2016年12月3日の活動

市消防団特別点検。
警察署長と意見交換。県庁職員の警察での研修の必要性・繁華街対策などについて私から発言。
市議と意見交換。
(平和講座『狭山に残る戦災の歴史』が中止になっていたとは知らず、中央公民館に行ってしまった。想定外でした)

障害者当事者の講演会
(Well being『心つながる分かり合える街狭山』にて)
 「聴覚障害者に対し、戦時中、口話中心に厳しく教育され、手話を使う事は許されず、学校の先生に叩かれて、厳しかった。先生が居なくなると、子供同士、手話で話した。
 進駐軍の飲酒運転のジープに引かれ、ももから下を切断した。
 ろう学校の寄宿舎で、朝は太鼓の振動で起こされた。学校に行くのが、イヤで不就学の人もいた。しゃべれるフリをする人もいた」

1203_01手話が使えない方の為に、OHPに速記している。光に向かって書くので、サングラスをして書く

 

福祉施設職員と意見交換。
人権擁護委員と意見交換。
民生委員委嘱式。
消防団入間川地区の団員と会合。


講演会『牛を生かす意味』

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希望の牧場”代表 吉澤正巳
さん「揺るぎない叫び『脱原発』」

1203_03“希望の牧場”と福島原発の位置(汚染度合いの色)

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「震災翌日、原発を撮影する県警ヘリの中継地点として牧場が使われる事に協力。爆発の音を、牛に餌をやってる時に聞いた。東京電力は、その瞬間逃げた。東京電力本社に私は言った。大事な事は、直接言う事
 原発事故で避難する時、携帯は通じなかった。線量計は通常の千倍以上。東京電力の災害時の協定は、実行されず。浪江町は放射能の方向へ避難。町民は7,8回、避難場所を変えた。応急仮設の為、狭いので家族は一緒に住めず、水道は凍り、隣の家の声が聞こえる。
 震災関連死400人。アンケート「生きている意味が無い」。切腹した人もいる。町長「浪江町は、流浪の町になった」。浪江は、チェルノブイリ。納骨も出来ない。
 昨日も15マイクロシーベルト。ダムの底に放射能が貯まっているが、国・県「うわ水は使える」。町民は水道を使わない。浪江町の避難先の小中学校は全校で40人。
 埼玉県の電力を支えていたのは、福島県で、関東ではない。原発を東京湾に造ろうとしても出来るはずない。危険なものは、福島に。青森の大間原発から、電力ロスがあっても、はるばる東京まで電力が来る。
 双葉町は、帰宅困難区域以外の土地が5%で、そこに拠点を作ると言うが、そこは津波が来る所。「役場は公務員の為にある」との声が出ている。浪江町の漁港には150隻あったが津波でやられ、漁港の再建をしようとしているが、原発から5km地点の所で、誰が魚を買うのか。
 「牛飼いは見捨てない」当時330頭、現在320頭。他の牧場の牛も助けている。ネコ・犬も。国は家畜を殺処分して、リセットしたかったのだろう
 東海地震で1,2時間後に、鎌倉に10mの津波が来て、壊滅する予測。2020年は関東大震災から、およそ100年。東京だけは安全?オリンピック万歳ではない。
 中学・高校・大学から講演依頼が来る。熊本地震で、生徒達は自ら街頭募金活動をした。
 ドイツのマスコミ「ドイツで原発事故が起きたら、国がひっくり返ってしまう」。台湾も原発をやめる。イタリアは国民投票する。
 第1次安倍内閣「福島原発に津波が来ても、全く問題ない」。原発事故の責任は安倍総理にある。何が多重防護?絶対安全?計画では防潮堤を10m高く作る予定だった。今も7mの津波が来たら、津波が入ってしまう。

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汚染されている草を食べ続けて、黒毛和牛の色素が無くなる突然変異が起きている(写真)。
 
通常の病気では、こうならない。農水省は、文科省に、たらい回し。
 福島県立医大に国から物凄い圧力がかかり、177人の子供にガンが見つかっても、原発が原因と言わないが、岡山大の千葉先生は勇気を持って言っている。

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死んだ牛(写真)1500頭。
 
つながれたまま餓死、薬で殺処分。子牛は冬に栄養失調で持たなかった。一生懸命作ったキノコは、4万ベクレル出た。
 原発を無くす牛にする。学生時代から40年間原発反対運動をやって来た。福島県民は傷だらけだけど、はっきり物を言う。常磐高速から6分で牧場に来れる。
 日本で30年前の車は、窓が開かないか、クーラーが使えない。原発の場合、それを60年使うと国は言っている。
 実力ある者は、最終的に道を開く。

「自衛隊の放水作業を見て“決死隊”だと思った」1203_07


「原発一揆を起こすべきだ」1203_08

牛だけでなく、犬・猫・ダチョウなど、原発事故のせいで、どれだけ死んだか。かわいそうに!

1203_09 ↑これだけ寒い中。エサを与えられないだけでなく。

 

狭山に戻り、市内製造業役員さんと会合。