2012年3月23日の活動

県議会、各委員長から審議内容の報告。
県危機管理防災センター。
会派勉強会。下水道管理課。下水汚泥焼却灰の処分について説明を受け、意見交換。
 8000ベクレム以下(1㌔あたり)であれば埋め立てられる(国基準)。超えるものは国が処分する。
 埼玉県の焼却灰を県外に受け入れて頂いていると東京新聞に掲載された。

会派勉強会。障害者自立支援課長。障害者総合支援法案について。
 平成18年 障害者自立支援法制定。「品切れの高級レストラン」と言われた。
 22年1月7日の基本合意文書の骨格提言がほとんど盛り込まれていない。OECD加盟の1国家予算くらいかかるのではという指摘も。
 平成25年4月から難病をサービスの対象に加える(まだ詳しくは決まっていない)。これまで狭山市の難病の方から頂いた苦情について質問し、改善される方向のようで、今後も注視していきます。
 重度訪問介護の対象拡大は26年から。
 見守り事業に知的・精神障害者を対象に加える。
 県の障害者予算は現在約400億円。
 障害者全体の85%をしめる低所得者は無料である事は、現在と変わらない。
<私から意見発言>
① (狭山市の障害者団体の方から伺ったご意見をもとに)現在ある障害者計画推進協議会は、構成メンバーのうち、障害者当事者や家族が少ない。実務経験者をいれるべき。

資源循環推進課。震災ガレキ受け入れに向けての市町村との打ち合わせ準備状況。

青年地方議員の会勉強会。
福島県双葉町議会議長 講演。旧埼玉県立騎西高校に現在も398人が避難されています。
 最初は(加須市にある)小学校に行きたくないと、泣いている子がいたが、今は元気に行っている。きょう小学生8人卒業。
 「福島」ナンバーというだけで、車にいたずらされた人がいた(埼玉県外で)。
 国には、現地を見てから言ってくれと思う。
 除染の方法は、科学的根拠が無いのではないかと思う。
 市町村合併議論は、戻れない町・地域が出て来る可能性があるので、出来ない。
 いま報道関係者は、市町村長の許可がないと警戒区域に入れない。最初の頃は、裏道が規制されておらず、入れた。

 議長さんから逆に私達に「双葉町の中に放射性廃棄物の中間処理施設をつくる話が出ているが、皆さんはどう思うか?」という質問が出て、私は答えました。
 その後議長さんからは「今話が出ているのは、中間処理施設は幅2~3キロの大きさの施設と聞き、それでは国道をまたいでしまう。
 補償問題は、個人個人も裁判沙汰になっている。国はきちんと対応してくれない。東電は自分の所のお金を使っていない」とのお話でした。

 

福島県双葉町議会議長さんにお話を伺いました。

 

 勉強会終了後も、議長さんと個人的にざっくばらんに1時間半ほど意見交換させて頂きました(細かな内容は省略しますが、いま騎西高校にある役場機能を福島県内に移転する計画についてや、中間処理施設について、日本には原発から出た放射性廃棄物の最終処分場が無い事などについて)。
 私からは、今後再び加須市の避難所に行って、お話をさせて頂きたいと思っておりますとお話しました。(国の原子力担当者とも話をしなければならなくなると思います)