2014年9月9日の活動

政策調査。危険ドラッグ規制条例素案作成。
事務所。

【危険ドラッグ 埼玉県に『規制条例』を!①】
 ご存知の通り、埼玉県民がドラッグを使った後、8人を死傷させる事故を6月に起こした事が、全国的に報じられ、それ以降、特に問題視されました。
 7月には、埼玉県民が、東京都北区での事故で2人を負傷させ、逮捕、起訴されました。
 またいつそのような他人を巻き込んだ死傷事故が起きるかも知れません。そうなる前に、埼玉県でも条例を作りたいと検討しています。
 条例制定を検討している岐阜県薬務課は「条例が無い地域を狙って、業者が販路を広げている現状もある」と話し、「業者は条例のない埼玉や神奈川両県周辺へ販路を拡大」と報じられています(産経新聞)(神奈川県は条例制定予定で、条例の骨子を9月議会で説明)。
 情報を求めています。よろしくお願いします。
   090-3310-9234 hnkgw@nifty.com 中川 浩

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ガンジーの戒めの言葉。
 『七つの社会的罪』
1.理念なき政治
2.労働なき富
3.良心なき快楽
4.人格なき学識
5.道徳なき商業
6.人間性なき科学
7.献身なき信仰
 今の日本にも戒めの言葉になりますね。

2014年9月8日の活動

政策調査。危険ドラッグ対策。
支持者意見交換。
熊谷駅前で街頭演説を行う。埼玉県の医師不足対策の取り組みについて。

元厚生労働大臣 長妻昭 衆議院議員・済生会栗橋病院院長補佐 本田宏先生を講師に、政治スクール『どうなる埼玉の医療。どうする日本の医療』(熊谷)。
長妻 昭衆議院議員

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「日本の国家存亡の危機を3つ挙げるとしたら、“戦争・原発・財政破たん”。
 民主党政権の時は『官僚主導は問題だ』とマスコミは政権批判していたが、いま大手マスコミはどこも言わない。
 介護予算を抑えると、医療費が伸びる。
 世界で“国民負担率”と呼んでるのは、日本だけ。国民負担率だけでなく、全体の負担率を考えなければ。
 病院勤務医の人数、埼玉県が最下位(人口10万人あたり)。
 日本医師会長の指定席を私が大臣の時、はがしたが、今の厚労大臣が元に戻した。
 病院のベット数は、世界1位。2位のドイツとの差が大きい。
 今の政権は、社会保障は経済成長のお荷物だと思っているようだが、社会保障・格差是正は、成長の基盤を作ると我々は考える。
 健康寿命、男性70才。健康でない期間10年間を短くしたい。
 平均寿命には、新生児の死亡も入っている。
 予防医療で、2兆円が節約できる。
 キーワードは、『かえって安くつく』。
 どこの市町村に住むかで、国民健康保険料が5倍違う。県が担当になれば最大でも2倍になる。『自分の地域に病院をつくらなければ、国民健康保険税は抑えられる』と言った市町村長もいた。
 ある官僚が『医者を増やさなければ、医療費は抑えられる』と言っていたので、否定した。
 長者番付の上位に調剤薬局が名を連ねている。政治家のパーティ券の資金力のある業界団体に、政策が今は引っ張られ過ぎている」。

本田 宏先生 済生会栗橋病院院長補佐
 「日本のメディアは、ホントの事を伝えない。
 日本の医師が増えているとの報道はあるが、OECD平均の数値は報道されていない。(グラフ。本田先生のFBより)
 Physician Assitant(医師補助職)が日本にはいない。埼玉で始めてはどうか。現場ではない霞が関が医療を決めている。
 キューバの医療はうまくいっており、医師が地域の人の健康状況を把握している。日本のように始めから救急病院に行くような事はしない。厚生省が医者を目指す学生の数を決める。
 病院を今つくっても、医者がいない。医師がいないと病院は赤字になる。専門外が治療できないから。
 私より詳しい医系技官は厚生労働省にいない。ヘタな事を言うと天下り出来ないから」。

県議会の私が所属する会派で、医師不足問題のプロジェクトチームリーダーである菅克己県議から、検証結果の報告が会場でありました。
 講演会終了後、ひざづめで、長妻・本田さんと県議メンバーで長い時間お話を伺いました。
 長妻さんには、私から年金の収納率の問題について聞いたところ、「政府に言っているが、今の政府は何も考えていない!」と。
 また、長妻さんから国の保健補導員制度について教えて頂き、議員の地元活動について「支持団体の意見丸のみではダメ。私は医師会とも激論している」と言われました。
 本田先生からは、ここだけの話をたくさん伺い、度胆を抜かれました。今後も本田先生には教えて頂こうと思っています。

県議と意見交換。
(0時過ぎに帰宅)

NHKプロフェッショナル『食糧支援、届けるのは“未来” 国連WFPアジア地域局長』を見ました。
 『常識やルールを守るより、やるべき事をやれ』
 「正しいと思った事は、ルールを破ってでもやる」
 「戦争・紛争のある地域は、絶対に発展はあり得ない。貧しい人達は、必ず更に貧しくなる。いい事は何も無い」。

2014年9月7日の活動

県議家族の葬儀(上尾)。
事務所。
支持者会合。
若い方と政治について意見交換。
狭山市の県宅建協会役員さんと意見交換。危険ドラッグについて。

大河ドラマ『独眼竜政宗』第23話。『のぼうの城』と同じ時代の、秀吉の『小田原攻め』の話。伊達政宗も小田原に来ていたのですね。久しぶりに見ました。土曜夜6時BS NHK3で放送中。

2014年9月6日の活動

【拉致署名活動】新宿駅南口で4時間弱、被害者家族の方々と(救う会埼玉主催)。


【拉致問題署名活動】全国一斉活動、始まりました。
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私から演説。
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 私が演説で話した要点。「まず変な事を言います。私は今日、誕生日です。私達は日本で誕生日を祝ってくれる人がいますが、北朝鮮に拉致された可能性のある880人以上の日本人被害者の家族は、祝う事さえ出来ません。
 横田めぐみさんのお父さんと一緒に、先日、めぐみさんを題材にした演劇を観させて頂きましたが、北朝鮮の政治犯の強制収容所での出来事などの生々しい演劇を、どんなにつらいお気持ちで観ているのだろうと思いました。めぐみさんのお母さんは、観られないとおっしゃっていました。そりゃそうだと思います。
 今日は、日テレ・TBS・テレ東・毎日新聞さんなどが、取材に来ています。今晩TVで放映されるニュースを北朝鮮の外交官は、必ず見ています。北朝鮮本国にその模様を伝えるはずです。この新宿駅南口で、今お配りしている拉致問題のパンフレットを手に取ってくれる人がこんなにも多いという映像を、こんなにも多くの方が署名に協力して下さっている映像を、北朝鮮に突き付ける事が、私達一般の日本人に出来る事なのではないでしょうか。
 拉致被害者が『死んじゃっているんじゃないの』と思っている人もいるかも知れません。しかし、死んでるのかどうかも、分からないんです。
 今日は、暑い中、4時間ぶっ通しで、被害者家族の方やボランティアの方々が、パンフを配り、署名活動を行っています・・・」。

 新宿駅南口駅前でパンフレットを配っていたら、車イスや松葉づえの方まで、手を伸ばして受け取って下さいました。狭山市民20人くらいと偶然会いました。


松原仁 元拉致問題担当大臣 登場。

「日朝平壌宣言と、拉致問題は、分けて考えるべき」と演説。
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今日は、埼玉の特定失踪者 藤田進さんの弟さんをはじめ、特定失踪者家族5人の方々、救う会埼玉のボランティアメンバーの皆さん40人と。暑かったです。今日は全国一斉活動で、他に甲府市・秋田県にかほ市・千葉市・藤沢市・兵庫県川西市で実施されています。

人権フェスタ(新宿駅西口地下通路。都主催)
 今日は、拉致のパネル展も行われていたので、寄りました。

拉致のパネル。単なる写真ではなく、それぞれに置かれた人生があります。
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左から、横田めぐみさん、市川修一さん(23才で鹿児島で拉致)・・・。
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 このイラストは、部落差別廃止の。私達の世代で、終わらせたい。
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 パネル展を公共施設の中でなく、人通りの多い所(改札から1分)で行われていたので、いいと思いました。公共施設の中でやっても、効果は薄い。特に、啓発は。

 

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小金井市議会の超党派主催、集団的自衛権反対フォーラム。

 

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 議会主催の報告会もいいかも知れませんが、このように議会内で意見が分かれる問題を、市民の皆さんに鮮明にして、超党派で報告会を行えるのは、素晴らしいと思いました。
 大体、選挙じゃカッコイイ事や、抽象的な事、みんな言うけど、肝心な各議員の【意見・取り組みの違い】が、分からないですもんね!
 小金井市議会はすごいですね。見習いたいです。まして、自腹でチラシを作ったとか。
 更に、集団的自衛権について、議会内で反対が13、賛成が6(退席4)なんて。
 会終了後、市議の皆さんや、講師の方とお話しさせて頂きました。

狭山に戻り、支援者会合。
 実家の自治会が、自治会ソフトボールでDブロック準優勝で、市のHPに写真が載っていました(『大会の様子』左の3枚目)
事務所。
(1時過ぎに帰宅)

私の事務所の脇にほんのわずかな地面があるので、子供の頃以来となるヒマワリの種を植えました。植えたのが遅かったので心配しましたが、元気に咲いてくれました。

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 花の部分は重いのに、その割に細く長い枝。下のほうの葉っぱは枯れて行きますが、上に葉を付けて伸びていく。
 背の低いひまわりは、日の当たるスペースを何とか探そうと、横へ伸びる。
 ひまわりの強さを感じた今年の夏でした(写真は8月30日)。
写真で、地面の花の脇にコンクリが線上に見えますよね。この幅しか、敷地の地面が無いのですが、通られる方が多いので、少しでも癒せればと思い、花を植えました。(2階の窓の格子にも)
 花達は夏の暑さに負けず、元気モリモリで、驚きました。1つの花が咲き終わっても、どんどん花を付けて行きます。
 また、事務所は、昼間はピアノの音色が聴けて、夜は歌声が聴こえる、とってもいい所です。
 (お隣がピアノ教室で、そのお隣がスナックなんです。(^^)
 大家さんもみんなとってもいい人)
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お陰様で、48才になりました。メッセージを頂きましてありがとうございます。
 48才という年齢を重く受け止めています。

2014年9月5日の活動

豊島区など今後、危険ドラッグ規制条例を制定予定の自治体調査。
県庁。

ゆるキャラグランプリ2014、現在投票受付中。


今年は、ポスターを作っていないそうで、去年の選挙ポスターで恐縮です。

ゆるキャラグランプリ2014 10月20日(月)まで、投票受付中です。
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 コバトン、今現在165位。ふっかちゃん、2位。
 おりぴぃ(狭山)、964位。
 投票は、9月2日から始まり、10月20日(月)まで。
 はにぽん(本庄)32位。トコろん(所沢)34位。さっちゃん(幸手)70位。わこうっち(和光)76位。もろ丸くん(毛呂山)82位。みらいくん(三芳)132位。ハッピーこまちゃん(八潮)142位。
 (コバトンより上位の県内市町村キャラを表記)
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お笑いタレント『ヒロシ』さんが、狭山に来る。
 ザクトさんの呼びかけでしょうね。

 狭山市駅東口エレベーター前の掲示板に貼ってありました。
 今から、楽しみです。
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NHKスペシャル『狂気の戦場 ペリリュー ~忘れられた島の記録
【再放送】BS1 6日(土)夜10時~
 番組の中で、一番痛たまれない映像は、あまりの恐怖に、米兵が精神的におかしくなってしまう所。
 それと、無抵抗な日本軍兵士を殺してしまう映像。私はこの映像を子供の頃、見て、ショックでした。
 日本軍戦死者 10,695名。アメリカ軍戦死者 1,794名。
 ペリリュー島は、日本から3200kmのパラオ諸島。硫黄島・沖縄戦・B29空襲に向かっていく戦争の分岐点。血で血を洗う戦い。
 集団的自衛権に賛成の方に見て頂きたいと思います。
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NHK視点・論点『問われる地方議会』を見ました。
 「地方議員の質が落ちている。地方政治の劣化が進んでいる」と番組で言われており、他にもそう報道されていますが、現場にいる私の正直な感覚は、落ちているのではなく元々、質が良くないのが、発覚し始めたのだと思っています。
 「サラリーマンが事実上、立候補出来ない制度」とのコメントは有意義でした。そこで、思ったのは、会社員の議員は、採決は書面で提出し、質問の時だけ年休(代休)を取る事を会社が許せば、不可能ではないと思いました。
 いずれにせよ、改革に取り組んでいきます。
 来年は、『戦後18回目』の統一地方議員選挙だそうです。

2014年9月4日の活動

市議と意見交換。
警視庁運転免許本部審査登録課第一係長。
警察庁運転免許課理事官。
 『危険ドラッグ所持でも免停 警視庁、交通違反の有無問わず 全国初、最大6カ月』との報道(産経新聞9月1日)を受け、聞き取り。
 警視庁から各県には通達を出さない。各県警独自の解釈で判断(行政処分)するとの事。(詳しく聞いたのですが、機密もあるのでここでは省略)
川越県土整備事務所河川担当。狭山市内の急傾斜地について。
大使館員の方と個人的に会合(神田)。外交・防衛・エネルギー問題について、ざっくばらんに意見交換させて頂きました。
薩摩おごじょ(新宿)で、戦時中のお話を伺う。
 書籍『群青』を購入。特攻隊員のお世話をした女子高生の日記が収録されており、生々しい。

NHK『シリーズ 現場再訪 ルポルタージュ中部「伊勢湾台風」』を見ました。
 伊勢湾台風では、5mの高潮で、死者・不明者5千人超を出した。

2014年9月3日の活動

県庁。
県議と意見交換。
会派会議。県議会 議員定数削減を検討。代表者会議に、議員定数削減と、選挙区割りの変更を提案する事に決定。
 人口当たりの議員数の少なさで、埼玉県議会は4位。1位は東京・大阪で、人口10万人に1人を目途にしている。
 1票の格差は現在、埼玉県議会は、2.711。
 公職選挙法15条8には、『各選挙区において選挙すべき地方公共団体の議会の議員の数は、人口に比例して、 条例で定めなければならない。ただし、特別の事情がある時は、おおむね人口を基準とし、地域間の均衡を考慮して定める事ができる』とある。
豊島区治安対策課に聞き取り。危険ドラッグ条例は11月議会に提案する予定。
 宅建業者のテナントで、危険ドラッグを販売していると分かった時点での契約解除は、一定の理解を得ており、効果はあると思うとの事。
県警主席調査官。危険ドラッグ。
県警本部運転管理課。道路交通法第103条第2項、危険性帯有について。
県環境部調整幹。太陽光発電普及PR策を再提案。
河川砂防課。急傾斜地対策。
疾病対策課。ガン・疾病対策担当。骨髄バンクのドナー助成制度の市町村の条例制定メドについて確認。今年度中に全て条例化される予定との事。県職員の努力に感謝。
川越県土整備事務所河川担当。土砂災害防止法(狭山市)の状況について。
政策調査。
(終電で帰宅)

【狭山・県内の土砂災害危険箇所】
 県内の急傾斜地4219か所を調査。基礎調査は、今年度終える予定。その後、地元説明会、法指定。
 警戒区域2992。うち、特別警戒区域2322。
 川越県土整備事務所管内には、96箇所の土砂災害危険箇所が存在します。
 狭山・川越の危険箇所(地図。県HP。赤字は、警戒区域)。
 狭山市内では26箇所の危険箇所があり、平成24年度から土砂災害警戒区域の指定に向けた説明会を順次行っています。26箇所のうち、23箇所が特別警戒区域(うち2か所、再調査必要)。
 平成25年度末時点での土砂災害警戒区域(特別警戒区域含む)の狭山市内における指定箇所は5箇所となっています。平成25年度に8箇所について住民説明会を行っており、現在、狭山市長に土砂災害警戒区域の指定について意見照会を行っているところです。
 残りの13箇所は平成26、27年度に住民説明会を予定しており、狭山市内においては上記により全て完了予定となっています。

土砂災害警戒区域指定済箇所(平成26年1月28日)
 (狭山市5箇所)
・上ノ原団地
・上広瀬―1
・上広瀬―2
・旭グリーンハイツ
・霞ヶ関

急傾斜地崩壊対策事業実施箇所(崩壊対策工事)
・市営東鵜ノ木団地(完了)
・根岸(完了)
・上ノ原団地(工事実施中)
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現在、平日あさ10時5分~再放送中の、TBSドラマ『空飛ぶ広報室』で、狭山市にある 航空自衛隊 入間基地は、11話中7話に使われています。
 DVDレンタル中。本も出ています。

2014年9月2日の活動

HP更新作業。
政策調査。
市議と意見交換。
市民団体役員と意見交換。
(9時過ぎに帰宅)

NHK 地方発 ドキュメンタリー『二人の首長~原発再稼働に揺れる“地元”~』を見ました。
 玄海原発のある町に隣接する伊万里市長は、玄海原発再稼働に反対。「原発事故の避難で、2週間も市を離れたら、特産の梨も、伊万里牛も全滅する」。
 南相馬市長「原発の立地自治体だから被害が多くて、隣接自治体だから、被害が少ないなんて事は全くない。1回の事故で、そのまちが無くなるのだから、原発は、やめたほうがいい」
 立地自治体ではない伊万里市は、原発について事前了解の権限を持っておらず、交渉しても認められず。
 玄海町の旅館業者も、原発があるというだけで、これまで何もしないで客が来ていた事をかえりみて、独自のイベントを企画。

NHK時論口論『見直し迫られる原発汚染水対策』を見ました。
 毎日400t増える汚染水。
 凍土壁を設置したが、すき間から1万千tの高濃度汚染水が壁の中に流入し、毎日200tの汚染水が海に流れ出ている。

NHK時論口論『子供の貧困を無くす為に』を見ました。
 日本の子供の6人に1人が貧困(300万人あまり)。
 子供の貧困率16.3%(一昨年)で、過去最高。
 子供の貧困率とは、平均所得の半分に満たない世帯で暮らす17才以下の子供の割合。
 平成15年、13.7%。平成18年、14.2%。21年、15.7%。
 (当たり前だが)ひとり親世帯では、子供の2人に1人が貧困。貧困率は54.6%で、先進国で最悪。
 対策として、埼玉県の取り組みが紹介されていました。

2014年9月1日の活動

市民要望対応。
県企画総務課。
川越県土整備事務所河川担当。狭山市内の急傾斜地について調査。
狭山清陵高校。校長先生と会合。私から、夏休みの後半の短縮を申し入れました。
 また、最近の子供達の動向について意見交換。
事務所。
(9時過ぎに帰宅)

NHK ETV特集『原発事故 国家はどう補償したのか~チェルノブイリ法 23年の軌跡~』を見ました。
 チェルノブイリ原発事故の被災者 213万人(政府が認めている人数。国の人口の5%)。事故後に生まれた被災者の子供も、被災者と認定される。
 5ミリシーベルト以上で、移住の権利。
 原発事故処理に80万人の軍人・警察官などが動員。事故から3年後に初めて汚染状況を国は公開。110km離れたコロステン市まで汚染。事故から4年後に検診センターを設置。
 被災者支援を規定通り行うと、国家予算の40%になるが、現在実施されているのは5%。100万人規模の移住が必要になる。ソビエトに資金拠出を求めようとしている最中、ソビエト連邦崩壊。ソビエトは103億ルーブルの拠出を以前決定していたが、困難に。ウクライナは90年代と比べ、経済は4割に落ち込む。
 ウクライナ元環境大臣「私達が苦しみの末に見出したチェルノブイリの経験を、福島で生かして欲しい。1にも2にも重要なのは、被災者の支援。どこが被災地で、どこまでが被災者の権利かを、法律で明記しなければならない。それと重要なのは、他の予算とは別に、被災者の為の予算を確保すべき」。

2014年8月31日の活動

支援者会合。
書類作成。
事務所。
元県議と会合。
市民相談。
事務所。『9条にノーベル平和賞を』署名集計作業・発送。わざわざ持参、郵送、FAXなどで、多くの方にご協力頂き、ありがとうございました。私が新聞を発行する以前から、団体として、取り組んでいる方もいました。
(11時半過ぎに帰宅)

NHKスペシャル『巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃 第2集 スーパー台風 ~海水温上昇がもたらす最悪のシナリオ~』を見ました。
 今は、山の住宅街の土砂崩れが問題視されていますが、台風・竜巻・ゲリラ豪雨は、被害の場所を選びません。海の無い平野も、例外ではありません。
 今日のNHKスペシャルでは、伊勢湾台風の規模の台風が将来、どうなるか。30年後をシュミレーションしていた。
 最大瞬間風速は70m。住宅が壊れ始め、新幹線架線が切断。風速60mに耐えられる高圧線の鉄塔が次々と倒れる。ライフラインは長期間寸断される。
 沿岸のコンビナートは10mの高潮。都市部にも5mの高潮。何十万人もの避難が必要に。
 暴風域は、200㎞拡大し、九州から関東までとの事。
 これを30年後と思わず、近い将来これに近づいていく事を意識し、人口減少・財政難の中で長期的視点でのまちづくり、税金の使い方、温暖化対策を考えなければ。
 地方の災害が防ぎきれないからと言って、都市に人口を集中し過ぎても、震災・豪雨の時に危ない(そういう中で、埼玉県の位置づけは重要だと思う)。人口政策のあり方も問われる。
 中国など新興国の発展により、地球はますます、温暖化するのではないか。
【再放送】9月15日(月)午前1時05分~1時54分(14日 日曜深夜)

2014年8月30日の活動

市防災訓練。会場片付けを少し手伝う。
各自治会で、安否確認訓練を行っている所へ、10自治会を訪問。


新狭山ハイツ自治会では、炊き出し訓練が行われていました。
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 自治会役員さんにそれぞれお話を伺う。


自治会対抗の運動会で、7年連続優勝したなど、優勝楯が並ぶ沢自治会。
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 狭山台の団地では、75才以上が3割以上、65才以上だと5割以上の自治会も。
入曽駅にエレベーター等の設置を求める会の役員さんと意見交換。(県議会で質問
事務所。
埼玉民社協会(大宮)。
東京電力労組役員さんと意見交換。核廃棄物を乾式貯蔵容器に入れて、国会議事堂に展示する事について。再稼働についてなど。
前衆議院議員と会合。
(10時半に帰宅)

2014年8月29日の活動

市民相談。
市役所交通防犯課長。入曽駅のバリアフリー化について意見交換。
 本川越駅西口整備の市負担状況について調査依頼。
川越県土整備事務所急傾斜地担当。
県温暖化対策課。太陽光発電PRについて私から提言。
県議と意見交換。
(1時間半休みを頂いて、墓参りに行かせて頂きました)
入曽の方と意見交換。駅のバリアフリー化。
事務所。
元県議と会合。
商店主と意見交換。消費税の影響について。
市民相談。腎臓病・人工透析。
(11時に帰宅)

2014年8月28日の活動

県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会、視察。
◆岩手県庁。
 冒頭、岩手県環境部長から、埼玉県民に対し、震災ガレキ受け入れのお礼の挨拶がありました。
 「埼玉県さんは、全国に先駆けて、いち早くガレキの受け入れを表明され、全国に支援の輪が出来ました。
 また、職員の災害派遣については、現在、岩手県庁に9人を派遣して頂き、その他に、水道の職員を派遣して頂いている。ありがとうございます

・視察テーマ『産業廃棄物処理業者の格付け』。
 私から質問したのは、産業廃棄物業者の格付けは、大きな事業所が有利だと思うが、中小の育成はどうしているのか?していない。
 産廃業者に、今後5年間の業績見込みを専門家にお金を払って診断してもらうよう指導しているのか?指導している。(このテーマについての私の取り組み。昨年9月13日)
 じぇじぇじぇ!! いわて観光ガイドブックを頂き、読みました。台本のように名所や震災の事を紹介していて、文字でも読んでしまいます。

埼玉県環境部長と意見交換。
帰りがけ、他会派県議とざっくばらんに意見交換。
川越県土整備事務所。副所長。豊水橋下についての市民要望。
狭山に戻り、市料飲組合水富地区会合。
路上生活者の所へ訪問。
市議と意見交換。広島豪雨災害と埼玉県の急傾斜地対策。

(集団的自衛権に反対する)『戦争をさせない1000人委員会』の学習会(御茶ノ水)。
 講師:東京新聞論説・編集委員。
 弾道ミサイルに対応するイージス艦は、アメリカ30隻、日本4隻。アメリカに行くのは、技術的に迎撃出来ない。
 国内の原発55か所。ミサイル防衛システムで守れるのは13か所。
講演終了後、講師に挨拶。来場者と意見交換。
(10時過ぎに帰宅)

2014年8月27日の活動

県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会、視察。
◆地中熱発電
 サンポット株式会社。
 私から質問したのは、埼玉で設置した場合、何年くらいで元が取れるか?
 100mの穴を掘るのに、北海道・東北では、80万円くらいで出来るが、首都圏では、200~250万円くらいかかる。
 岩手県で設置した場合、工事費が400万円で、10年くらいで元が取れる。戸建住宅への補助金は300万円までで、5年間モニタリングが条件なので、実質200万円かかった。
 しかし、首都圏で10kwが必要だろうか。6kwでは実証実験が出来ていない。
 設置される9割以上が、新築。リフォームを兼ねての導入が多い。

◆松川地熱発電所(岩手県八幡平市。東北電力)。


地熱発電所(岩手県八幡平市)。左側がタービン建屋。
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 昭和41年、日本初の地熱発電所。23500kw。
 山形県・秋田県湯沢市にも各1カ所。
 私から質問したのは、地熱発電所の建設を促進する為の規制緩和は、今年進んだのか?→進んでいない。
 東北電力では、秋田県湯沢市で今後新たな建設の調査をしている。
 この地熱発電所で、原発1基の1/50くらいの発電量。
 発電する際に発生するCO2の量は、火力発電所の1/20~1/200。
 蒸気を利用した温室野菜栽培も行ない、周囲の融雪にも使っている。
 日本は地熱発電の資源量では世界3位。


国内の地熱発電所。
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各地熱発電所の発電量。
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埼玉県環境部長と意見交換。緑の保全。
他会派県議とざっくばらんに会合。

2014年8月26日の活動

昨日広島に行って来た事を同僚県議に話したところ、県内の地方議員や労働組合で広島に行こうという事になってくれて、やり取りする。(結果、県内の地方議員が、来月2~4日の間に、それぞれお手伝いに行く事になったそうです。うれしいです!)
県環境部長に、広島豪雨の現地報告。

県議会、自然再生・循環社会対策特別委員会、視察。
◆伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンター(宮城県栗原市)。


空を埋め尽くす程のガンの群れ。写真家には、たまらないのでは。
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 全国のガン(渡り鳥)の9割以上がここに飛来して来る。11月後半。写真を撮りに来る人は23日がピーク。かつては、埼玉にも飛来していた。沼を寝ぐらにして、田んぼで、稲刈り後の落ちモミを食べる。


オオクチバス産卵駆除の仕掛け。人の手と比べても、バスはこんなにデカい。
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オオクチバス産卵駆除、解説。
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 ブラックバス駆除の取り組みについて、詳しく聞いた。中でも興味深かったのは、ブラックバスの産卵期にワナを仕掛けても、卵を産んで3日でふ化してしまうので、その間にそれを感知出来るように、卵をふ化させない方法。オスが背びれをバタバタさせたのを感知すべく、聞いてみると簡単な仕掛けなのですが、考えた人は頭いいなと思いました。ボランティアは、毎週手伝いに来られる。


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 ブラックバスは、驚くべき事に、ジャンプして、鳥を食べるとの事。
 沼一面の蓮の花がきれいでした。


蓮の花の隙間を通る観光船。
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2014年8月25日の活動

(広島を7時前に出て、飛行機で帰る)
埼玉県庁。
県土整備部長。広島豪雨の現地報告。
河川砂防課。
 水害対策担当からもらった国の平成11年の広島豪雨被害(広島県パンフ)の写真が大きく掲載されていた。
 11年の広島県の被害は、死者・行方不明者32人、負傷者51人、全壊101、半壊68棟。床上浸水1284棟。
 この教訓が今回活きなかった理由ではなく、【意識】とは何か?
 国のパンフの中で、目を引いたのは、4ページ目の地滑りの写真。調べたところ、1985年(昭和60年)7月20日の長野県長野市(善光寺近く)の地附山の地滑りで、死者26人、負傷者14人、全半壊家屋60棟の被害との事。
 また、同じく4ページ右下の写真は、崩れた長さに驚くが、土石流は1本でなく、枝のように山々の土砂崩れで、集まって来た。2009年7月 山口県防府市(ほうふし)の土石流災害で、死者総数14人。

同僚県議に、広島豪雨の現状報告。
薬務課。危険ドラッグ撲滅対策。
 指定薬物や、指定薬物の化学構造と同じような薬事作用を持つ物を規制している。
 当初は、ハーブではなく、リキッドだった。
 逮捕された神奈川県議は、摂取しているドラッグが指定されていないか確認していたと報道されている。
 指定薬物は現在1400種類。
 危険ドラッグの値段は3500~7000円。
 商品に、体には直接使わないでと書いてはあるが。
 インターネットで確認出来たのは、49サイト。
 県内4店舗はやめたが、7店舗は、住所変更された。雑貨店、アパレルを装っている。
 デリバリーで直接、家に届けられる。
<【私から質問】条例で、テナントの貸主に、ドラッグを販売していると分かったら、営業しないよう求めるように規制してはどうか?>
 県警から、店舗の不動産屋に情報提供していると聞いている。
 <では、県としての考えは?>県の考えは、上と相談している。
 <小中学校に、危険ドラッグの説明をしないほうがいいのでは?>説明するよう求めている。
 和歌山県は、条例制定前2店舗あり、条例検討中に1店舗になり、条例施行後ゼロになった。
 危険ドラッグは、ネガティブリストで、使ってはいけない物を規定。化粧品は、ポジティブ・リストで、使っていい物を指定している。
 危険ドラッグかどうかは、埼玉県の衛生研究所、県警の科学捜査研究所で検査。その他、検査員は140人。
ドラッグは2つに分類され、1つが麻薬系で、覚醒作用。体温が40℃近くになって、裸になって暴れる。もう1つが大麻系で抑制系。

埼玉ダルク(薬物依存症からのリハビリテーションセンター。さいたま市役所隣)にお邪魔して、お話を伺いました。(以下、説明)
 年間相談者80人。登録者38人。プレハブ2階建てだが、多い日で28人がデイケアに来る。毎日来るのは10人くらい。
 相談の8割は危険ドラッグ。市内で亡くなった人もいる。心不全を起こすなど、筋肉をボロボロにする。30代が多い。はじめは『好奇心』(だから私は小中学生に説明しないほうがいいと考えます)。
 危険ドラッグを使った事がある人が言っていたのは、ドラッグはババ抜き。何が入っているか分からない。危険ドラッグはヤバいと。
 世界的なシンジケートが関わっている可能性。
 300人の統計で、薬物を使い始めたのは、15才。
 薬物依存者の行き場は、刑務所・精神病院か、墓場
 薬物依存からの回復の扉を1人で開けられる人はいない。薬物が止められた後は、依存のリハビリ。そのリハビリをやっているのが、ダルク(DドラッグA依存RリハビリCセンター)。
 リハビリ期間は、早くて3か月、長くて10年。平均1年~1年半。(病院でのリハビリは、週1日だけになってしまう)
 共同生活の場所は県内2か所。
 1985年に開設。
 社会的に多いのは、借金。親子関係。子供も依存症に。
 裁判中の当事者にも関わる(インターヴェンション)。
 女性には彼氏がドラッグを薦める。ドラッグを使って、変な人がいないと思ってしまうが、変な人は刑務所などに入っていて、世間からは見えない
嫌な事が嫌と言えるかが大事。(以上)

県庁。
(9時過ぎに帰宅)

2014年8月24日の活動

広島豪雨災害現場へ。(7時の飛行機で、災害現場に10時着)

広島市 安佐南区 八木地区(今日時点でこの地区だけで、死者29人、行方不明35人と、人的被害最大)。


行方不明者の捜索現場(広島市消防局の皆さん)。
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 私がお手伝いさせて頂いた現場は、行方不明者の捜索活動を、消防隊員が行っている3件隣りの家で、高台の一番上。グーグル航空写真で見ても、山の端まで住宅がある事が分かる(私が行ったのは航空写真で、梅林住宅と書いてある上の広場のように見える右側の住宅。龍華寺のすぐ下)。住宅街を上がっていく道は、息が切れるほどの急こう配。ママチャリでは上まで上がれない。


私がお手伝いしていたお宅(右のスコップ)から、行方不明者の捜索場所の距離感。
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 いつの災害でもそうだが、家の敷地内は復旧作業の重機は入れないので、住民やボランティアが手作業でやるしかない。

泥に足を取られながら、車を移動させる為、駐車場の泥やガレキをかき出す。
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 家の敷地に泥がたまり、車の先端が埋まって動かせなくなっているので、住民の方とまず車の下の泥をかき出そうとしたが、木の幹や枝、手ではちぎれない固いビニールなどがからまりまくっていて、最初はスコップの1/2分しか泥をかき出せない(自衛隊員が手で小さなガレキをリレーで運んでいるニュース映像を見て「もっと運べないのか」と思われたかも知れませんが、少しずつしかかき出せないと、やってみて実感した)。

道路側(左)からの泥や雨水の流入をくい止める為に、土のうを積んで、泥をかき出し、車を上に動かした。
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 そこで、車を持ち上げてからガレキをかき出そうと、私が地域を回ってジャッキを持っている方がいないか探し、ジャッキUPし、木を取り除き、泥をかき出し、車のエンジンをフル回転させながら大人4人で押して何とか車を動かした。車を動かしてみると、車が乗っかる程の泥が下にあった。

道路が冠水しているだけではなく、泥沼で進めないので、家の軒先を何とつたって住民の方と進む。
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 家の前の道路は、歩いて通れないほど冠水し、木やガレキが泥に埋まっている。家の駐車場が道路側に少し下っていて、これ以上浸水すると車が浸水してしまうので、駐車場の少しでも上のほうに今日動かさないと、大雨が夕方から降る予報なので車が壊れてしまう。今朝空港に着いた時に既に小雨が降り現地に着いた時は止んでいたが、今にも大雨が降り出しそうな空模様なので急がなければとあせるが、畳3枚分の広さの泥を大人4人でかき出すだけで1時間半はかかった。これでは高齢者は途方に暮れてしまう。泥を土のう袋に入れて、長い時間運ぶのは大変だ。

”まさ土”で、舗装された道を進むのも、注意が必要。
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 “まさ土(真砂土)”という崩れやすい土はTV報道で有名になったが、災害現場の道を進む際、復旧工事をやっていて迂回しようとすると、まさ土の土に足がどんどん埋まり足が完全に埋まってしまう。まるで底なし沼のようで、怖さを感じる。それでも人に迷惑をかける訳にはいかないので、自力で脱出。
 次に足を運ぶ所が泥で埋まらないかどうか、スコップで確かめながら進む。
 マスコミの記者が傘を差しながら歩いて来たので、傘を差すのではなく傘を杖のようにして歩かないと危ない、と薦めた。

ブロック塀にのぼらないと、移動出来ない。女性・高齢者は大変だ。
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 住民の方も、道や家の敷地が冠水していて進めないので、ブロック塀の上を渡ったり、冠水していない家の敷地に入ったり、(近所の方が声をかけ合い)近所の方に借りたハシゴを2つつないで、家に入ったりしていた。

愛媛県緊急救助隊の皆さん。避難指示が出て、現地本部に集まり、これから一旦下山するところ。
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 泥かき作業も泥に足を取られながらなので、普段動かさない方向に関節が動かざるを得ず、作業を終えた段階で既に足の関節回りが痛かった。行方不明者の捜索活動や復旧作業をされている方は、相当疲労困ぱいだと思う。愛媛県などの緊急消防援助隊や、陸上自衛隊の隊員の方に声をかけさせて頂いた。先に向こうから、「お疲れ様です」と声をかけても下さった。
 雨が降り避難指示が出て、捜索隊も住民も避難。上空には常にと言っていいほど、自衛隊・警察ヘリが山崩れの警戒で飛んでいた。

山から落ちてきた大木の山。
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 (山を下りながら、周囲の状況を撮影)

道の土砂。
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土砂崩れで横転した車と、上から落ちて来た岩。
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雨水や土砂によって、めくれ上がってしまったコンクリの歩道。
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家の敷地に流れ込む山からの雨水。
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山の下のほうに来て、次の作業現場は、山から住宅の敷地内に流れて来る大量の水を水の道をつくって流す作業。


雨水を家の敷地内から流す為に、雨水を通す部分は掘り、周りに土を盛ったり、土のうを積む作業。
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川ではなく、舗装された道路。
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道が川になってしまうので、石などを積んで排水溝へ雨水を流し、下の住宅に行かないようにする。
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 災害現場では、若いボランティアの方が男女共多かった。

狭山の子供達が折った鶴を、災害ボランティアセンターに戻って、飾ってくださいました。
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 災害ボランティアセンターに戻って、狭山の子供達が折った鶴(時間がなくて、千羽は折れませんでしたが)を飾って頂いた。

 

TVでよく出て来る県営住宅周辺の山崩れ現場(写真一番上から崩れているのが分かる)。
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広島市 安佐南区 八木地区 災害現場全景(災害現場はここだけではない)
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土砂崩れ現場(上部)。 地面がいかに深く削られているか、木の植わっている位置を見ると、良くわかる。
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土砂崩れ現場(上部)。人の大きさと比べても、こんな。
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土砂崩れ現場(中腹)。ここにも住宅があった。
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土砂崩れ現場(中腹やや下)。元あった家は、見る影もない。
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土砂崩れ現場から、下の街を見る。亡くなった高校球児の家はこの下にあったと住民の方がおっしゃっていた。
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現地で伺った話。
 「広島は、台風が10年に1度くらいしか来ないから、災害は無いと思っていた」


土砂崩れ現場と、住宅街。
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 「平和ボケで、山崩れがある前に避難勧告があっても、恐らく逃げなかっただろう」


ここだけで、2か所が山崩れ。
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 「3時間で、1か月分の降水量の2倍降った。土のきな臭い匂いがしていた」

他にも2か所が崩落しているのが分かる。
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 「広島が扇状地だということは、社会科の授業で習う。『広島は、扇状地の見本のような所で、豆腐の上に家を建てるようなものだから、高い建物が建てられない』と教わった」(今の建設技術ならマンションも建てられると思うが、マイホーム世代で上へ上へ住宅街が出来たのだと思う。砂防ダムは1基つくるのに1~4億円もかかる。そんな巨額予算をかけるのは限界がある。雨量予測の精度が高まればいいとは思うが、文明の利器を過信すると東日本大震災のようになる。30、50年後を見すえた都市計画、コンパクトシティを進めていかないと、結果として困るのは私たち市民だ)
 一方、広島の福山は埋め立て地。駅から200mの所が、かつて海だった。南海トラフ地震では5mの津波が想定されているとの事。
 ボランティアセンターのリーダー「友人が今も土砂に埋まっており、居ても立ってもいられず、仕事を休んで来た」。
 新幹線で移動していても、山の中腹に住宅街が多い事が見てとれる。

 今回、広島豪雨災害現場に、急きょ行かなければと思ったのは、埼玉県でも土砂災害など危険区域と認識している個所は、約5千か所あるとみられる(うち3割が未指定)と聞いていたので、他人事ではないと思い、来ました(狭山市内にも急傾斜地があり、県が補強工事を行っています)。特に、ゲリラ豪雨は、今後増えていくと思います。

埼玉県、土砂災害の危険箇所3割が未指定 住民周知徹底へ 8月27日埼玉新聞)

広島から帰ったその足で埼玉県庁に行き、県土整備部長などに報告。対策を意見交換。
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なので翌日、広島から帰ったその足で埼玉県庁に行き、早速、県土整備部長に報告。8月21日に視察した『滋賀県流域治水条例』を、埼玉県でも制定する必要性について、改めて訴えました。(今後、滋賀県庁の職員に埼玉に来てもらい、勉強会を行う予定です。またお伝えします)

 また、同僚県議にも話したところ、県内の地方議員メンバーと労働組合で、広島にボランティアに行こうという事に今日(火)なってくれて、やり取りしました。
 今日も広島の天気が気になる。
(また動きがあれば、随時お伝えします)


広島豪雨災害 義援金
(赤十字)

 

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広島平和資料館。
 久しぶりに広島に来たので、短い時間でしたが、寄りました。

5才の子の焼けただれた三輪車が展示されているのが、痛々しかったです。
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写真の解説文です。お読みください。
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原爆により、重症の女学生の写真だそうです。
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当時の写真。
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原爆投下前の航空写真。
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原爆投下後の航空写真。
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原爆投下前の広島の街並み。
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原爆投下後。
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広島の友人と会合。豪雨災害について聞く。
(10時過ぎまで)

2014年8月23日の活動

県消防操法大会(県消防学校。鴻巣)
狭山市消防団第5分団(奥富地区)が、ポンプ車操法の部で、県大会に出場するとの事で、応援の為に行って来ました。
 円陣を組む前、選手の皆さんに声をかけさせて頂きましたが、皆さん手首足首を動かしたり、緊張されているのが伝わって来ました。

円陣を組む5分団。
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狭山市消防団第5分団(奥富地区)競技開始時点。

 この後、時系列で写真を掲載させて頂きます。
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放水が出始めた瞬間。”火”と書いてある的に当て、的を倒すまでのスピードを競います。
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 2本目のホースを持ってダッシュする2番員。
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狭山市消防団第5分団(奥富地区)の選手の皆さんが、競技を終えて、報告に見えたところ。
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団員の皆さん、訓練も含め、大変お疲れ様でした!

(近過ぎて、全員が1枚に収まりませんでした。
 他にも撮りましたが、操法大会の写真は、これにて)
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消防団の皆さんは、日頃自分の仕事を持ちながら、火災が起きれば、
寝ている時間だろうが、仕事中だろうが、出動。
日頃の訓練も含めて、体を張って頂いており、自治会の夏祭りなどでも、地域で大変にお世話になっています。
 ありがとうございます。

  県消防操法大会の会場で、県危機管理防災部長・所沢 藤本市長・衆議院議員などと、広島の豪雨災害について、意見交換しました。

 埼玉県では、広島の豪雨災害を受け、21日に、県内市町村防災課長会議を開きました。
 県内で、土砂災害など危険区域と認識している個所は、約5千か所あるとみられ、3割が未指定(2992か所が現在指定されている)。指定箇所を増やして頂くよう県から市町村に要請したとの事でした。
 また、(県議会で私が質問した事ですが)8月6日には、知事・市町村長のトップ会議を開き、同様の件を要請したとの事です。
 消防団の皆さんは、日頃自分の仕事を持ちながら、火災が起きれば、寝ている時間だろうが、仕事中だろうが、出動。体を張って頂いており、自治会の夏祭りなどでも、地域で大変にお世話になっています。
 ありがとうございます。
 団員の皆さん、訓練も含め、大変お疲れ様でした!

あさって(月)まで所沢西武で行われている【狭山茶】を使った期間限定オリジナルの商品販売ブースへ。


私は、狭山茶で染めたストールや、スイーツ3点、コースターを購入しました(全てここオリジナル)。
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化粧品売り場のフロアで販売しているのも、シャレていていいなと思いました。
 販売促進課長さんが、丁寧に説明をして下さいました。
 5つの部署の女性社員6人が、半年かけて商品を開発。地産地消に視点を置き、顧客からの意見なども取り入れ、狭山茶を使う事にしたとの事。
 実際、狭山茶で染めたスカートの説明書きには「お客様から、長いスカートをとの声があったので」と書かれてありました。
 西武デパートでは、以前も埼玉県(彩の国)のカラーである、青・赤・緑をイメージした商品を開発し、イベントを行って販売したとの事。
 県民の皆さんが喜ぶ埼玉オリジナル商品が誕生・盛り上がるようお手伝い出来ればと思っています。


リミテッド・エディションとは、西武オリジナルブランド名との事。
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自治会夏祭り。
(終了後、明日朝、広島の為、羽田空港へ。0時半着。空港内のホテルは、カプセルホテル)

2014年8月22日の活動

県広報課。
県土整備事務所道路相談担当。入曽地区の歩道整備について満額回答。
自治会夏祭り設営作業。
 中学生が今年もテント設営の手伝いに来てくれた。今年大人は手を出さず、考えて建ててもらい、指示待ちな体質が感じられ、面白かった。
事務所。
自治会役員と意見交換。

2014年8月21日の活動

県庁。
県警交通規制課。停電時に機能する信号機の取り組みについて意見交換。 
 県全体で、発電機を170台購入(県内の警察署は39か所)。うち狭山警察署に5台。
 停電を感知して、自動的に発電し、点灯する信号機(自動起動式発動発電機付き信号機)は、狭山市内に4ヵ所設置。全て国道16号で、交差点名は、①鵜ノ木②新富士見③昭代橋④上奥富
 私から「狭山市は、原発事故以外でも、信号機が停電したので、もっと整備を。来年度予算要求に入れて」と発言。

河川砂防課。『滋賀県流域治水条例』についての視察報告。


自然エネルギー推進の為、県議会で質問し、掲載。

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温暖化対策課副課長。埼玉県は太陽光発電、全国2位である事をPRをして、普及促進を」と、昨年10月の決算委員会で質問し(環境の項目の所をご覧下さい)、更に 12月2日などにも、打ち合わせしたテーマについて(HPで、写真付きで説明)、今回、新聞に大きくPRされた事に、私からお礼を述べた。(東京新聞

狭山市長や4市1町の担当課長と、県に不老川について要望活動。
県土整備部長からの説明。
「不老川の河道改修(狭山市分)の状況は、
 用地買収87%。工事70%。権現橋100mの工事を今年度行っている。
 大森調整池(上流の入間市)7.7ha。買収率91%。整備70%。26年1月残る用地の一部を取得。
 雨水流出抑制事業は、学校・公園93%。各家庭貯留89%。雨水浸透マス302基を設置(狭山・入間市236基)」。
狭山市長から「大雨洪水警報の発令が、不老川のいっ水していた頃のデータがもとになっているのではないか」。
 私から、滋賀県で聞いて来た事を報告し、「今後、治水・砂防などは予算が厳しくなるので、県でもコンパクトシティを推進して頂きたい」と発言したところ、部長からは、「危険個所の70%は警戒区域。コンパクトシティは、国土強靭化にも、位置づけられている」。

青年地方議員の会(熊谷)。

狭山に戻り、事務所。
同級生と会合。鉄道政策について意見交換。

2014年8月20日の活動

(滋賀県大津市を朝6時前に出て、埼玉県庁へ)
県庁。
広報課。
 (今日、浦和駅に久しぶりに下りてみたら、駅前パルコに『ふなっしーショップ』が出来たと書かれており、ショック)
 埼玉県のPRの為、コバトンの看板を、新幹線の乗換駅である大宮駅改札内で行う事を、先日提案し、早速JRと話してくれた。
 他に、名刺の裏を使っての埼玉県PRについて意見交換。

東京狭山線整備促進期成同盟会(県庁)。
 狭山市役所職員・所沢市長・所沢の県議と一緒に県へ要望活動。
 あと433mで、小金井街道に東京狭山線は、つながる。用地買収率99%。
 県土整備部長「東京狭山線の97%、16.3kmが開通。この路線を最重要路線と位置付けている」
 私からの発言「県から狭山市に対し、無料化に向けての提案を具体的にして頂き、ありがとうございました。県においては、実現に向けて引き続き努力頂きたい」。

狭山に一旦戻り、市役所にて【献血・骨髄バンク登録会】の手伝い。
私は今日で献血193回目。再来年には200回に行くかな?

狭山市役所で【献血・骨髄バンク登録会】
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【若田光一 宇宙飛行士
ミッション報告会】(さいたま市)


若田光一さんと。
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 若田さんが会場に到着する時に、ちょっとしたサプライズがありました。司会が「若田さん、どうぞ」と言った時、宇宙ステーションの中の映像が出て、若田さんが「これから皆さんの会場に宇宙から参ります」と言って画面から消え、客席の入口から入って来ました。
(以下、若田さんからの報告)
 おじさん(若田さん)が、5才の時、月に行った人がいた。日本人の宇宙飛行士はいなかったから、宇宙飛行士になれるとは思わなかったが、飛行機の技術士になったら、募集があった。
 地上から宇宙ステーションまで、行きは6時間。帰りは4時間。
 スペースシャトルの打ち上げでは振動を感じるが、ソユーズ宇宙船は、打ち上った瞬間が分からないほど、スムーズ。
 大気圏外で、時速28000kmで進むと、地球に落ちない。そうすると無重力になる。それ以下のスピードだと徐々に落下していく。
 ステーションから見えるのは、直径4千kmの範囲の地球。日本列島が見渡せる。球体全体は見渡せない。
 1日被ばく量は、0.5~1ミリシーベルト。マウスの精子を持って行って、放射線の影響を調査。
 私のももの筋肉が半年間でどんな変化をするかの実験。血液・尿検査。筋力が落ちるので、1日2時間有酸素運動・筋トレ。ランニングは、綱をつけて行う。
 水はおしっこを再生。昨日のコーヒーが明日のコーヒーになる。
 滞在半年間で2回輸送船が来た。H2Bロケットからの宇宙船は、ステーションの10mの所まで自動操縦。
 アンモニアの装置や、アメリカのコンピュータが故障し、それぞれ船外活動。トイレも何回か故障。
 メダカの骨が弱くなる実験。レタスが微笑重力で育った実験。
 一人で野球が出来る。自分で投げたボールを、自分が撃ち、自分が捕る。
 微小重力では、手を動かしていないと、体の軸が動いてしまう。
 5年前インターネットは使えなかったが、今は使える。
 宇宙から見た日本は、海と緑がきれい。日本の上空を通ると、皆さんの事を思い出す。イカ釣り漁船の光がよく見える。
 大気圏突入の時、外の火花が見える。熱さが見て分かる。
 日本人の宇宙滞在時間は、世界第3位。

質問コーナーでは、若田さん自身が会場を回って、子供達にマイクを向けました。


会場で、直接質問を受ける若田さん。
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こちらは、予定されていた子供達の質問に答える若田さん。
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(以下、若田さんの答え)
 宇宙ステーションから船外活動に出る時、空気を少し捨てて、真空にするので、外に投げ出される事はない。
 寝る部屋は電話ボックスくらいで、寝袋にフワフワした状態で、圧力が無いので、宇宙にいる時のほうが熟睡できる。
 1時間半で地球を一周。時間の進み方の感じは、地球にいる時と変わらない。
 逆立ちしても、下半身のものが上半身に行かない。だから顔がむくむ。最初はちょっと不快だが、数日で慣れる。
 テニスは、どこにぶつかってもいいというルールにすれば、出来る。
 宇宙食で、納豆は無い。理由はいくつかあって、くっついちゃうと取りにくい。どの国でも食べられ、匂いが出るものは敬遠される。宇宙飛行士に言っておく。
 (質問「一番大変だった事は?」)いろいろ大変だったけど、言葉かな。英語は勉強して行ったが、英語がよく分からなくて、大変だった。録音して勉強した。ロシア語もしゃべらなければならないが、英語の勉強方法が使える。1つ外国語を勉強出来れば。

実験コーナー・科学教室。


風船に液体窒素を入れる若田さん。
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①マイナス200℃(液体窒素)の中に、風船を入れると、どうなるか?
 答えは、縮む。常温に戻すと、また膨らむ。

 (風船の実験は、何を考える為の実験かと言うと)宇宙空間では、太陽が当たっていない所は、マイナス150℃。
当たっている所は、120℃。そこで、宇宙服の中で水をポンプで循環させて、体の温度を調整する。
背負う重さは130kgだが、重さは感じない。
 地球が手のひらサイズの大きさだとすると、月との距離はどのくらいか?というのが、この写真。

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②地球が手のひらサイズの大きさ(青レンジャーが持っている)だとすると、(若田さんが持っている)月との距離はどのくらいか?というのが、この写真。

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③地球が2.3cm(若田さんの前の手のひら)だとすると、太陽の大きさはどのくらいか?というのが、この写真。

 太陽より数百倍大きい星もある。
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・若田さん、最後のコメント
 科学する事は世の中に、たくさんある。この会場の中からも科学者が出てくれば。
 子供の輝く力は、誰にも負けない。目標に向かって、目標をつかんで下さい。

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 (若田さんは会場退場時も、子供達とハイタッチで退場して行きました。講演会、以上)

宇宙博2014が現在、開催中ですね。9月23日まで。
 展示品500点。うちNASA約300点。月面から戻った時使われた司令船の焦げたパラシュート。月面車・シャトル機首部分(レプリカ)など。
 時間が取れれば行ってみたい。
 私が小学6年生の時にも、宇宙博が、船の科学館であり、行きました。とても楽しかったのを憶えています。
 筑波宇宙センターには5回行きました。最近のものが昨年2月、私のHPで写真付きで詳しく紹介しています。
 市議時代に、宇宙飛行士の星出さんに偶然お会いし、挨拶させて頂いた事があります。
 種子島宇宙センター(宇宙科学技術館)にも行きました。
 若田さんの訓練についての写真説明を私のHP(昨年11月14日)で紹介しました。
 筑波宇宙センターは、ふらっと個人で来れる展示館がありますが、行くのなら、特別公開日に行くのが、特にお薦めです。
 私が行った時は、米国ヒューストンで訓練中の日本人宇宙飛行士とTV会議のように会話できるイベントなどをやっていました。

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インタビュー:原子力規制委の審査「厳正でない」=元安全委技術参与  7月28日
 専門的だが分かりやすい。

2014年8月19日の活動

堀兼地区、ひろし新聞戸別配布。
 ダッシュで配っていたら、声をかけて下さり、署名を頂く。
市民意見交換。
事務所。
(滋賀県へ)

あすのエネルギー会議in滋賀 地域分散型再生可能エネルギーで原発のない社会をつくろう!(滋賀県大津市)
 地域の資源を活かし地域からエネルギーを創る。
菜の花プロジェクトネットーワークとバイオ発電
  ~菜の花プロジェクト ネットワークリーダー藤井絢子氏
 ドイツでは、農業者がエネルギー供給者だと書かれてあった。
 日本では、国からの規制で、ガソリンに入れるバイオ燃料の割合は5%以内で、しかも課税するとの事。いい加減にして欲しいと思った。
 耕作放棄地、滋賀県は2千ha。福島県が一番多かった。
 震災後、被災地にも目を向けた。南相馬市。ドイツのようにバイオエネルギー村を。南相馬農地再生協議会。今年20ha。それ以外に20ha行っている。
 2006年、チェルノブイリ菜の花プロジェクト。菜の花を植えると、セシウムを1%吸い上げ、農地に戻らない。事故から19年後だったので、土壌に深く入ってしまっていて、福島とは事情が違う。東北大学農学部と福島で行っている。
■あいとう福祉モール(滋賀県東近江市)
 2009年から構想。狭い意味での福祉ではなく、地域で暮らしていくという意味での福祉。
 市民共同発電所
 1口10万円。売電益から2割寄付を頂く。
 当初63人から110口を頂く。34kw発電。
 418店舗で使える商品券を発行。6か月有効。地域通貨ではない。市の助成金にも使える。
 20年間無償屋根貸し(公共施設も)。屋根に支障があれば、こちらで対応。
 震災時、活躍したのは、ディーゼルで、バイオディーゼルの備蓄が活かされた。
・衆議院議員 田隝要氏(民主党エネルギー総合調査会事務局長)
 スマートメーターによって、電力料金引き下げを。
 電力会社は、15分ごとの電力需要開示を。
・菅直人 元総理
 除染した枝が発芽して、袋をやぶっており、多くの袋が今後やぶれるのではないか。
 福島原発事故は、世界で初めてのメルトスルー。廃炉は、まだ段取りの段階ではなく、アイデアの段階。
 ドイツを見て来たが、廃炉には、ものすごい時間がかかる。福島の廃炉作業は極めて困難。
 「原発が無くなると仕事が無くなる」という声があるが、少なくとも廃炉の仕事は30年間、相当の人員が必要。
・宮城県議 遊佐みゆき氏
 被災地派遣を全国の自治体から頂いているが、まだ足らない。

学生インターンの皆さんと意見交換。滋賀県と埼玉県の違い。財政の考え、観光政策などについて。

夜は、滋賀県流域政策室の職員から説明を受ける(以下、説明)。

『滋賀県流域治水条例』

 治水というと、ダムや堤防だが、100年後にも仕上がらない。

災害に上限は無い。治水に完全は無い(行政の資料でここまで言い切っているのが、すごい。確かに、きれい事では、人の命が失われる)。
 滋賀県では時間50ミリの雨が降っても安全にと整備しているが、120年かかる。120年後、51ミリ降ったらあふれる。
 治水と合わせて、あふれた時、人が死なないようにしようというのが条例。
 一昨年水害のあった県で、滋賀県は47位。水害があったのは、50年前。
 浸水予測図。雨が降る時、家の前の水路があふれ、小さい川があふれ、最後に大きな川があふれ、その3段階目のハザードマップは、滋賀県しか作成していない。(国交省がレーダーで起伏を調査。雨がどっちに向いて流れるか。滋賀県で仕組みを作ったので、全国で出来る)。
 まちづくり。人づくり。道づくりに活かす。
 平成9年、河川法が改正され、“環境・住民意見”というくくりが入った。
 以前は100年に1度の雨対策を目指していたが、戦後最大の雨が貯めれるようにした。それ以上は、あふれて仕方ないと。

水害のリスクを、土地・建物取引業者はお客様に説明する義務を、県の条例で規定した滋賀県。
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県条例で、不動産業者は、お客さんに、重要事項説明として、大雨に弱い所であると、ハザードマップ資料を提示する努力義務を規定

 東京高裁 平成15年9月25日判決で、不動産業者に対し、「事前に調査・説明する義務を負う」という指摘があり、法令上の根拠、業界の慣行等が当時は無かったが、東日本大震災以降、関心が高まり、県として条例を施行し、不動産屋さん向けチラシを作成(コンビニ

にも設置)したので、「努力規定があると知らなかった」と釈明しても、不動産業界に対し、県として「説明しないと、裁判で負ける可能性がある」とはっきり言っている。不動産業界に反対は無い。滋賀県HPの14、15ページ以降でその説明。


水害被害がある場所なのか、不動産物件の説明文に入れる事を規定。
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(10時頃まで滋賀県職員と意見交換)

2014年8月18日の活動

朝5時半~11時半まで、狭山市駅東口で、ひろし新聞140号配布。
 集団的自衛権について、通勤者の方からご意見を頂く。
事務所。
夕方6時~10時まで、狭山市駅西口で、ひろし新聞配布。

2014年8月17日の活動

入間川地区ソフトボール大会。自治会の方々とお話しさせて頂く。
事務所。
同級生と会合。鉄道政策について意見交換。
市民相談。
新聞配布準備。折り作業など。
(11時過ぎに帰宅)

2014年8月16日の活動

事務所。
商店街役員と会合。商店会入会促進について。(事務所を設けたので、私も商店会員になりました)
支持者と意見交換。
HP更新作業。
自治会夏祭り(水富八区)。
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◆超党派国会議員30人あまりが、集団的自衛権の【行使を認めない法案】の骨子案を独自にまとめ、来年の通常国会への法案提出を目指すとの事。『集団的自衛権行使認めない法案 野党有志が素案発表』8/15共同通信。

長崎市長の平和宣言に賛同する人数を、長崎市役所が調査しています。クリックしましょう。

2014年8月15日の活動

事務所。
市議と会合。
支持者会合。

 

特攻観音堂のある世田谷観音にて。
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特攻隊 菊水部隊 天山隊の碑。
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私が数えた範囲で27人の名前が刻まれており、靖国神社の境内には隊の名前はあっても
隊員の名前は境内には連なっていないので、重く感じました。

神州不滅特攻隊の碑。ここにも10人のお名前が。
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こちらが【特攻観音堂】。中に入って、焼香させて頂きました。

 天皇・皇后両陛下のお供えもあったので、お寺の方に伺ったら、陛下から献金を頂いたとおっしゃっていました。
 毎年9月23日には、慰霊祭が行われるとの事。
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知覧で【特攻隊員】のお世話をされた富屋食堂 鳥濱トメさんの孫、赤羽 潤さんが、知覧に今年、修学旅行に行く高校生を相手に話す機会に、お邪魔させて頂きました(特攻観音堂のある世田谷観音にて)。『トメが語って来た話』。(以下)
 特攻隊員は知覧に来て、早い人で1日、長い人で10日間で、死にに行く
 基地の中で“なでしこ隊”だったトメの次女 礼子が、特攻隊員はピリピリしていたと言っていたが、富屋食堂に来る時は、今で言うルンルン気分だった。
 特攻隊員は、17~20才前後の方々。テーブルいっぱいに食べ物を出してあげた。着物・タンスを食材に変えて。戦後、家の中は空っぽだった。
 隊員は金目の物は家に送ってしまうから、お金は持っていない。
 知覧から飛び立ったのは、439人。みんな富屋食堂に来た。陸軍で九州全体では、1036人。
 隊員のエピソードは沢山ある。

①トメが一番かわいがったのは、宮川三郎軍曹(新潟 小千谷出身)。特攻に行って何回か引き返して来て、上官に殴られた顔をして来る。20年6月5日に来て「明日行く」と。死ぬ前日が誕生日だったので、お祝いをした。「死ぬ前の日にお祝いをしてくれるのはうれしい。また引き返して来ていいか?」と言われたので、トメは「いいよ。何度でも引き返しておいで」。宮川さんは「蛍になって帰って来るから、帰って来たら『同期の桜』を歌って」。翌6月6日、霧のすごい日に、たけもとさんと出撃。
 たけもとさんは、食堂に帰って来て、ドアを半分くらい開けといてと言い、夜9時。1匹の源氏ボタルが入って来た。明日出撃の隊員がそこには6人いたが、その周りをぐるっと回って、止まった。「皆さん、この蛍は宮川さんですよ」とトメが言い、みんなで『同期の桜』を歌った。

②中島豊蔵軍曹。もともと知覧基地にいたが、知覧に帰って来たという事は、特攻隊員になったという事。
 知覧に来た時、富屋食堂の前で車から飛び降り、左腕を大ケガ。トメがお風呂をたいて、背中を流す。
 「沖縄を取られたら、みんなやられる。だから今すぐにでも行きたい。行かなきゃ、日本が危ない」と言ったが、トメは背中を流しながら「腕が治ってから行きなさい」と言い、泣いてしまった。泣いたのを隠す為に、トメは「お腹が痛いから泣いている」とウソをついた。中島軍曹は「明日は見送りに来なくていいから、家で寝ていてよ」と言った。
 腕を治してから行くように再三言ったが、翌日、中島さんは行った。操縦桿にケガをした左腕を自転車のチューブでくくりつけて。その事を、中島軍曹の搭乗機を整備した整備兵がトメに伝えに来た。それを聞いたトメは、上を向いて、泣いてしまわないように色んな事を思い出した。

③穴澤利夫少尉に、婚約者の伊達智恵子さんは「あなたの白いマフラーになって、一緒に付いて行きたい」と言い、穴澤さんは智恵子さんの付けていたマフラーを白いマフラーの下に巻いて、出撃した。

④特攻隊員達は、みんな笑顔で行ったと言われているが、出撃数時間前の軍の広報用で、「もっと笑顔で」と言われたから。
 万世基地から出撃した『ほがらか隊』(第72振武隊)が、小さな子犬を抱いている写真は、出撃数時間前の軍の広報用写真。シロという犬。
隊員は出撃前、みんな犬を抱っこした後、整備兵の所に泣きながら持って行った。
 死ぬのが怖いのは、当たり前の話。
 陸軍は17才から、海軍は16才から特攻隊。ちょうど(高校生の)みんなくらいの年。特攻隊員にはエリートでなければなれず、夢をかなえられるはずの人だったが、夢を地面に叩き付け、踏みつけて死にに行く。

⑤勝又勝男少尉は、人生50年と言われた時代だったので、「僕の残りの30年の寿命をおばちゃんにあげるから、長生きしてよ」と言った。

 戦後、米軍は、まず特攻基地を壊しに来た。当時は、何をされるか分からない恐怖があった。
 警察署長は「今度は米兵のお世話をして」とトメに言って来た。トメは「私は絶対にやりたくない」と言ったが、署長は「知覧の治安を守る為に頼む」。10日間くらい考え、知覧を守る為ならやろうと腹をくくった。
 米兵は、我が物顔で街では歩いているが、食堂では、暗くおとなしかった。
 米兵が「このペンダントは死んだ仲間の物。特攻機が当たって死んだ」。
 トメは最初、殺されるのを覚悟して引き受けた。
 日本人に拳銃を向け、周りに向けて撃っていたハスキンという米兵。「戦争に勝ったのだけど、帰りたいのに、帰れない」。
 特攻機は途中で撃ち落とされもしたが、魂だけは、敵艦に体当たり。
 帰りたいのは、お母さんの心の中。米兵も一緒だった。
 トメは、特攻隊員に「お母さん」と、米兵には「マミイ」と呼ばれていた。
 私は小学生の時、トメに「特攻隊員はなぜ死ぬ事が出来たの?」と聞いた。「あの子達には大和魂があった。思いやりの心の特攻魂があった。米兵が攻めて来るその時間を少しだけでも遅らせる事が出来ればと思った」。
 ぜひ知覧に行ったら、隊員の遺書を読んで。
 人生、生きていると登れない壁にぶち当たる事がある。死のうと思う人もいる。その時にもう1度、知覧に行って、遺書を読んで欲しい。自分が小さく感じる。
 皆さんも行って、1つ上の人になって下さい。

 戦後、トメは、拾って来た棒くいを立てて、毎日手を合わせた。昭和30年、外枠のお堂が完成。今現在知覧に建っている観音像は3代目。
 三角兵舎は、今ある物より、地面深く、もっと小さかった。
 特攻機は、250キロ爆弾と燃料満タンなので、重たく、向かい風でないと飛べないので、滑走路は2本あった。

 新宿3丁目にある『薩摩おごじょ』の店の名前は、戦時中、富屋食堂に来ていた特攻隊員に「(トメの娘・赤羽さんの母)礼子ちゃんは将来何になりたいの?」と聞かれて「富屋食堂のような食事を出す所をやりたいの」と答えたら、「薩摩おごじょがいいよ、礼ちゃん」と言われて、礼子はそれを日記に書き残してあった。
 そして45年前に『薩摩おごじょ』を開業。
 知覧の知覧茶屋は、トメの長女の息子が経営しており、とんこつ御膳がお薦めです(笑)。
 富屋食堂は、区画整理で取り壊しになったが、同じ場所に再建しました。(以上)

狭山に戻り、同級生と意見交換。

2014年8月14日の活動

事務所。
市民相談。

「お薦めの映画ビデオを3つだけあげて」と言われたら、12日に亡くなったロビン・ウィリアムスさん主演の【パッチ・アダムス】(98年作品)がその1つです。DVDも持っています。
 映画中のセリフ「人が見ないものを見ろ。恐れや、既成概念や、怠惰で、人が見ようとしないものを見ろ。新しい世界が見えて来る」「患者の話を上の空で聞く医者。話している相手を見ようともしない」。
 パッチ・アダムスは、実在の人物(精神科医)。映画はそれを元にしています。(予告編 youtube)
 “パッチ”とは、絆創膏の事で、ニックネーム。
 映画で、字幕を見ながら、日本語音声を聞くと、随分表現も違い、興味深いです(字幕が文字数の関係で短く表現しなければならないというだけでなく)。
 ロビン・ウィリアムズさんの今後公開予定の出演映画は4本あるそうです。 レンタルかネットで買って、見てみて下さい。
 I miss you,Mr.Robin.Thank you.Patch!

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 映画『パッチ・アダムス』は、無料・低額診療の実践を描いたものでもありますが、これは何も海外だけの事でなく、埼玉県内でもそのような病院が17あり、県でPRをしてもらうよう以前頼み、県HPにも掲載してくれました。
 無料・低額医療制度とは、生計困難者が経済的な理由によって必要な医療を受ける機会を制限される事が無いよう、無料又は低額な料金で診療を行う事業の事。
 私のHP、昨年6月20日の所でも、説明しています。
 NPO ほっとプラス代表の藤田孝典さんに教えてもらいました。

NHK『戦傷病者の長い戦後』を見ました(再放送)。
 戦時中、名誉の負傷だったはずが、戦後、戦傷病者への支援は、戦時中と違って薄く、治療費がかかる為、入院もしていられず、また病院を出ても生きて行けず、自殺する人も少なくなかった。
 1つの病院で、戦争で失明した入院患者は、50~100人。
 ある時、踏切で戸惑っている失明した戦傷病者に、通りがかりの少女が声をかけ、翌日少女が病室に花を生けた。
 病室に花の香りが満ちあふれ、空気が変わり、「私のかたくなにいじけた心が、ほどけました」と戦傷者は語った。その後、マッサージ師の資格を取り、85才の現在も現役。

横井 庄一さんのドキュメンタリーを見ました(番組HPに詳報)。
 戦中から31年間、戦争が続いているものと思う中で、ジャングル生活。1人になってからは8年間。
 一緒にいた2人が亡くなったのは1964年、戦後19年後。この他にも日本兵は戦後いたはず。何とか助けられなかったのか。
 衣服も、道具も、身を守る為の地下住居も、手作り。
 何でも耐えて生きていかなければと思いますね。チャラい・ゆるい生活は出来ない。

NHKスペシャル『狂気の戦場 ペリリュー ~忘れられた島の記録』を見ました。
 日本から3200kmのパラオ諸島。硫黄島・沖縄戦・B29空襲に向かっていく戦争の分岐点。集団的自衛権に賛成の方に見て頂きたいと思いました。

2014年8月13日の活動

石巻市の方と会合。
 震災時、カーラジオを聞いていた人は、津波が来ても助かった。家は停電していて、TVは見れなかった。アマチュア無線の活用が必要。
 臨床心理士が、被災者と向き合っても、悩みが聞こえて来なかったが、マッサージ師がマッサージしている間に、何も聞かなくても、たくさんの心に抱えている問題が聞こえて来た。人の体に触れるのは、医師・看護師・マッサージ師。悩みを聞くのには、体に触れるのが一番いい。
 京都・鴨川の氾濫による被害で、福知山市社会福祉協議会は、自治会からの要請でボランティアを派遣していたが、被害の大きな所の地区のニーズを把握出来なかった(自治会役員が「自分達で対応する」と言ってしまった)為、被害の少ない所に派遣を集中させてしまい、取り組みが課題だったとの事(京都新聞)。

事務所。
署名に来られた方からお話を伺う。
同じ年の友人と意見交換。

2014年8月12日の活動

県広報課副課長。私から提案。
①埼玉県の玄関口(新幹線駅)であるJR大宮駅に、コバトンの記念撮影用看板設置を。(高校生から頂いたご意見「コバトングッズが大宮駅に無い」を参考に提案。実際現場を確認したら、ふなっしーの埼玉限定グッズはあったが、コバトンは無かった)
②コバトンをかたどった名刺作成を。
事務所。
支持者意見交換。
市役所。市職員と意見交換。
石巻市の方が、狭山市来訪。市内を案内。
(0時過ぎに帰宅)

2014年8月11日の活動

HP更新作業。
県小中学校人事課。所在不明児童の調査状況を確認。

圏央道建設促進期成同盟会(永田町)。
 県議会の議員連盟の6人が出席。

圏央道の早期完成を目指して。
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永田町駅に隣接する 都道府県会館地図)。


永田町駅隣接の地下には、各都道府県のPRブースが(写真手前が埼玉県)。
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埼玉県東京事務所の入り口は、県内の紹介を定期的に変えて展示している。
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永田町駅隣接の都道府県会館8階の埼玉県PRの部屋。
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埼玉県東京事務所(8階)。副所長と意見交換。
 東京で災害が発生した場合、県民をここに受け入れる事を想定している(スペースに限りがありますが)。
 東京事務所職員の名刺の裏に、埼玉県のPRを入れてもらうように依頼。
群馬県東京事務所。副所長と意見交換。
 富岡製糸場と深谷市など埼玉県との連携について。
 副所長から頂いた名刺は、群馬県のゆるキャラ“ぐんまちゃん”をかたどった名刺で、裏がぐんまちゃんなのですが、表で何の形か分かりました。
狭山に戻り、県民意見交換。

2014年8月10日の活動

狭山市消防団第5分団(奥富地区)が、ポンプ車操法の部で、県大会に出場が決まったとの事で、きょう壮行会が行われました。

県大会出場が決まった狭山市消防団第5分団(奥富地区)。
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 23日に北鴻巣の県消防学校で、県大会が行われ、狭山は11時頃、出場します。
壮行会終了後、狭山入間消防団支部長さんに、消防団員によるトリアージ訓練について、お話を伺う。
県議と意見交換。
市民要望対応。
HP更新作業。くわしくお伝えしたく、原稿がたまってしまっていた。

今日放送されたフジテレビ『特攻隊 忘られぬ秘話』(『ザ・ノンフィクション 黒島を忘れない 2014』)。
 (番組中)勇ましい顔つきの元特攻隊員が、涙ながらに「(飛び立って)開聞岳が消えていくのが物凄く早かった。生と死の葛藤でしょうか。
 故郷の親兄弟の元に帰りたいと思っていた人が、ここにいっぱい沈んでいる。そして一番帰りたいのは、お母さんの胸の中だと思う」と証言。この方ももうこの世にいません(映画「蛍」の主人公のモデルになった浜園重義さん)。
 次の世代に、ちゃんと伝えられるでしょうか。

フジテレビ ドキュメンタリー『若年性認知症 支援と介護の狭間で』を見ました。
 55才の方。40代後半で物忘れが見受けられ、2年前に若年性認知症と診断。
 通常の老人ホームでは、就労は許可されず、有料老人ホームに入居。
 タオルをたたむ仕事で、「1回落とした命じゃないけど、プライドを頂ける」と語る。
 実名・顔出しで出演され、自分と同じ症状の人に勇気を与えられればと。
 別の患者家族の方は「支えていこうと思うが、もうダメだと思う事も」と胸の内を語る。(番組HPに内容詳しく掲載)
 埼玉県に私は、若年性認知症対策に取り組むよう働きかけています。(決算委員会の福祉のところの発言をご覧下さい)

2014年8月9日の活動

大林素子さん主演、演劇『MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』小平市、凱旋公演(大林さんは小平出身)。
 私は来年の戦後70年に向け、1人でも多くの学校の先生や、高校生を始めとした若い方に観て頂けるよう取り組んでいます。
 今日の公演は、埼玉など地方で公演を行う場合の、音響や運営の参考になりました。大林さんはカーテンコールで「今日は長崎原爆の日。平和な世の中を次の世代へ」と触れられていました。

大林素子さんと公演終了後、お客さんが帰ってからの2ショット。
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 公演終了後、大林さん、演出家、出演者の方々、配給会社の方と意見交換させて頂きました。
 演劇で出て来る特攻隊員は、名前は違いますが実在した方を元にし、読み上げられた遺書は全て実際のもの。
 今日の公演を観て、集団的自衛権は止めなければと思いました。自民党国会議員の青年局長も観ていました。

 新宿3丁目の薩摩おごじょに行き、鳥濱トメさんのお孫さんにお話を伺いました。
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長崎平和祈念式典で、安倍総理らが参列する中、被爆者代表の方は「(私は)被爆3世である幼い孫娘を亡くした。私が被爆者でなかったら、こんな事にならなかったのではないかと、悲しみ、苦しみました。
 原爆がもたらした目に見えない恐ろしさは、人間の力ではどうする事も出来ません。
 被爆国である日本は、世界のリーダーとなって先頭に立つ義務があります。しかし、現在の日本政府はその役割を果たしているでしょうか。
 今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です。日本が戦争出来るようになり、日本の平和を武力で守ろうと言うのですか。
 一旦戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子供達を脅かさないで下さい。平和の保障をして下さい。被爆者の苦しみを忘れ、無かった事にしないで下さい。
 福島には、原発事故の放射能汚染で、小児甲状腺がんの宣告を受けて、おびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分方法もまだ未解決。早急に対応の検討を。
 日本の真の平和を求めて、共に歩きましょう」と訴えました。
 安倍総理は「今日は犠牲になった方々の御霊を慰める日であると共に、先人達の奮闘と達成に感謝を捧げる日でもある」と発言。

2014年8月8日の活動

県教育局調整幹。
県子ども安全課。所在不明児童の県内の動向について調査。
県小中学校人事課。

【所在不明 小中学生】齋藤理玖ちゃんの死をムダにしないために。(←youtube事件映像)
 今年、中学生になるはずだった子が、5才の段階で餓死しているのが5月に遺体で見つかった(神奈川県厚木市)。教育委員会や児童相談所は、その子を転居扱いにして名簿から削除していた。
 このような事が埼玉県で起こらないように、現在、県内の実態を調査し、県・市の取り組みを確認しています。
 埼玉県調査結果「居住実態が把握できない児童」(県HP)
 埼玉県内の居所不明児童は、昨年の調査では、37人でしたが、今年は5人に減りました。(5人とも、さいたま市)
 減った理由は、入国管理局で、出国したかどうかを確認し、時間がかかりましたが、出国したのを確認出来たとの事です。
 上記の文科省の調査は、1年以上、居住実態が把握できない児童ですが、厚労省の調査(住民票記録)では、現在、実態が把握できていない18歳未満の調査で、71人でした。(5月1日に調査、7月8日発表)
 これでは、文科省と厚労省の人数が合わないので、調べると、
 15才以上~ 17人
  6~14才  31人という結果でした。
 更に調査を進めていきます。

県警交通規制課。先日警視庁で教えて頂いた取り組み(交通規制支援ボランティア)を埼玉県でも導入してもらいたいと提案した事の1次回答。ゼロ回答。
市議と意見交換。
事務所。
高校生が宿題(職業インタビュー)の為、来訪。
(0時過ぎに事務所から帰宅)

狭山市駅ビルに、本屋さんが今日オープンしましたね。
 芳林堂書店さんで、店舗の一部は、100円ショップ(CANDO)。
 以前あった本屋さんが無くなってしまった時は、どうなる事かと思いましたが。
 駅周辺に大きな本屋さんがあるかどうかは、きれい事でなく、まちの文化度に影響を及ぼします。(そう市民の方に話すと、共感のご意見を頂いております)
 西口開発の計画が固まる前から、大きな本屋さんが出店してくれればと、声がけした事があります。
 皆様も出来るだけ市内の本屋さんをお使い下さい。

2014年8月7日の活動

危険ドラッグの実態と取り締まりの現状について調査。
西部消防本部企画部次長。
県警主席調査官。
県薬事課長。
県教育局調整幹。所在不明児童について。
市議と会合。
支援者意見交換。
事務所。

2014年8月6日の活動

政策調査。
県庁。
会派会議。
県警主席調査官。危険ドラッグについて調査依頼。
自衛隊出身県議からお話を伺う。集団的自衛権。
夜9時半から事務所。(0時過ぎに帰宅)

2014年8月5日の活動

県議会文教委員会視察。
県庁。
農業政策課長。農地で、農業をやりながら、上部空間に太陽光発電パネルを設置するエネルギー政策について、PRをお願いしたところ、県HPに載せてくれました。感謝。知事のブログに分かりやすく紹介されています。
夜7時から事務所。

2014年8月4日の活動

県庁。
県議会文教委員会視察。
 文教委員長に、今後の県観光政策の為、富岡製糸場と埼玉県の関係について個人的に聞く。
 富岡製糸場では、繭から糸をつむぐ機械を動かしていないが、秩父・長瀞では10件の農家が今でも、機械を動かしているとの事。
教育局幹部と意見交換。
他会派県議と会合。県議会改革について。

2014年8月3日の活動

支持者会合。
ホンダ埼玉製作所創立50周年 真夏の祭典2014。
自治会夏祭り。
七夕祭り。
入間市議と会合。

2014年8月2日の活動

(三重県松坂市から帰宅)
市民意見交換。県の河川事業。
七夕祭りオープニングセレモニー。
自治会夏祭り。

2014年8月1日の活動

【解釈改憲の違憲訴訟】を起こす事を目指し、ピースウイングキックオフ集会(三重県松坂市)


集団的自衛権 【違憲訴訟】 を目指すピースウイングキックオフ集会で、演説する三重県松阪市長。
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松阪市長 山中光茂氏の訴え(以下。↑HPに映像)。
 安倍政権が、集団的自衛権という言葉のもとに、戦争が出来る国家に向かっている。それに対して、歯止めをかける皆様方の意識が、今日集まったのだと思う。
 日本は戦後約70年間、徹底した平和主義を理念として、平和への想いを国民みんなで共有し、アジア・アフリカ各国に平和の理念を輸出して来た。
 世界に稀に見る戦争を起こさない、有数の支援国として、多くの国家に大きな貢献をして、当たり前の幸せを感じて来た。
 安倍内閣は、単なる行政行為の閣議決定で、憲法解釈の変更と言う暴挙に出た。
 集団的自衛権の本質の問題点。「他国の平和に関わらない国家はおかしい」と言うが、そのような概念ではない。日本が窮迫不正の侵害が起こり得る時、最小限の武力により平和を守るのが個別的自衛権。
 一方、集団的自衛権は冷戦下で使われて来た。ソ連がハンガリーに侵攻、米国がアフガニスタンに侵攻、イラク戦争。戦争を正当化する際、影響を受けていない他国が自衛という理念を用いて、共同して武力を行使して来た歴史。
 永久に武力と戦争を放棄するのは、解釈ではなく、名文規定そのもので、今回の集団的自衛権は、明確に憲法違反。
 歴史において、侵略戦争をしようとして戦争をした国はほとんど無い。世界平和・安心安全をつくる為、戦争をしなければ自国を守れないと言って、戦争の惨禍に見舞われて来た。
 イラク戦争で、アメリカ・イギリスは先制的自衛権という言葉を使った。小泉総理は、完全に支持する発言をした。国連総会では、ドイツ・フランスなど大きな反対の声が上がった。しかし、米・英国は実質的な戦争をしかけた。一方的なアメリカ・イギリスだけの戦闘行為に対し、日本が集団的自衛権を使って、戦争出来る。
 湾岸戦争当時、国連が多国籍軍を承認し、軍隊を派遣。
 集団的自衛権、先制的自衛権と言う言葉で、第2次大戦後、世界で最も戦争を起こしたアメリカが使って、悪用して来た。
 日本は約70年間平和を守って来た実績がある。
 集団的自衛権に賛成の方は、中国により、日本の安心安全が奪われると言われるが、日本は安穏と平和主義を守って来た訳ではない。憲法9条のもとで、しっかりと国民が意識を持ち、教育の場で、戦争を起こさない国だと、しっかり汗を流して来た。
 防衛省のHPに、閣議決定後1週間まで「憲法上、集団的自衛権は許されない」と載っていた。
 「他国の国際紛争を解決する手段としては、使わない」だった。それを、たかが1内閣総理大臣によって、たかが1内閣によって、おろかな行政組織の1つでしかない内閣に犯される。
 私は、アフリカ・ケニア・南アフリカなど、戦争が多くの憎しみを生み、愚かな為政者によって、現場で取り戻していく事が、新たな政治によって取り戻していく事が、いかに難しいか見て来た。
 今が分水嶺。
 武力による平和と言う言葉が使われる。子供達に、私達も武器を持とうと、のせるのか。
 平和主義を徹底する事によって、政治が新たな方向性を止められないなら、国民が立ち上がらないと。今日が第1歩。
 今日は全国から議員も集まり、これまで政治に興味が無かった方も集まっている。
 平和が失われたら、取り返すのは大変。
 平和は普段中々感じらない。
 平和の形が変わる事を、見逃してはいけない。
 市民の皆さんがピースウィングのTシャツ(2500円)やクッキーを自ら作った(集団提訴の財源にも)。
 平和は闘って奪って行かないと。
 今の内閣を提訴しなければならない。新たな行政行為が生まれたら。訴えるには、一定の損失・不利益が必要。
 これだけの方々が集団で、裁判所に提訴をしていく。集団提訴をしていきたい。単に抗議する市民運動だけではなく、司法で鉄槌を。入口に上がりさえすれば。
 間違いなく違憲。これは憲法学者 小林哲さん。古賀茂明さんと一緒になって活動しようと言っている。小林哲さんは、集団的自衛権には賛成だが、立憲主義の問題。
 憲法学者の方よりも、市民と汗を流していく事こそが大事。
 『ハチドリの1しずく』というお話をご存知ですか?
 山火事が起こった時、ハチドリが口ばしに水を含んで、消そうとしても、無駄だと思った他の動物が、なぜそのような事をするのか尋ねると、「自分が出来る事をやるだけ」と答えた。この話には続きがあるのではないかと思う。
 ハチドリが頑張っているんだったら、私も頑張ろうと動き出すのでは。
 政治が間違ったのなら、市民が導くスタートライン。政治が動かないなら、私達で動かしましょう。
 私達は1匹1匹のハチドリとして。
 山火事なんてどうでもいいと思っていた人達が、山火事が広がったら大変だと思って頂けるようになる。
 これまでなぜ日本が社会貢献出来たか。日本が中立で、平和を愛し、武力行使をしなかった信頼関係があったから。
 アフガニスタンで医療行為をやっている中村哲さんは「平和の中で国際貢献が出来る」と言っている。
 しっかりと平和主義を徹底する中で、安心安全を守っていく。
 どこの国が平和を宣言している国に戦争をしかけますか?
 相手の国家を信用しない。だから武力を持つ。そのどこに平和がありますか。
 武力による平和では、平和は生まれない。
 ハチドリの1しずくのような気持ちで。
 私は覚悟を決めています。もちろん市長として、当たり前の幸せを市民に届ける。しかし、今動かなければ、国の形も変わる。今動かなければ将来に渡って後悔する。
 武器輸出をするのでなく、平和の輸出を。
 安倍さんがやった事は、ヒトラーよりひどい。ヒトラーは、まだ法律を改正して、実権を握った。
 自衛隊員は、血を流す覚悟があると思う。正当性の無いものに価値は無い。
 今日、三重県下14市の市長会があったので、市民の安全安心を守る市長として、反対してくれではなく、市長会で話し合う場を作りませんかと話した。三重県下の市長は全員「政治的問題なので、議論する必要ない」と一刀両断だった。問題あると思いませんか?
 全国の市長からメールが30通くらい来た。「頑張ってくれよ。俺は表に出られないけどね」とか。自民党政権を恐れる。殺される。悪い事される。
 今日は、こんなにも多くの皆さんに集まって頂いて、今はやりの号泣したいくらい。イメージ悪いが。
 活動は、勝手にやって頂きたい。原告団を募集したい。覚悟ある会員を募集したい。賛助会員も募集したい。
 日本で初めての集団提訴。
 地方で空気の圧を高めていく。
 汗を流し、涙を流して、次の世代につなげられるように。(以上、市長の発言。一部、市民との意見交換の場で、市長が答えた部分を含みます)
市民の発言「安倍さんは、単なる1衆議院議員。たまたま総理になった」

集会終了後、議員の会。
その後、スタッフの皆さんと会合(ファミレスで)。
松坂市長に個人的に話を聞く。
 1000くらいの市の事業を全部チェックしている。
 住民協議会は全国で一番進んでいると思う。
 審議会は市民公開の場で。土日・夜にもやる。自治会 長など団体トップはほとんど審議会に出ない。
 公務員の給料が高いと言うなら、公務員に草刈してとは言わないでと言っている。
 毎週末必ず意見交換会を実施している。
松坂市議と会合。(1時過ぎまで。松坂市内泊)

2014年7月31日の活動

被災地視察④
◆岩手県陸前高田市
 津波対策の為、山からベルトコンベアで土を運び、市街地を盛り土・かさ上げしている現地を視察。


山から土を運ぶベルトコンベアの右に『奇跡の一本松』が見える(岩手県陸前高田市)。
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岩手県陸前高田市。ベルトコンベアで土を運び、市街地をかさ上げする。
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ベルトコンベアの長さが圧巻でした。 
 かさ上げした後、どのくらいの人が住むのでしょうか。(短い時間しかいられなかったので、お話は伺えませんでした)

被災地の巨大盛り土工事いよいよ 安全性に不安も』朝日新聞(映像)7月10日

この他、今回被災地で伺った話。
 「被災地では、強姦が増えている。非常時には生殖能力高まる。衣食住のバランスが悪い。
 福島は、原発事故があるので、宮城より複雑。
 震災後、山形県に移住された方は、経済的に大変。産業の衰えが前からある地域なのに、雇用の問題。
 京都府での被災者の受け入れは、仕事があるので、安定している。
 2次避難では保障は出ない。生活保護では足らない。
 50、60代の仕事は、土木・水道の技術職以外には無い。復興の公共事業が終わったらどうなるか」。

今回の被災地の車での移動距離は430kmでした。

埼玉に戻り、県議と意見交換。
新聞記者と意見交換。
浦和での集団的自衛権反対デモに参加(県庁から浦和駅まで)。


県庁から、埼玉弁護士会主催『集団的自衛権行使反対』デモが始まりました。

浦和駅まで。
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埼玉弁護士会長をはじめ弁護士の方々と意見交換。

 

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なかにし礼氏の講演会へ。
(はじめに各専門家からのビデオメッセージ)
・日本の役割は、紛争の根本解決。
・経済同友会国際開発センター会長。閣議決定を国民の運動が押し戻したら、中国から見た、アメリカから見た日本の目が変わる。
・平和は、人権。
菊地 埼玉弁護士会副会長「内閣法1条で、国民主権にのっとり、内閣は立憲民主主義の枠内で行う事を定めている」。

青井美帆氏(学習院大学教授)
 漠然とした脅威・抑止力という言葉が私達の心の中に、段々と入って来ているのではないか。
 抑止に限界・限定は無い。アンリアル。
 安倍さんのフリップ。赤ちゃんを抱いた日本人と、善良そうな米国人。
 危ないじゃないかと言う空気に、私達は気を付けなければならない。
 政治がやってはいけない事・出来ない事がある。これが立憲主義。
 国家権力とは、やってはいけないものをやってしまう所。正当性を生ませない事が私達が出来る事。
 閣議決定のおかしさ。何重にも違憲。
 内閣の職権・任務ではない。無いものを作り出した。
 宣戦布告・講和の権限が無くなった。
 国際法上の常識として、武力行使は使えない。
 各国の防衛力は小さいはず。
 石破が言うネガリスト「やってはいけない事以外は何でも出来るのが軍隊」。
 戦争は政府がはじめ、終える。しかし、弾となり、盾となるのは、人。
 国家が無くて、あなた方の命が守れるのか。危機が無い。危なくないと、論証できるのか。という論証のスタイルに持っていかれるのが、危ない。
 戦争の惨禍を引き起こすのは、国家。
 身の周りの人が亡くなる事の思考を遊離させてはいけない。国家ではなく、人が死ぬ。
 だまされたと言っているだけでは許されない。
 今の安倍政権「仕方がない」という雰囲気が仮にあるとすれば、「騙されている状態ではない。正当性をうまさない為に、おかしいという事をあげないと法になってしまう。
 安倍の「守り抜く」には違和感。
 国会議員が憲法を守ろうと思っていない。政治家の中にその精神が生きていなければ、憲法ではない。
 国会議員の心の中にある憲法と違うのではないか。立憲主義に反していると言ってもダメ。
 憲法の主権在民は、今は考え直さなければ。安倍さんは「選挙で選ばれた」と言っている。主権者は直接行動出来ないが、国会議員は暇だからやっている。49対51で、49は死に票になってしまう。

なかにし礼氏講演。(以下、講演内容)
 3月に『天皇と日本国憲法』を出版。
 毎日新聞夕刊で、詩『平和の申し子たちへ』を発表(本人が会場で朗読)。
 反響が大きいという事は、国民の間で気持ちがありながら、中々言葉が見つからず、私の言葉が合致したという事ではないかと思う。
 私は昭和13年、旧満州 牡丹江生まれ。昭和20年8月9日、ソ連機が爆弾投下。
 日本への引き揚げは、まず軍人家族・軍人・満鉄関係者。そのような人達は、その後、駅から離れた所から汽車に乗るようになった。牡丹江駅前は阿鼻叫喚の渦。
 大体、戦争が起きて、兵隊が逃げるって変でしょ。
 関東軍の99%は逃げた。満州第5軍のみ戦った。
 『泣く子も黙る70万関東軍』と言うのは、全くのウソ。
 撤退した関東軍は、少年兵を送り込み、木で出来た鉄砲のようなものを持たされているのを、ソ連軍から見ても分かった。著書『15才の少年の夏』で書いた。
 少年達の汽車の窓は、ブラインドを下ろされ、逃げていく大人達を見ず、戦場で3方向から重装備の軍隊に殺されていく。
 これが戦争の真実。
 自民党幹事長は「国を守るのが軍隊」と言っているが、国民を守らなかった歴史があった事を反省すべき。
列車はソ連機の機銃掃射で狙われ、私の目の前30㎝の人が亡くなっていった。
 母は僕(6才)に謝った。「これからこういう事が何回もあるだろうから、母親の言う事も聞いてはいけない。自分の意志で逃げ、生きようとしなさい」。
 中国残留孤児は大体、僕の年齢が多い。
 関東軍は逃げており、力のある子は軍隊に引っ張られ、残っているのは、お年寄りと子供だけ。目の前で、中国人に渡される子供は何人もいた。幅100mの川を渡れない子供は置いて行かれた。
 中国大使だった丹羽宇一郎さんの著書『中国の大問題』。丹羽さんは、残留孤児を中国人が育てた記念碑を作り、育てた中国人が見付かれば感謝状を捧げに行った。(『駐中国大使、残留孤児の養父母に感謝状』2011年6月3日中国新聞)
 中国の事を悪く言う人がいるが、はたして日本人が中国人を預かって、育てるだろうか?
 厚労省 満州引き揚げ援護局。引き揚げ事業とは書いていない。援護局の書類に、「海外居留民は、帰って来られると思う。近来日本は大飢饉なので、生きるも死ぬも勝手に」と書かれてあった。これが今の政治家は分かるか?
 日本は引き揚げ事業を始めなかった。かつての日本はすごく冷たかったのだと、戦争と言うのはそういう事もしてしまうのだと、忘れないで。
 そういう事をしたらやっていけないと言って。国家は何でも出来る。
 高学歴の学生は、後々の日本の為に残さなきゃいけないのに、出陣。日本男児の本懐だとか言って。しかし、飛行機もガソリンも無い。あったのは、布製の練習機、赤とんぼ。
 戦争は人間の精神を破壊する。
 司馬遼太郎さんは陸軍 戦車隊で上官に質問「進軍した時、自国の民がいたらどうするか?」上官「踏み潰して進め」。
 戦意高揚映画 木下恵介『陸軍』「お前の息子の1人や2人が死んだからって、どうって事は無い」。
 国民投票18才に下げたが、とんでもない。甘い考えは捨てて。
 警察予備隊から自衛隊になって、7千人退職。
 徴兵制の準備の為の、年齢引き下げ。
 清沢洌『暗黒日記』。
 国は何かをしようとする時、臨戦態勢にする。
 我々は騙され切ってはいないので、だまされないままに行きましょう。
 司馬遼太郎『この国のかたち』。「そこに不定形の物が横たわっている。自らの力ではもはや人里には出られそうにない。異胎は声を発した。
 歴史は一個の人格として見られなくもない。
 統帥権を参謀が所有していると思い始めた。
 参謀本部は国民を統治する事が出来るという。現にそのようにした。
 統帥機関が日本国をつぶした。
 日本史は独裁者に強い反発を持った歴史がある」。
 まさに現政権、文中の統帥機関を、安倍政権と置き換えられる。
 僕は皆さんの前で、憲法を守ろう、平和を大事にと言わなければならなくなるなど、思ってもみなかった。悲しい。
 支持率を下げよう。支持率が下がれば、次の内閣では、やれなくなる。彼らを震え上がらせようではありませんか。支持率を下げましょう。それだけ。
 戦争体験者が、戦争の恐ろしさは言葉で言い伝え切れず、どうしても伝えようがない。
 平和の申し子は飢えも知らないが、戦争をしながら、交易をするのは、あり得ない。飢える。
 日本中を弱虫だらけに。思いやりのある国に。そうなれば、国そのものが変わる。
 棄民(国家が国民を見捨てる事)は起こり得る。福島原発もそう。核廃棄物も「最後は金目でしょ」と発言しても、大臣を辞めなくて済むこの国は異常。民主党政権時代には、大臣が福島原発から帰って来て「移しちゃうぞ」と言ったその日に首だったが。
 だったら原発やめちゃえばいい。
 国は国民を捨てている。商売の為、外国の為に。
 戦前、軍隊が国体を守ると言った。天皇を拉致しておいて。彼らの論理がある。それと似たような事がある。
 自民党の憲法草案で、天皇陛下を元首にする、「基本的人権は認める」と書かれているが、基本的人権は憲法では、おかされてはいけないもの。政府は、我々があきれるのを待っている。国は、我々のもので、彼ら政府は事務員にすぎない。最高責任者は我々。論理矛盾は何もない。
 菅官房長官は「国民が臆病なのがいけない」と言ったが、臆病こそ、最高。
(以上)

2014年7月30日の活動

被災地視察
◆宮城県気仙沼市
 防潮堤建設見直しを実現したNPO『森は海の恋人』代表の方からお話を伺う。
 (資料:巨大防潮堤建設問題
 (代表の方は、NHKスペシャル『防潮堤 400km~命と暮らしを守れるか~』にも出演)


防潮堤建設計画を撤回させたお話を伺う(気仙沼市)。
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 海岸の管理者は7つに分かれる。ここは市の管理で、防潮堤の図面が作られる前の2011年夏に、防潮堤建設計画は“不要”だと住民100%の同意を取り付けた。
 防潮堤建設計画前に、高台移転が決まっていた。
 岩手県は、もともと防潮堤があったが、宮城県は少なかった。
 防潮堤計画は高さ9.9m。平地が少なく、垂直壁になってしまう。
 防潮堤の管理費は、100%地方自治体持ち。
 ここでは、カフェ系ツーリズムを行っており、外国人も対応したい。
 また、北海道南西沖地震の奥尻島を例に(復旧事業後、島の経済は地震前の3割に減)、8月末に奥尻の方を招いて、シンポジウムを開催予定。

視察②
◆仙台市荒浜地区
 防潮堤の見直しを求めている市民団体 荒浜再生を願う会代表など、被災された3人の方からお話を伺いました。
 この地区には、730世帯3,400人が暮らしていた。昔からの居住は400世帯以下。人口は昔と震災前は変わっていない。
 津波到達は3時半。
 小学校に避難した340人は全員助かった。犠牲187人のうち7割は家に戻った人。校長の判断で校舎に子供を残したが、保護者は子供が家にいるものだと家へ向かい、津波被害に


津波に襲われた時の仙台市荒浜小学校。
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2階まで津波が強い力で押し寄せた事が分かる。仙台市荒浜小学校。
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 震災時、連絡手段が断ち切られ、家族を心配し、家に向かうが、東部道路で津波が見えない。帰るろうとするのを止めるのを振り切り、亡くなった。
 海が見えなかったから犠牲に。防災無線は風の音で聞こえなかった。


鉄筋コンクリートの小学校(右上)以外、津波で何もなくなってしまった仙台市荒浜。(手前は家の基礎)
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 6mの防潮堤があった。防潮堤が滑り台になって、松の木をなぎ倒し、松の木が家を壊した。津波が最初に来るのは、水ではない。がれき、家。めちゃくちゃにされて終わり。
 地震のガレキを片付けていた人や、大事な物を取りに来て、津波にやられた人も。
 家の2階だけ1km流されて、助かった人も何人かいた。
 家より、家の中の宝物を無くしたのが、くやしい。
 地域に郵便局しか無く、タンス貯金が多かった。
 以前の災害では津波は来ていない。言い伝えは「地震はあっても津波は来ない」だった。1100年前の大地震では、ここは海だった。海抜5m。波分けと言う名の神社があったが。
 新しい地域の人は、津波の訓練はしておらず、公園に避難し、被害に。
 体育館1階に防災品があったが、津波に。
 貞山堀で津波がぶつかり、津波の高さは30mに。
 家族で普段話し合いをして、災害時は、てんでんこで。
 小学校の建物は遺構として残す事になった。
 防潮堤建設計画は、L2(数百年に一度発生する津波)・M9以上に備え、高さ7.2m、最大11m。斜度は30度を切ってる。
 砂浜は潮の流れ、台風によって、行ったり来たりする。掘削の為に、行きっぱなしになる。
 地形をいじくっては、自然に良くない。行政・有識者は分かっている事。自然にやられっぱなしでいい。田畑には、ミネラルが必要なので、山のほうでは、わざわざ海水を持って来て、田んぼに撒いている。
 災害は、人の開発では超えられない。
 東北にはゲリラ豪雨は来ておらず、対策を取っていない。
 防潮堤は60年しか持たないのに、何が安全なのか。「作りたい、経済・雇用だ」とはっきり言われた。
 防潮堤の建設工事は始まっている。1年くらいで出来てしまうのではないか。海は見えてないと怖い。ここは外洋に面した海岸。説明会はあったが、対話ではない。「持ち帰って検討する」と言うのみ。合意得ずに。
 宮城県は10年で復興と言っている中、仙台市は5年で復興すると言う。
 地震直後、信号が止まっても、車の割り込みは無かった。
 避難所は、いっぱいで入れなかった。
 ここは危険地域と指定されたが、移転地域は確定していない。
 農と食のフロンティアゾーンは、20ha以上の農地に補助するとの事。

視察③
◆石巻市
NPO石巻市復興を考える市民の会代表の方からお話を伺う。
 石巻市では、津波で2万世帯が家を失った。津波の高さ最大30m。
 流された家の屋根に乗ったまま流された人は、引き波で海に戻され、帰らなかった。
 石ノ森章太郎館では、職員が柱につかまりながら、津波で流れて来る人で、手が届く捕まえられる人を捕まえて、施設内に入れた。
 津波で電話ボックスの上に、たどりつき、助かった人も。
 石巻市は震災前、人口16万人から2万人減。2040年代には人口9万人と推計。
 防潮堤建設計画は、高さ6~15mではないか。
 石巻では駅前再開発が計画されている。
 復興住宅は、被災者が家賃を知らない。5年目まで半額。6年目から千円ずつ上がっていく。

今日見たTVで、荒川区ではジェネリックを使った事による、節約額を通知しており、例えば、聖マリアンナ病院では、4億円医療費が節減されたとの事。

2014年7月29日の活動

川越県土事務所道路相談課長。
市民要望対応。
市議と意見交換。
新聞作成。

2014年7月28日の活動

事務所。
高校生が来訪。
政策調査。
午前3時過ぎにも、市民来訪。
(4時に帰宅)

2014年7月27日の活動

事務所。
支援者訪問。
都市対抗野球、狭山市代表 HONDAを応援しようと、東京ドームに行ったのはいいが、2回戦で負けていたと知らず…。
県庁。
NACK5スタジアム。大宮アルディージャのスポンサー NTTの方とサッカー観戦しながら意見交換。埼玉県のサッカー文化の向上と、県営大宮公園の改善の必要性について聞く。

2014年7月26日の活動

事務所。
狭山台夏祭り。
狭山市駅西口商業施設地下にケーブルオープン式典。
市内自治会夏祭りを回る。
堀兼・入曽地区の方から、県道歩道整備・歩道除草の要望を頂く。
事務所。
(0時前に帰宅)

2014年7月25日の活動

いわき市内で被災された語り部の方からお話を伺いました。100人の遺体を確認された方。(以下、お話)
 原発事故の関係もあり、復興は進んでいない。
 震災以前の津波は20~50cmだったので、津波の知識は無かった。その事が大災害につながった。
 18~25m海の水が引いた(写真で見せて頂く)。その後、津波が山を25mかけ上がった。
 海岸の見晴らし台の高さが6m。第3端の津波(10m)で多くの家がやられた。
 その日は卒業式で中学生に被害は無かった(豊間中学校。写真)が、それ以外の子供の被害があった。
 この地区の260世帯中、247世帯が被害、約150人が亡くなり、今でも10人が行方不明。
 救援・救出も原発事故で遅れた。救出が最初に来たのが3月14日朝。しかし水素爆発により、すぐ撤退。住民はなぜ自衛隊が引き上げたのか分からなかった。
 救出が来たのは10日後(3月21日)。みんな亡くなっていた。
 車内からガラスを割って人を出そうとしても、車がひしゃげて、体がはさまっている。
両手に物を持って逃げた人は亡くなっている。片手が空いていれば、物につかまって助かっていた。遺体の損傷がひどく、津波の泥で男女の区別さえつかない。
 ガレキに放射性物質があるので、持ち出し禁止になった。


復興住宅(原発事故の影響で地区からの転出者が多いとのこと)。左側は建築中の戸建。0725_10

 復興住宅を100世帯分つくっているが、67世帯しか戻って来る意向が無く、地区から人がどんどん出て行っている。
 原発さえ無ければ。自然災害だったら、海産物の加工業も出来るが。(以上、お話)

スーパー前、震災翌日の列。皆さん、備蓄はされていますか?
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この語り部の方は、美空ひばりさんの歌「塩屋岬」の石碑の目の前のお土産屋さんをやっており、事前に電話で予約すれば、少人数でもお話可能との事(山六観光 0246-39-3636)。慰霊碑の募金も行っている。
昼食が、小名浜港にあるいわき市観光物産センターだったのですが、震災展をやっていました(長期間開催で終了予定無し)。
埼玉に戻り、前衆議院議員と会合。
さいたま市議と意見交換。危険ドラッグ規制条例制定の必要性について。
県薬務課。危険ドラッグの埼玉県での規制強化。

2014年7月24日の活動

市議と意見交換。公契約について。
労組役員さんと意見交換。
元県議と意見交換。

福島第2原発、視察。
 今日の被ばく量は、最大0.02マイクロシーベルトだと、事前に説明を受けた。
(福島への移動中に、第2原発の震災時のビデオを見る)
福島第1原発と第2原発の距離10km。
 第1原発と同様、震源から180km。16mの津波で全電源を失い、総理から緊急事態宣言。メルトダウンの危機が非常に高かった。津波はガレキも運んで来る。
 第1原発事故との違いは、中央制御室の電源を失わなかった事。マニュアルに無い対処法で、何とか乗り切った。


津波にやられた道の駅 よつくら港(福島県いわき市。当時の写真)。0724_03

 

道の駅周辺の津波時の状況。0724_04

 

 道の駅 よつくら港 (福島県いわき市)で昼食を取った。周りの住宅街が津波でやられている事が分かる。道の駅の津波当時の写真も展示されていた。道の駅のとなりの子育て支援施設は、津波後、アメリカの財団から寄付されたものだと聞いた。
 楢葉町に入ってからは、家のてっぺんが地震で壊れている家が目立ち、そういう家は住んでいないのだろうと思われた。耕作地も草が生えている所が多い。


原発事故の影響で、通行止めの告知看板(常磐道のSAで)。0724_01

 現在、常磐線は、いわき~竜田まで通っている。
第2原発施設の検問にいたのが、埼玉県警の警察官だったので、バスを降り、お礼を述べた。

福島第2原発施設に入り、副所長から、まず原発事故について、お詫びの挨拶。
 震災後、3月15日に冷却停止したとの事。
(安全統括部長さんから説明)
 東京から210km。第1原発に比べると、半分以下の敷地に4炉。
 楢葉町・富岡町に各2炉。運転開始から30年以上経つ。
 震災時、原子炉はフルパワーで運転中だった。地震で壊れたものは無かった。


津波にやられた電源。(保存されている)
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 敷地内で低い所は、海抜4m。海抜15mの所まで、浸水した。
原子炉8つの建屋のうち、1つを除いて、浸水した。1つはガレキが偶然、建屋のドアにぶつからず、金具も損傷しなかった。
 免振重要棟なども浸水。ガレキがドアを押しつぶして、浸水。緊急時対策室も真っ暗になった。
 原発敷地の海岸は、60cm地盤沈下。
 原子炉除熱機能が喪失した(原子力災害法10条)。
 原子炉圧力抑制室内が100℃を超えた(原子力災害法15条)。国が住民に避難を要請。
 津波が引いてから6時間後(津波警報中)、夜10時頃、現場確認。必要な物を洗い出し。翌日、調達。東芝三重工場から自衛隊で空輸。
 廃棄物建屋の電源が生きていた。
 電源ケーブル9km分をつなぐのに200人を動員。通常1か月機材を使って行う作業を、手作業で1日で行った。ベントのタイムリミットまであと2時間だった。(ケーブルは1mで5kgあり、実際に持たせて頂いた)
 事故後、敷地内の最大放射線量は、180マイクロシーベルト。現在0.2~0.7。事故前は0.05~0.06だった。
(施設内を見て回りながらの説明)
 事故後設置した仮設の防潮堤15.4m。事故前の津波想定は5mだった。


原子炉内に私が入る上で、防護服を着る。原発施設内の被ばく量によって、着る服が違う。青は中レベル。
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(4号炉の原子炉建屋に私が入る上で、防護服を着て、靴を履きかえる。長い軍足・軍手をズボン・防護服の上にかぶし、服の袖口から入らないようにする。軍手の上に、ビニール手袋をする。この時点で暑い。被ばく量が高い場合の防護マスクを見せて頂いたが、見ただけで過酷さが想像される。まして炎天下だったら)
作業員は、今の季節、スーパーサマータイムで、作業時間は、朝3時から昼まで。


福島第2原発【炉心のすぐ下】機器は、燃料棒1つ1つの制御。
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 原子炉燃料棒の下(ペデスタル)に入った(かがんでいないと、立っていられない)。中性子の計測器が、180本の燃料棒それぞれに付いている。


原子炉建屋内で、燃料棒(模型)を持つ。
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 (私が質問した事の回答)燃料棒は長さ4mで、使用期間は、稼働状況にもよるが、4,5年。


私の後ろが、原子炉(黄色いのが上部のフタ)と、燃料プール。
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 (燃料プール・原子炉圧力容器の上から見ながら)福島第1原発の場合、この目の前に見える鉄骨など爆風により燃料プールの上に散乱して、廃炉作業を難航させているのだなと思いました。
 浸水した電源に津波の跡を見ました(今は使われていない)。
 私から副所長・安全統括部長さんに質問したのは「先日、国会議員に『国会に使用済み核燃料をドライキャスクの状態で、置いたらどうか』と提案したところ、『いくらかかるのか』と聞かれたが、ドライキャスクは1基いくらするか?」お答え頂きましたが、入札があるので秘密にして下さいとの事。
 また副所長さんから、Jビレッジは、現在事務スペースになっている他、グラウンド部分には、単身の社員寮が3棟建っていると聞きました。
 原子炉建屋から出る時、中で着ていた防護服を脱ぐ際、「きれいに脱がないほうが、被爆しにくいです(服に出来るだけ触らない)」と説明されたのが、印象的でした。(密閉した雨ガッパを着ているようなものなので、汗ダラダラでした。室内で30分くらい移動していただけですが)
 
 今日の原子炉などでの私の被ばく量は、0.01マイクロシーベルトでした(私の胸ポケットに入れた計測器)。

夜も東京電力労組役員の方と会合。
(福島泊)

2014年7月23日の活動

事務所。
支持者意見交換。
市環境団体役員さんと意見交換。
県農業政策課。農地を活用したソーラーシェアについて。
 県内4か所で実施されており、合計2ha。美里町2か所、桶川市、横瀬町。
上田知事のブログ4月28日に特集記事。私から課としてPRを依頼した。
りそな会60周年。
衆議院議員・秘書と意見交換。
市内病院事務長さんと意見交換。有料橋の県の考えについて。
入間基地納涼祭。
 航友会会長と意見交換。航空祭について。
 異動される基地幹部の方などに挨拶。
日高市議と意見交換。
市内茶業者の方からお話を伺う。
ボランティア仲間と会合。
自衛隊OBの方々と会合。

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所在不明の小・中学生 全国で397人8月7日 NHK
【所在不明 小中学生】齋藤理玖ちゃんの死をムダにしないために。
 今年、中学生になるはずだった子が、5才の段階で餓死していたのが5月に遺体で見つかった。教育委員会や児童相談所は、その子を転居した事にして名簿から削除していた。
 このような事が埼玉県で起こらないように現在、実態を細かく調査し、取り組みを確認しています。(分かり次第お伝えします)

2014年7月22日の活動

市民相談。
事業者意見交換。
被災地NPOの方に電話で伺う。
事務所。
市民相談。
保育士さんと意見交換。
市内国際交流団体役員さんにお話を伺う。
夜10時半過ぎにも、若い方が事務所を訪れ、署名して下さり、意見交換。