2015年2月1日の活動

市民要望対応。
事務所。
原稿作成。

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シリアの皆さん、ありがとうございます。
 「イスラム国」に捕虜になっているヨルダン軍パイロット ムアーズ・カサースベさんの釈放を望みます。

シリアでも「私はケンジ」 後藤さん解放へ祈り 日本経済新聞1月31日
シリア激戦地でも「私はケンジ」 後藤さん解放求め連帯 共同通信1月31日

【テロではなく、犯罪】後藤健二さん事件
 後藤さんと関わりのあったジャーナリスト安田純平さん(イラクで武装勢力に拘束・解放された)は、先程TVで「民間人殺害は犯罪なので、テロと言う言い方をしていると『くみするのか・しないのか』と言われるんですけど、犯罪なので、犯罪だと言うのが一番いい。
 テロと言いだすと、戦争になったりするので、弊害も大きくなる。犯罪として徹底的に取り締まり、法で裁くべき。
 法で裁くと言う秩序・理性を破壊するのも、彼らの目的でもあるので、しっかり納得する姿勢が必要」とコメントしました。おっしゃる通りだと思います。

 

【後藤健二さん事件。真相の徹底究明を① TV局関与か】
 添付したアドレスの文章は、後藤さんの今回のシリア行きにTV局が関わっていたというものです。お読み下さい。
 大きな問題は、そこに力が加わる為、真相が究明されにくいです。憶測で物を言うのは不適切だと言う事は一定の理解が出来ますが、命が関わっている事で真相にフタをされるほうが恐ろしいです。真相の徹底究明を求めます。

 後藤さんと関わりのあった誰の証言でも、後藤さんは何回もシリアに行っていて、口癖は「無理はしない。必ず生きて帰る」という慎重な人だとの事です。それなのに今回、後藤さんがシリアに入る前、自身でビデオメッセージを残し、トルコ国境でガイドに止められ、シリアに2泊3日の予定という強行軍日程だった事からも、シリア国内で、何らかの安心できるお膳立てが後藤さんに提示されていたと考えられます。

政府がイスラム国との秘密交渉に失敗していた!? 後藤氏を雇ったテレビ局も関与か リテラ1月23日

 

【真相の徹底究明を② 後藤健二さんシリア行きは政府関与か】
 以下に添付したアドレスは(先程添付したアドレスの内容を引用しながら)、湯川さん救出に向けて後藤さんは日本政府から何らかの形で、情報収集を頼まれたのではないかとするものです。お読み下さい。

 お読み頂いている方の中にも、様々なご意見があろうかと思います。大事なのは、報道を鵜呑みにせず、自分の野生の勘(想像力)を冷静に働かせ、しっかり議論する事だと思います。

後藤健二とNHKと外務省の真実ー「政府関係者」とは誰なのだ exciteブログ

【湯川・後藤さん事件。真相の徹底究明を③】
 「政府は全力で対応して来た」と総理は言っていますが、8月・10月にそれぞれ日本人が拉致され、それを知りながら、衆議院を解散し、国会を空っぽにして、総選挙をやっています(北朝鮮の拉致問題も、たなざらし)。
 自民党幹事長はイスラム国について今日「極めて挑発的だ」とNHKで発言しましたが、安倍総理は先に、わざわざ中東に行って、挑発的な発言をしています。
 もし、安倍総理の発言・中東訪問が無かったら、イスラム国に揚げ足を取られる事は無く、湯川・後藤さんは、今でも生きている可能性があったのではないでしょうか?
 歴史を振り返ってみれば、米ソ冷戦時代、どんなにソ連の戦闘機が領空侵犯しても、日本はソ連を「敵国」とは言わず、防衛上想定をする場合も、仮想敵国と言って、敵対するような発言をしないで来ました(現在の中国の領空侵犯回数より、ソ連のほうが多かったです)。それなのに、安倍首相は、日本人の人質がいる中で、「ISILと“闘う”周辺各国に総額で2億ドル支援します」「支援はISILの脅威を食い止める為」と発言しました。
 「日本国民の安全に“万全を期す”」と政府はよく言いますが、今回の日本人殺害事件は、安倍総理の慢心(おごり)・考え方の片寄り・思い込みに一因があったと言わざるを得ません。政府が国民を脅かしてどうするのでしょうか。

安倍首相はほくそ笑んでる? イスラム国人質事件で「戦争のできる国作り」が加速 リテラ1月24日

【ヨルダン軍パイロットのお父さん】
 こんなコメントをなさっていたのですね。
 自分の息子と、外国人(日本人)の息子の、どちらが先に殺されてしまうのか。気が気でなく、憔悴(しょうすい)しきった中でしょうに。
 息子さん、モアズ・カサスベさんの釈放を望みます。
 捕虜を殺すのは、国際法違反です(テロではなく)。(ジュネーブ条約)

「後藤さんも助かってほしい」=操縦士の無事祈る父-ヨルダン 時事ドットコム1月31日

【日本は憎しみの連鎖に入ってはいけない】
 紛争のあった地域でNGO活動をされた松阪市長の山中光茂さんは、前述の集団的自衛権閣議決定『違憲訴訟』の団体“ピースウィング”の代表でもあります。
 殺されたから、殺す。「テロに屈しない」。『敵対』で、紛争が終わらなくなっているのが、中東だと思います。
 それも、根底に歴史上、中東地域の”欧米支配”がある事も、頭において考えないとと思います。