『埼玉県庁の今後5年計画』『県庁改革計画』。
この1週間にあった↑2つの会議に向けて、会派結成(一昨年5月)以来1年7カ月間、何百時間もかけて、必死に取り組んでいます。
明日は、上田知事とこの2つのテーマで意見交換するので、準備しています。最近、それでHP等に情報をUP出来ませんでした。
新たな5か年計画大綱のポイントと概要 埼玉県公式HP
絶対に、ゆずれないのは『子供の貧困』対策。
しかし、新たな取り組みは何も書かれていないし、質問しても何も具体策が無かった(ちなみに『子供の貧困対策』という文字すら書かれていない。文字を書けばいいのではないが)。
これでは表紙に書かれている“希望”を県民は持てない。
この計画は県議会で恐らく承認されないだろう。では、県庁は県議会の議論をもとに、改善案を出すのか?今の案の出しっぱなしなのか?
県庁改革の会議で、私が言った事。
「これほど『業務の見直し』が出来ず、根幹的な課題(子供の貧困対策)も行わないなら、【埼玉県庁は廃止】して、市町村に分割してやったほうがよっぽど無駄がなくていい。
単独で出来ない事は一部事務組合や広域連合で、市町村主導でやれば十分できると思いますが、どう考えますか?」(県議会 企画財政委員会)
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『子供達を取り巻く環境と食育』講演会(NPO法人 地域教育ネットワーク。狭山)
「『子供の貧困』子供が大人になった時に、社会保障でなく『納税者』になるようにして行きたい。私達にツケが回って来る。今やっているのは“無料で与える”という事ではない。発達時の子供は、『十分な依存体質』によって作られる。(平成10年からの厚生省の自立支援理念)でなければ、自立しない。金の価値は関係ない。
「こども食堂に来ている子は、いじめられないか?」イメージを作っているのは、見に来た事のない大人の偏見。来ている子は、全く思っておらず、楽しい」。
(NPO法人 豊島WAKUWAKU子どもネットワーク 栗林さん)
「虐待と発達障害、どちらが先なのか?
補助金はたいへん少ないので、相談員は2人。
問題解決の意欲が下がった状態で、相談に来られる。
他の人と話したくない保護者も来る。
里親は、諸外国より、日本は少ない。
問題解決のスキルが下がっている」。
(児童家庭支援センター シャローム主任相談員 野澤さん)
「ボランティア活動が苦手だったが、震災の時、ボランティア保険の申し込みに来られた狭山市民が、あまりにも多くて驚いて、変わった」。
(ひまわり倶楽部主宰 井島さん。いい話)
「父親に、子育てに口を出して欲しくない」と言う母親がいる。「無理して育てようと、抱え込まないで」と言っている。離婚家庭が増えている。
講演終了後、主催団体・講演者の方と会合。
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「今日」は今日しかない。
チャンスを活かし、ピンチを減らしたい。
県議と意見交換。
事務所。