2011年9月12日の活動

 

防衛省の災害対策の担当課長と意見交換


防衛省(
市ヶ谷)に行き、運用企画局 事態対処課長・災害対策室防衛部員さんなどに、自衛隊と県との災害対策についてお話を伺いました。
<防衛省資料 『防衛省・地方公共団体との連携』>
 都道府県の地域防災計画で群を抜いて進んでいるのは、やはり静岡県との事でしたが、このような災害が多い状況下では、それを当たり前とは思えず、差を縮めていかなければなりません。
 都道府県・市町村単位での自衛隊との訓練状況について説明頂き、宮城・岩手県で行われた県と自衛隊との実働訓練『みちのくアラート』について、詳しく説明して頂き、九都県市防災訓練はイベント的で、効果が薄いとご指摘頂きました。(ごめんなさい。資料は非公開です。知事・防災担当職員に資料を渡す許可は頂きました)
 みちのくアラートでは、平成14年から図上訓練を含め7年をかけて訓練が行われて来た(平成20年3日間で自衛隊参加車両2319台・航空機43機。仮橋の設置訓練も)(みちのくアラートについては、今後も調査していきます)。

 震災時、県内のどこの公共施設を、避難所として使わずに、自衛隊の駐屯拠点にするのか事前計画(受援計画)について資料をもとにお話を伺いました。
 災害時の行政の課題についてお聞きしたところ、災害対策本部とその他の担当者が同じ意識になっていない。自衛隊も震災時、たらい回しにあったとの事。
 救出用資機材で必要と思われるものは、グラップル(はさんで物をつかめる車両)との事で、市町村独自では持てないので、県として財政支援が必要だと思いました。

首都直下地震の時、この景色がどうなるのか

 
 防衛省の12階から外を見て、首都直下地震の時、この景色がどうなるのかと思って見ていたら、課長さんから「東日本大震災の時は、コンビナート火災の煙が見えた」との事。
 課長さん達と防衛省内の食堂で食事をとった後、課長さんのご好意で、防衛大臣政務官とお会いする事が出来たので、私から「埼玉県でぜひみちのくアラートのような取り組みを行いたい」とお話させて頂きました。

 

防衛大臣政務官と意見交換


埼玉に戻り、県社会福祉審議会 民生委員審査会。
 民生委員の欠員率、全国平均2.3%、県内市平均2.2%、狭山市4.1%でワースト7。

 久喜市では、高齢者の買い物代行サービスを30分300円で行っているとの事。
 会議終了後、会長・県福祉部副部長さんと意見交換。

県庁。県議と意見交換。