一般質問準備。
教育関係者と会合。
第12回都道府県議会議員研究交流大会(永田町)。
『復興と自治の視点から考える議会における住民との連携・協働』。福島県議・宮城県議と、東大大学院 金井教授から講演。お2人の県議から復興支援にお礼の言葉がありました。
(東大大学院 金井教授から講演)
災害時、たまたま議会にいたが、どうやって召集するのか。きっと出来ないだろう。集まれないから、決定出来なかったではしょうがない。そもそも連絡がつかない。とすると首長が決める事をイメージする。
地方自治法177条1項。
首長がテンパッて「あれもこれも」となるかも知れない。首長を不信任できるのは、平常時3/4で、非常時に1/2で出来るのは、常識に反するのではないか。議会は解散。でも選挙している場合ではない。では非常時に議会は必要ない状態になるのか。
災害時に首長が亡くなる事もあり得る。法律ではケガ・病気もせず、不死身なのを前提にし、想定していない。某電力会社の社長は災害時、病気になった。
私見では、知事が災害時亡くなったりして不在の時、副知事でいいのか。議長になるのでは。
<宮城県議からの話>
何をお願いしたいかこちらから言える状況でなく、無念。
震災の前の年の11月に、阪神大震災を経験した7県の関西連合にお見え頂いた。
議会として何をしたか。地元に戻る事にした。電車で議会に通っていたので、家族に連絡が11時に取れ、自宅に帰った。議会と首長は車の両輪となって、国に要望していった。
議会改革に早い段階で取り組み、日経新聞の評価3位で、災害対応も早くできたと思っている。
議会基本条例。議会改革推進会議。
一問一答。対面方式を正式導入。
大臣・政務官などとの意見交換会を昨年5回実施(財務大臣・衆議院議長・内閣府副大臣)。市町村議会との意見交換会も昨年6箇所実施。
被災県以外からの職員派遣要望の達成状況は6割。来年は更に風化して少なくなると思われる。議会サイドから県にそういった支援が出来ないか話して欲しい。
<福島県議からの話>
震災で亡くなったのは福島県2900人、宮城県1万人だが、起きている事に違いがある。
当日。3キロ以内の人を即日避難させる指示があったが、声から声の伝言、ハンドマイクで伝える作業だった。
翌日、水素爆発。20キロ県内避難指示。夜9~2字までに8千人の人がわが町に避難して来たが、町民が、おにぎりを持って来たりしたのが、現実。浪江町から30キロ車が渋滞し、峠を越えた時、命がつながったと町民は思った。
除染は机上。もう帰らないという人が数万人発生している。
福島県産品。きのこ・いちじく・ゆず・キウイは販売出来ていない。
3月14日(月)、土日に避難者の対応しながら、9割の県議が議会に集まった。議長を本部長として、地域の情報把握。10日に1回集まって、情報収集対応。最も困ったのは、避難所の食料・衣料品供給。ガソリン。コンビナート機能しなくなって、新潟から来るのに、福島にドライバーは入ろうとしない人が出た。
南相馬の老人施設の高齢者が150キロ移動するのに、10人亡くなったとの報道があった。
補償と環境回復という現実の壁が厚く高い。
6つの役場が自分の町に置いていない。飯舘村は福島市に。
議会でチェルノブイリに。廃炉に向けての福島原発にも立ち入り。個人でスリーマイル島に行く議員も。
2040年までに福島県内のエネルギーは、全て再生エネルギ-でとの計画。
除染5兆円で間に合うと言われたが、最近東電から10兆円と言われた。
安全対策は不十分。絶対稼動させる訳にいかない。原発に頼るべきではないと議会で決議した。
福井県議から大飯原発の再稼動の決断について発言があり、全国から電話・手紙があった。
県内14基の原発がある。
三重県議から、住民の声が県に中々届かないタイムラグの問題は、議会の責任との発言がありました。
懇談会では、先月27日九州での勉強会で知り合った長崎県議に福島・三重県議などを紹介して頂きました。
どんな仕事でも人脈は重要。浅田ますみ長崎県議さん(長崎市選出)、ありがとうございました。
佐賀県鳥栖市選出の県議には、Jリーグ サガン鳥栖の地域応援について聞きました。
スタジアム建設の返済があと5年くらいある事や、Jリーグ規定に則って、練習場・クラブハウスの整備にも5億円かかったとの事です。
三重県議から何と『のぼう』の話が出て、四日市市のいくわ町は、行田藩の出身者が結構いるとの事で、驚きました。
福島県議と話していて面白かったこと。
「福島県には、全国各都道府県にある“坂本龍馬会”が無い」という話になった時、「私はあっても入りたくありません。“維新”と言われただけで、嫌な気持ちになります。半分冗談ですけど」と言われたことです。
全国若手市議の会OB懇談会(溜池山王)。
福島県議から、福島市内の状況や、スパリゾートハワイアンズなどについて聞く。
福岡県議から、九州の空港は、全て韓国インチョン空港と定期便があり、東京に行くより、韓国のほうが近くて行きやすいとの話を聞きました。
塩尻市議は『のぼう』を観たそうで、「映画のぼう第2弾を」と言われ、驚きました。
浦和のホテルを訪問し、のぼうの立て看板を置いて頂くお願い。
県庁。広聴広報課副課長。明日の県民の日イベントで、のぼうのチラシを置く依頼、持参。
映画会社に依頼。
(終電で帰宅)