２０１５年９月４日の活動

自治体議員“立憲”ネットワーク緊急国会集会（衆議院第１議員会館）

亀井静香衆議院議員
　「『（安倍）晋三よ。国滅ぼして想う事なかれ』と思う。
　殿様にやりたい事だけやられて、黙っているのか。
　広島で自民党の県議が、人口が３万人なのに、署名を１万３千人集めた。となりの市でも県議がやっている。独自に。
　泥棒猫のように１国会で成立させようとしているが、子どもが考えても分かる。かつての日教組のような団体だけが、デモをやっている訳ではない。
　アメリカに過剰サービス。こういう事をやったからと言って、今まで以上に腰をすえて協力してくれるかと言ったら、あり得ない。義理人情ではない。自分の国にとって、その時その時で、判断する。それが国と国との関係。
　自衛隊を派遣するという事は、相手を殺すか、こちらがやられるかの話。日本だけ引き上げるって事がその場で出来ますか。ありもしない事を言う。民主党の追及もいい加減だから。
　自衛官、捕虜になったらどうしますか？どうやって救うんですか？ここで民主党が阻止の為のカッコウだけで法案を通した場合、民主党はアウト。間違いなく、国政・地方選挙も壊滅する。マスコミに何と言われようが、阻止しなければならない。かつてはそういう所もあったが、今はフリもしない。
　私なりに全力を挙げて、皆さんと頑張ろうと思う」。

世田谷区長　保坂展人氏
　「亀井静香さんは、決して静かではない人。（笑）
　ベトナム戦争、イラク戦争に歯止めをかけて来たのが、憲法９条。
　歴代の法制局長が全部、反対している。大体、歴代法制局長が国会に出て来る事は無い。
　『立憲』という言葉が知られるようになったのは、安倍さんだけでなく、中谷さんも、貢献している。
　一括法案というのも国民に分かりにくい。１１回審議して採決しなければならないのに、１回で決めてしまうのは、乱暴。
　乱暴な事をやっても、『国民はお盆・正月をはさめば忘れる』と自民党国会議員は言っている。
　原発再稼働は直ちにストップ（多くの拍手）、憲法も守る、自民党政治に代わる政権構想を、現場で声を自治体議員さんの皆さんと挙げていきたい」。

山中光茂松阪市長
　「戦後、様々な戦争をしかけて来た『世界の暴力団』であるアメリカの為の、日本は『チンピラ』になる訳にはいかない。
　爆弾ではなく、カップラーメンを降らせるべき。心を柔らかくする。
　憲法訴訟の研究会を作った。今年しっかり裁判を起こしていこうと思っている。
　『ピースウィング』で、２千人の委任状を頂いている。
　私はアフリカで長く生活をしていた。アパルトヘイト。マンデラさんの南アフリカは、今でも変わらない。
　ソマリアの人達も最初、戦争をしたくなかった。政治がつくった憎しみの連鎖によって、それをいかに解消するのが難しいか。
　１人の総理、１部の国会議員によって憲法が破られてしまう。
　私自身もたかが市長ですが、しっかりと闘っていきたい。
　集団的自衛権は、冷戦を想定して国連憲章に埋め込まれたもの。
　どこかが暴走した時に集団で止めようと言うのが、集団安全保障。国連憲章５１条。
　敵国の想定を明確にする事で味方の国々が戦争が出来るのが、集団的自衛権。
　安倍総理は内向きには『存立危機』と言って、それは個別的自衛権なのに、集団的自衛権だと言っている。
　イラク戦争においては、国連決議も無い中、ドイツも反対。大量破壊兵器があるとして、明白な戦争を行った。小泉総理は『支持します』と言った。こんな信頼出来ない日本政府に判断をゆだねる訳にいかない。憲法は、戦争の反省から愚かな為政者が出る事を想定している。自民党・民主党政権でも。ここまで愚かな為政者がまさか総理大臣になるとは想定していなかったのでは。
　アメリカと差別化して来たのが、平和主義。憲法９条。
　集団的自衛権に反対するのはファンタジーじゃないかと言う人がいるが、現実的。
　集団的自衛権で日本が守れると言う人ほど、ファンタジー。机上の空論。
　テロはアルカイダのトップを殺せば終わりではない。テロは憎しみの連鎖。憎しみの恐怖だと、歴史が証明している。
　アメリカと共に、敵国を増やしていく事は、何のメリットも生まない。
　今が、次の世代に対しての分水嶺。野党は、申し訳ないが、情けない。
　１年前私は、孤独感にさいなまれた。三重県の市長会で、集団的自衛権について議論しようと言ったら、『政治的な問題だから議論しないようにしましょう』と市長達に言われたが、皆さんと共にやっていきたい」。

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本日、１８時半から。

大宮駅前、すごい人数で、始まりました。
埼玉弁護士会の会長が演説。

東京大学教授小森陽一さん演説
「最高裁長官が『違憲だ』と共同通信が報道。正確に言うと『集団的自衛権行使の立法は、違憲だと言わざるを得ない』。この事実は重い。やれる事を全てやり抜いていきましょう！」。

浜矩子さん（同志社大学大学院教授）演説
　「戦争法案を焼き尽くすという想いで、真っ赤な服で来た。
　安倍総理はアメリカで『アベノミクスと外交安全保障は表裏一体』と言った。記者に質問されて答えたのは『経済を成長させ、国防費を増やす事が出来る。外交安全保障と表裏一体』。これぞまさしく”富国強兵”だという事が、本人の口から明確に確認。国防費を増やす為の経済政策。
　経済政策は本来、何の為にあるのか。弱者救済の為にある。戦後レジュームの脱却が意味するものは、戦前に戻るという事。
　最後に『憲法に触るな。平和を壊すな』」。