【八ッ場ダム建設の埼玉県負担増額】に反対した演説原稿。
『議会と行政のなれ合い』とよく批判される。
木下博信県議が会派を代表して今日県議会で、反対の演説をした。
市長を経験した木下さんが書いた演説原稿は「公務員の手厚い身分保障は、職員の生活を楽にする為ではなく、県民本位の姿勢を貫いて仕事をする為」。
増額に賛成したのは、自民・民新・公明・県民会議。県議会終了後に知事と会ったが、重く受け止めていた。お読み下さい。
【八ッ場ダムの埼玉県負担増額】に反対した私の発言。
埼玉新聞10月8日
【日米地位協定】県議会で議論された要点。
議案に反対(不採択)したのは、自民・民新・公明・県民会議。
反対理由「地位協定は、現行の日本国憲法と一体のもの」との事。
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市民意見交換。
県庁。
企画財政部長。
県議会。
他会派代表と意見交換。日米地位協定の議案の対応。
計画調整課。
県議会議長。
他会派県議と意見交換。
知事に聞く。会派の対応と、水害対策。
観光課。高速道路のパーキングで、県内各市町村の観光パンフレット置き場を設置する事に(詳細10月9日に記載)。
新聞記者と会合。
県内団体役員と意見交換。
(終電で帰宅)
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今回の県議会。初めて会派内で議案の賛成・反対が分かれ、徹底的に議論をした。
限られた時間でも、議論でお互いに譲らない。「時間が無い」は言い訳にならない。
単に賛否だけでなく、今後どんな事に留意していくかも含め、議論を詰める。2対1。最終的には数で決めた(何の議案かは内緒(^^。とても大事な議案でした)。今後も徹底的にやって行きたい。
行政でいくつの部署がこんな風にやっているだろう。待った無しの問題は山積している。時代は次の時代に入っている。人口減少・超高齢社会。
何かに、しばられ過ぎていないか?
安易な幸せを求めていないか?結果的にそれは【本当の幸せ】に近付ける早道なのか?
これまであたり前にやって来た事を、間違いだったと振り返られるか?完全否定出来なくても、微修正が出来る知恵を絞れないか?
moreベターか。成り行きか?
会派では、自分達のベストを目指したい。他と比べてではなく。もちろん、自己満足ではなく、結果のみを求めて。
【知事派】か、そうでないか。それが議会でどれほど重要なものなのだろう。
知事本人はそれを気にしていないと、昨日話して改めて感じた。私達は、議案に反対したのにだ。
国の政党と地方議員。国政と違う意見が地方でぜひ聴いてみたいと県議になって5年間、渇望(熱望)している(政党の議員だった時も、今も。どの政党に対しても)。
役職の議員と、そうでない議員。どこまで突っ込んで話が出来るか?役職の懐が深いか(行政にも言える)。
今回の県議会では、その全てが問われた。そして、今後も。
『知事派』が、本当に【是々非々】になるのはいつか(国政も)。
こんな知事は、他の県を見ても居ない。是々非々をやるなら、上田知事のうちにやるべきだ。
反対すればいいのでない。1万人以上いる県庁職員と県の業務全てに、知事1人の目が届く訳が無い。
様々な課題はある。しかし、困っている県民にとって最も優先しなければならない事で、知事の目がそこに届いていなかったり具体性に乏しかったら、絶対に譲らず実現させるのが知事派ではないか。私達会派に、まだその自信は無い。でも実現するしかない。
上田知事は今から9年前、市議だった私と2人で朝食を取っていて(牛丼屋で(^^)「私の政治生命は長くはない・・・」と言った。
上田知事は、役職にしがみ付くどころか時間を区切り、自分が必要かを考える。だから私はその頃から時間はそれほど無いと思った。
『多選の批判』をして、得られるものは、何か。
今、あと2年しかない。上田知事以上の知事は見当たらない。
「行政と議会が向き合う」
一見それは「知事と議会」が対決する事と思うかも知れない。
しかし私は、知事と議会が協力して、行政職員と向き合う事だと思う。それが実は全くと言っていいほど出来ていない。
実際に、税金を使って業務を担当するのは、行政職員なのだから。
県庁(行政)だけではないが、上司や声の大きい議員に対し上辺の気を遣う事しか出来ない職員が大勢いる。
それが公務員なら、尚更やっかいだ。生産性(本当の成果)や改革、そして【魂】を持っていない。
県民の為の仕事がうまくいかなくて『泣いた事』が無い。申し訳ないと”心で”思った事が無い。上司とぶつからざるを得ないと思った事が無い。努力が足らないなら、まだマシだ。私は努力が足らない人とは、ぶつからない。人を嫌いはしない。
方法はある。修業だ。
【政務調査費】など政治の批判は、甘んじて受ける。
しかし、落ち着いて考えて欲しい。政務調査費は、議員の年収より高いのか。議員の仕事を問うべきでは?
そして、議員の数と公務員の数と、どちらが多いか。情報を多く持っているのは、どちらか。
税金の使い方が大事だ。私は県の年間予算、1兆8千億円をまだチェックし切れていない。申し訳無い。
TV局が県議会を昨日、取材に来ていた。
駐車場の県議の車を撮影して、政務調査費が『高級車』にムダに使われていると叩きたかったようだ。
県議会本会議で、前から撮影して、『寝てる議員が多い』映像を取りたかったのだろう。
来週、ニュースで報道されるだろう。1番問題なのは、そこか?
TV局のニュース番組が、昨日県議会に取材に来る事は、一昨日の段階で【一部の会派】にだけ伝わっていた。議員がTV局から直接聞いたのではない。議会事務局が言った事が、一部にだけ伝わったのだ。
昨日に限って、車で来なかった県議がいたかも知れない。
県議会の駐車場は、一般の人の立ち入りを禁止していないはずなので、見たければ見れる。
しかし、県議会事務局の対応は・・・。
そして、だから政務調査費を叩くだけでは、イタチごっこだ。
県庁で、夕焼けを見ながら政党の県議と話した。
私は一般質問が1番重要だとは思えていない。なぜなら1議員の発言だからで、応援したくても発言はヤジでしかない。そして部長の答弁で、前進はほぼゼロ。全部長が長時間、雁首そろえているわりに生産性が悪過ぎる(本会議場から見えない所に職員がいる)。
だから委員会を主戦場にしたい。他の会派の県議の発言でも、実現したい。
会派が違っても敵ではない。なぜなら、選挙でその議員とは闘わない。県議全員が向き合わなければならないのは、行政だ。