事務所。
資料調査。
原稿作成。
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越谷イオン レイクタウン(mori1階 木の広場)にて明日11日(日)
大泉逸郎さんの息子さんが白血病になった事をきっかけに、骨髄バンクをライフワークとして応援していると先日お会いした時、おっしゃっていました(息子さんは移植が成功し、お元気)。
大谷貴子さんは、NHK プロジェクトXなどにも取り上げられた骨髄バンクの設立者。
大泉さんのミニライブと、大谷さんとのトークショーが、2時~、4時15分~行われます。
つなげよう~いのち 第1回骨髄バンクいのちの輝き展INイオンレイクタウン|レイクタウンmori公式ホームページ
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『台所を川は流れる~地下水脈の上に立つ針江集落』を読みました。
●「現在から未来だけを見るのは、単なる虚構に過ぎない」「未来は過去に」「歴史から得るものこそ未来への展望」。家電製品・原発・食品など便利な物があって、さて、本当に私達の生活に大事な事とは一体?
●「人が関わり続ける水はきれい。関わらない水は汚い」。湧き水を生活に利用している滋賀県高島市針江の水は「本物の水」。そう言う意味では、水道水は本物の水ではない。私達の1つ上の世代がいなくなれば、“本当の水”や火を使って今、生活している人が極端に減ります。それまでに私達が学んでおかなければならない事は無いのでしょうか?琵琶湖に行って、水に更に関わろうと思いました。
●「近江商人の『三方よし』。売り手よし、買い手よし、世間よし」。
労働者や顧客より、株主に気を取られている現在の日本経済のアンチテーゼ。
●「昭和30年代は『もらい風呂』で、風呂の無い家や、燃料代を節約する為に、近所同士が交代でもらい合い、10軒くらいに声をかけた」。
自転車で日本一周をしていた時、「風呂に入ってけ」と声をかけられたのは、このなごりなのかな。
●「家を建てる際、水道の無い時代は、まず井戸水の確保からだった」。そんな事も頭に置かず、我々は、家はどこにでも建てられると思っている。
「水道が導入されると、井戸・湧水利用を弾圧するかのように行政が動いた」今後、人口減少によって逆に、水道から切り離される集落が、県内でも出て来ます。
●「掘りごたつに薪を入れ、餅を焼いたり、味噌汁を温め直したり」。見た事はありますが。
『一物多用の原理』。上記のように、1つの目的だけで使わない事を言う。自然の道具は多用が出来る。知恵を働かせなければ。
「昔は、火も今ほど無いし、冬は湧き水が温かくて助かった」。薪でバンバン温める事も出来なかったという事でしょうね。
●「都会は、技能が無くても暮らせるシステム」。川の水をどうすれば汚さなくて済むか、生き物を減らさずに済むか、など考えて生活していないですよね。
「1人が1日に使う水375リットル」「水がどこから来て、どこへ行くのか知らなくても生活できる」。375リットルも使ってる自覚すら無いですね。
「社会的な関わりを無視してもあまり日常生活に支障をきたす事が無い」。なのに幸せを感じにくいのはナゼ?
「水と関わる生活意識が『内面を豊かにする』」。琵琶湖でお話を伺って、分かる気がして来ました。
「朝、東に向かって手を合わせる」。朝日に向かってという事でしょうか?
自然の水を使って暮らしている地域には、まだまだ私達が知らない事があり、また聴いてみたいです。(「」内は本の文)
筆者の方は、結婚を機に、琵琶湖の町に移住。20年間、水環境の研究を嘉田さんなどと続けて来られたので、地元の方からの情報がこれほど得られたのだと思いました。先日、琵琶湖周辺を案内して下さいました。感謝。