中、北斗七星があるから、私達は方向性を間違わない。民主という理想を信じる事が出来るか。
中国政府が、5つのやらない(五不搞)。大学で教えてはならない7つ(七不講)を決めた。公式文書ではないが、語ってはいけないという通達。
手抜き工事で倒壊した学校・新幹線事故・旅客船転覆・ミルクなど多くの問題が起きている。
日本・中国の共通の利益は、民主だ。
今日来てくれた中国の留学生の勇気に敬意を表する」。
講演終了後、王さんは留学生からのサイン攻めでした。
【天安門事件の民主化運動学生リーダー】王丹 氏(台湾清華大学客員教授)と。
私、中川は事件の時は学生で、中国の留学生から「もう中国には帰れない。帰ったら、殺される」と口々に言われた事が衝撃的でした。
私自身、事件前には中国を自転車で回ろうと計画していたので、私の世界自転車旅行の夢も、日本・台湾で終わりました。
議員として、王さんに会うと、考えさせられます。
中国の民主活動家、符海陸さん(30)が先月、国家政権転覆扇動容疑で拘束されたのは、言論・表現の自由が、いかに重要か考えさせられます。
中国では天安門事件(1989年)の事を、運動が制圧された日に、ちなんで『六四』と呼ぶ。符さんは「銘記八酒六四」という酒のラベルを作り、SNSで 友達に見せていた。「八酒六四」は、中国語で「8964」と同音の為、「天安門事件を心に刻む」という意味になる。価格も89.64元だった。また、ラベ ルには、事件当時の解放軍の戦車の列の前に立ちはだかる男性の写真も添えられ、「ずっと忘れない。あきらめない」とも書かれており、当局の神経を逆なでし たと見られるとの事。
逮捕されたことが書かれた記事
天安門事件記念する酒販売、警察が男性逮捕、女性詩人も 中国安全情報局 6月1日
天安門事件から27年…中国人漫画家が語る”鄧小平の真実”
(10時半過ぎに帰宅。)