市民意見交換。
埼玉民社協会研修会。
講演:一色正春氏(中国漁船衝突事件映像公開者。元海上保安官)
領海は12カイリ(22キロ)。“領海侵犯”という法律は無い。
対馬海峡の領海を日本は3カイリにしているのは、非核3原則に抵触する為と思われる。
法律上、自衛隊は領海警備は出来ない(領空警備のみ)。あのような事件が起きても自衛隊は船舶の立ち入りが出来ず、118に電話して、海保にお願いし、それで手に負えなかったら、官邸の指示を待つ。国際法では領海内は自衛権が認められているが、日本は戦後一度も出動していない。
昨年9月7日の時も海保の巡視船は中国漁船に接舷する予定なかった。
中国漁船は操舵室から、巡視船との距離感をあらかじめ見に出て来た。外にいた乗組員がぶつかった後、操舵室に何が起きたか確認しなかった事から、あらかじめぶつける事を知っていたと考えられる(ユーチューブ映像)。
逃げるなら反対側に舵をきったはず。那覇地検の判決はおかしい。外規法(外国人漁業規制法)罰金400万円・懲役3年以下をかさず、公務執行妨害罰金50万円だった。
6日後に解放、船も返してしまった(諸外国では考えられない。船は返さない)。
中国が批判している事に、日本は証拠を持っているのに、反論しないから、米国から見てどちらが正しいか分からない。中国のことわざで「ウソも100回言えばホントになる」というのがある。
映像に無数の中国漁船が映っていたように、中国漁船の違法操業が日常的に起きている。
今年8月24日にも尖閣諸島で領海侵犯があった。今年も護衛艦にヘリが異常接近して来た。
ペルシャ湾のホルムズ海峡では、米軍などが自国の船舶の護衛が付くが、日本は行っていないので付かない。
講演終了後、一色氏と個人的にお話させて頂いた。一色氏と私は同じ年だった。
県内市議の方にお茶の風評被害対策について説明。
上尾市長選挙打ち合わせ。