2019年7月4日の活動

 

避難の警報が行政から出る前に、豪雨災害が起きる事があります。
 西日本豪雨では、災害が起きてから、避難指示を出した地区が21地区ありました。(📷写真。左端の縦線で、それぞれの地区で洪水が起きた時刻をそろえ、21地区で警報を出すのにどのくらいかかったかを示したもの)
 海の無い埼玉県で、津波対策の『てんでんこ』の発想を活かす事が求められる。自分で判断して、身を守る。
 (写真はNHKより)

西日本豪雨が起きる前の昨年7月にも「県庁の防災HPトップ画面で、県民に『安全』をあおるタイトルは問題だ」と指摘しましたが、何の変化も無いので、今日も指摘する はめになりました(県庁は何度打ち合わせしても生産性が無い事を嫌わず、改善しない事を望むのでしょうか?)。
 『安全・安心』は、看板・イメージではなく、取り組みによって、『結果として』県民が安全かどうかだ。実際の災害は行政の想定を超える。イメージを先行させると、自ら欠点に気付きにくくなり、失敗の素地を作る。よりによって災害対策で埼玉県庁は、いつ変わるのか?
 県庁は、🚑消防職員を市町村の現場から30人もお借りしている(災害時でなく常時)のに、政策的に活かせていないのは、県民や救助する🚒隊員の命がかかっているので、もったいないでは済まない。このタイトルがその象徴。
 国や市町村は、もう対応を変えている。

↓ 実際の県庁 防災HPトップ

埼玉県 県庁防災HPトップ

 昨年7月の私の記述 ↓

埼玉県議会議員「中川ひろし」オフィシャルサイト

 

-------

中学生による『少年の主張』で先日、🚙自動車事故🚘対策について「県で努力を」と指摘頂きました。今日も【アクセルの踏み間違え】対策について、(ケーブルTVさんに私から問い合わせをさせて頂きながら)県庁の管理職に「踏み間違え『防止ペダル』を設置する決断をして頂くには、埼玉新聞さんのように1面で取り上げて下さるのなら別だが、シニアの方の新聞購読者は減っており、紙媒体より、映像のほうが結果が得られる。📺ケーブルTVは、県内153万世帯が視聴出来、特にシニアの方々がご覧になっているので、TV埼玉やケーブルテレビ局にご協力頂いて、ぜひ映像で啓発を」と進言しました。
 防止ペダルの購入を決断して頂くには、実際使ってどうなのかを分かりやすく、県内で事故が起きる前にご理解頂く事が求められると思います。報道されたら報告致します。
 防止ペダルを開発したのは県内の会社なので、産業振興にもなります。上田知事が訪問し、TVが取り上げてくれればと思いましたが、知事の日程がでした。
  (📷記事は、埼玉新聞1面。6月22日)

 

踏み間違え防止装置の🎥映像。『洋子さんのSTOPペダル』を見ましたが、分かりやすかったです。

ニッサンマーチSTOPペダル取付作業動画-NANKI-STOPPEDAL.COM

-------

『豪雨』の回数が20年前に比べて、7割も増えている。
 ですから報道で「過去最大級」「50年に1度」といった表現を乱発せざるを得なくなる。
 その報道に、私たち市民が「またか」と、マヒしてしまう。
 避難の警報は「〇市内全域」と報道されるが、大丈夫とは限らないのに「うちは大丈夫」と思われないようにするにはどういう方法が1番伝わるのか。腕の見せ所だ。
    (📷県議会に出された県資料)