県議会サッカー議員連盟、視察。県立カシマサッカースタジアム。
東日本大震災の時、落下した鹿島スタジアムの照明灯。
震災後、照明をワイヤーにつなげ、柵を付けた。
埼玉スタジアムはどうなっているか県の担当者に確認したら、ワイヤーではつないでいるとの事。
1993年に98億円で県が建設(1万5千人収容)した後、2001年にW杯仕様にする為、更に234億円で増築(4万人)。メインスタンドが反対側になった。
W杯を開催したスタジアムは、どこも構造上、風の通りが悪く、
芝の養生が大変との事(埼玉と同じく床暖が入っており、行った時も
扇風機を回していました)。
鹿島は海沿いの為、スタジアムは塩害がひどく、雨に濡れる所よりも、
濡れない所のほうが雨で流されないのでひどいとの事。
12年ぶりに今年ピッチの芝を全面張り替えた。全面張り替えるメリットは土壌改良できる事。
スタジアムの管理をJで唯一、指定管理制度でチームが受けており、サッカー以外のスタジアムの使用を倍増させた。
スタジアムから駅までの道120m分に、太陽光発電パネルを設置。
駅までの通り道120m分に、太陽光発電パネルを設置。建築法上、屋根には出来ず、雨は避けられない。(^^;)
スタジアムの売店は年間110万円の支払い(年22試合)。1日200万円・年2千万円売る店も。
ユニフォームのスポンサーは鹿島の場合、胸の所が4億円、背中が2億円、ももが1億円。
スタジアムにJで初めてTV中継システムを導入(5億円)。中継車が不要になった。自社で撮影するので、ロッカールームなどにも入って撮影できるし、他のチームの試合ではカメラは6台だが、鹿島スタジアムでは10~12台使えるので、ファン目線で撮ったり、スポンサーにメリットがある撮り方が出来る。
選手のロッカールームから、ピッチに向かう通路は、サポーターの写真が飾ってありました。
選手のテンションが上がりますね。サポーターとしても貼ってあると嬉しいですよね。
長さ500mの電光掲示板(写真中央の黒い帯)を設置し、スポンサー名を表示。
観客席に長さ500mの電光掲示板を設置し、82社分のスポンサーが一度に映せる(2パターンで164社分)。
埼玉県庁。県議と意見交換。市民団体からの要望。