2016年3月14日の活動

事務所。
県庁。
予算特別委員会傍聴。
会派打ち合わせ。予算特別委員会準備。
夜は、衆議院議員・元衆議院議員と3人で会合。野党連携の具体化。

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日テレNNNドキュメント『放射能 人間vs.放射線 科学はどこまで迫れるか?』(3/14放送)
【放射能が自然界に影響を出している】
 サル、「一般的に子供のほうが大人より白血球数が多いのだが、子供、特に2才以下の8割以上が大幅に下がっている」(福島と青森のサルを比較。サルの影響調査は世界でこれまで行われていない。日本獣医生命科学大 羽山教授)。
 蝶のヤマトシジミ、目の陥没、伸びきらない羽、触覚が短い、折れた羽、幼虫が死ぬ、サナギが出て来ない(琉球大 大瀧准教授)。
 モミの木、先端の幹が無くなっている。大熊町の原発近くの9割以上(放射線医学総合研究所 渡辺主任研究員)。
 ヤマメ、全体として、セシウム濃度が高いほど、ヘモグロビンが低下し、貧血気味(東北大 中嶋教授)。
 原爆実験の爆心地で米軍兵士25万人を働かせた賠償まで40年。チェルノブイリ事故の健康への影響を政府が認めるまで20年。日本での原発作業員は7万人。

アブラムシ、お腹が2つに。2012年には影響が。
農業が行われていないから、農薬の影響は無い(北海道大 秋元教授)。
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牛、皮膚に白い斑点(白斑)が出る牛が3,4マイクロシーベルト地域で多発(メラニンが無くなる)。殺処分した。
 「高等動物は遺伝子の修復能力が高いのに」(岩手大 岡田准教授)。0402_02

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 「甲状腺がんは、被ばくの無い状態では、ほとんど起きない。がん症例の分布事態が、被ばく線量の分布を表す。放射線の影響と言って間違いない。低線量であっても積算で計る。今回、20~50倍。50人が甲状腺がんになったら、49人が被ばくの影響。『100ミリシーベルト以下はガンが出ない』は完全に空説、根拠に基づかない(岡山大大学院 津田教授)」

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 「100ミリ以下で影響が観察されていないというのと、影響が無いというのは全然違う(元京大 今中助教授)」「子供より放射線の影響が大きいのは、胎児、受精卵。受精卵の場合、流産に(北海道がんセンター 西尾名誉教授)」。
 福島県民の甲状腺ガン確定116人、疑い50人。
 東京でも原発事故直後の3月15日、空気中から管理区域基準をはるかに超えてヨウ素132・テルル132を吸い込んだ(元京大 小出助教授)。事故直後の被ばく線量は、測定されておらず、将来健康への影響を受けても、誰1人証明する事は出来ない。ただの1人も。(以上、番組より)