大林素子さん主演、演劇『MOTHER マザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』小平市、凱旋公演(大林さんは小平出身)。
私は来年の戦後70年に向け、1人でも多くの学校の先生や、高校生を始めとした若い方に観て頂けるよう取り組んでいます。
今日の公演は、埼玉など地方で公演を行う場合の、音響や運営の参考になりました。大林さんはカーテンコールで「今日は長崎原爆の日。平和な世の中を次の世代へ」と触れられていました。
大林素子さんと公演終了後、お客さんが帰ってからの2ショット。
公演終了後、大林さん、演出家、出演者の方々、配給会社の方と意見交換させて頂きました。
演劇で出て来る特攻隊員は、名前は違いますが実在した方を元にし、読み上げられた遺書は全て実際のもの。
今日の公演を観て、集団的自衛権は止めなければと思いました。自民党国会議員の青年局長も観ていました。
新宿3丁目の薩摩おごじょに行き、鳥濱トメさんのお孫さんにお話を伺いました。
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長崎平和祈念式典で、安倍総理らが参列する中、被爆者代表の方は「(私は)被爆3世である幼い孫娘を亡くした。私が被爆者でなかったら、こんな事にならなかったのではないかと、悲しみ、苦しみました。
原爆がもたらした目に見えない恐ろしさは、人間の力ではどうする事も出来ません。
被爆国である日本は、世界のリーダーとなって先頭に立つ義務があります。しかし、現在の日本政府はその役割を果たしているでしょうか。
今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじった暴挙です。日本が戦争出来るようになり、日本の平和を武力で守ろうと言うのですか。
一旦戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子供達を脅かさないで下さい。平和の保障をして下さい。被爆者の苦しみを忘れ、無かった事にしないで下さい。
福島には、原発事故の放射能汚染で、小児甲状腺がんの宣告を受けて、おびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分方法もまだ未解決。早急に対応の検討を。
日本の真の平和を求めて、共に歩きましょう」と訴えました。
安倍総理は「今日は犠牲になった方々の御霊を慰める日であると共に、先人達の奮闘と達成に感謝を捧げる日でもある」と発言。