他会派県議と意見交換。上田県政について。
『犯罪被害者等支援条例―立替支援金制度』明石市長 泉房穂氏。
「TV局の仕事をしていて、犯罪被害者が見世物のような報道だった。弁護士になって驚いたのは、本当に弁護士が必要な被害者に、弁護士がいない。加害者の弁護士としても、被害者の気持ちに寄り添えないかと思い、行動した。衆議院議員として、犯罪被害者基本法を制定。市長になって条例制定したが、日本の被害者支援は遅れている。条例は、これから被害にあうかも知れない人のセーフティ・ネット。被害にあった時に『大丈夫です』というメッセージで、全ての人の為。加害者が責任を果たすに加えて賠償金が被害者に払われていないし、時効10年で泣き寝入り。見ているけれども、何とか出来ていない。“マスコミによる2次被害”の問題は、法に定められなかった。行政だけで、支援は出来ない。市内26団体が連携。弁護士は1%の人も見捨てない。優秀で自由度の高い半分公で半分民間の『弁護士』が裁判所対応だけでは、もったいない。国家より、近い自治体のほうが対応しやすい。犯罪支援をする町は、発展する」。
埼玉県庁をはじめ、県内市町村に条例は無い。全てを網羅している条例は、秋田市・野々市市・京都市・総社市・明石市。条例のある県は7県。
安心安全条例の中に犯罪被害者支援がある県が19県で、埼玉県も。
明石市広報に掲載された条例内容と取り組み(PDF)
「少額の万引きなどの軽微な犯罪を繰り返す人の中には、軽度の知的障害者や認知症の傾向のある高齢者が多くおられる」(明石市の興味深い取り組み)
あかし更生保護フェア~地域で取り組む再犯防止~ ※終了しました
市の方針で、市内小学校区に「こども食堂」を整備。
こども食堂:全小学校区に 明石市方針 子育て支援の地域拠点、年度内に5~10か所解説 毎日新聞 9月6日
離婚で別居する親子の面会を直接支援 兵庫・明石市が9月から試験的に「コーディネート」 産経WEST 8月20日
【つくられた貧困】養育費支払い義務化を 泉房穂・兵庫県明石市長 西日本新聞 6月22日
日弁連 犯罪被害者支援委員会副委員長(神奈川県弁護士会)武内氏。
人が1人亡くなると、遺族は行政手続きを沢山やらなければならず、行政サービスメニュー内容を説明する必要がある。
弁護士が、被害者の報道対応をする発想。遺族は葬儀の時、報道対応を弁護士に頼もうと思えない。相模原での事件など報道がある。試験的に行っている事だが、県警の被害者支援室が第1義的役割で「弁護士支援を希望するか?」聴き、メールを利用して、動ける弁護士が対応する。書面でなく、口頭での遺族代理人の委任契約。管理権が及ぶ敷地の中での報道を規制。規制するだけでなく、遺族が言いたい事がある場合、カメラの前にさらされないようコメントを読み上げるなど整理をする。
条例を作った後、支援金についてなど、グレーゾーンの相談が結構ある。
神奈川県に被害者弁護士相談予算は50万円、それで相談が100件以上受けられると話した(1回8千円公費負担。2回まで。県の現在の予算は200万円)。
(会場で私から『マスコミ対応』について質問し、終了後にも『被害者より加害者に手厚い国』についてお話を伺いました。感謝)
犯罪被害者支援センター|神奈川県弁護士会
犯罪被害者等支援リンク-神奈川県における犯罪被害者等の方々への支援
<犯罪被害者支援ネットワーク『ハートバンド』運営委員 鴻巣氏>
被害者の18%しか相談を受けられていない。
『第三者行為による疾病届』を国保の窓口に出す必要があるが、被害者は知らない。
<茅ヶ崎市市民相談課 和田氏>
「家事が手につかない」被害者の方と会った。被害者の見舞金は条例でなく要綱で定めている。
他会派県議と意見交換。犯罪被害者支援・予算特別委員会について。
県庁。
オリンピック課副課長。
久喜総合病院会合(大宮)。
他会派県議と意見交換。
上田知事後援会事務局長と意見交換。
市議と意見交換。
(10時に帰宅)
原稿作成。
オリンピックの開催費用について、東京都以外の県が負担する話について今日、埼玉県庁の担当課に確認しましたが「具体的金額についても、今日も聴いたが、話は無かった」。
埼玉県が負担する事は当然、反対です。
五輪費用負担「拒否する」 上田知事が強い不快感、さいたま市長もとまどい 産経ニュース 12月23日
「奇怪で不愉快」五輪仮設費負担 知事ら小池知事と組織委に確認要請 埼玉新聞 12月27日
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【埼玉県内の『観光』を盛り上げるには?】
「秩父夜祭・川越祭りが『ユネスコ文化遺産』に登録された事を受け、西武鉄道が特急電車をラッピングする」。
西武鉄道との連携について、県庁の観光課長と話していたら教えてくれました。
西武グループFB
西武鉄道HP記事
特急レッドアロー号、秩父デザインに 西武鉄道がユネスコ記念第1弾 埼玉新聞 12月24日
西武鉄道は、川越・秩父・長瀞を、埼玉県内観光の『プラチナ・ルート』と位置付けました。
『秩父夜祭』のラッピングをした西武の特急。
1両ごとにデザインが違う。
運転手さんに聞いたら「ラッピングしたのは、この1編成だけ」との事。