市基地対策協議会環境対策部会。
私からは、会としてだけでなく、私個人としても狭山市の基地周辺住民の方々の為に基地幹部に直接お話をしていくと発言しました。今日も関係自治会長さんからお話を伺いました。
市からは昭和47年から行っている航空機騒音見舞金(騒音量に応じて関係自治会に市が支出)の額について減額見直しをする考えがあるとの話がありました。
市民要望対応。
市民団体要望対応。
東京狭山線の工事現場を道路課長の許可を受け、自転車で所沢まで見学に。
『堀兼・赤坂の森』地区を通り抜け、狭山方向を振り返って見たところ。
2つ目の青い看板が現在開通しているシチズンの交差点。
狭山方面から所沢方面を見ている。
私も車で普段、所沢・新座・浦和方面に行く時、この道が未開通なので、堀兼から藤沢プラザのほうを通ると、渋滞したりして時間がかかっていますが、今日未開通区間を通ってみて、驚くほど速く区間を抜ける事が出来るようになると思いました。また、抜け道になっている住宅街も解消されますね。
未開通区間を、犬の散歩やウーキングをされている方が何人もいました。
望遠鏡を持って野鳥への影響を調査している工事関係者もいて、意見交換しました。
県教育局財務課。狭山市など県西部地区の県奨学金利用者数を調査。狭山市は137人。
医療整備課。
昨年、県西部地域の未熟児の新生児医療を担う西埼玉中央病院の新生児医療が休止した事を受け、私から声掛けさせて頂き、県西部地区の県議会議員で新生児医療体制の構築を知事に要望しましたが、その後の状況について聞いた。
川越にある埼玉医大 総合周産期医療センターを増築、ベッド数が1・8倍(←今日の埼玉新聞)になる事により、県西部地区の新生児医療体制を強化する事が出来る。
西埼玉中央病院の新生児医療についても、常勤医師ではないが、夜間や週末といった当番医は増え、正式に再開出来るようにしていきたいとの事。
NHKスペシャル『東日本大震災 空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う~』を見ました。
福島原発事故で、ヨウ素はチェルノブイリ事故の1/10排出されていた。チェルノブイリ事故で、ウクライナ国内だけで子供の甲状腺ガン発病者が6千人。福島県が調査した18才以下の3割の甲状腺から、しこりや、のう胞が見つかった。
(原発から20キロ以上離れた)福島県浪江町津島地区62人の甲状腺を検査、7割の住民からヨウ素が検出された。検査した町民でヨウ素の量が一番高かった人は33ミリシーベルトで、50ミリシーベルトを超えるとガン発症リスクが高まるとチャルノブイリ事故で国際的に確認されている。乳幼児は成人よりもリスクが高いが、乳幼児は検査されておらず、仮に乳幼児がこの最大値をあびたと換算すると、50を超え、63になる。浪江町や飯館村には3月15日午後以降、1㎡あたり1万ベクレル以上のヨウ素が流入している。浪江町民はこの日の朝から避難移動の為、屋外にいた。
セシウムは福島原発から南の方には、比較的流れた量が少ないが、ヨウ素はセシウムとは違って南の方にも流れた。ヨウ素は気化する温度がセシウムより低く、風向きが違った時にも排出された(3月14日夜から)。
茨城県いわき市は震災後福島県から避難しに来た人が多かったが、その後の調査でいわき市はヨウ素が高い値で流入して来ていたとの事。
この番組を見て思ったのは、埼玉県に避難して来た福島県双葉町は結果的に正解だったなという事。国は原発事故直後の詳しい放射線量が分からないとの事ですが、私の想像で言いますが、米軍は現地で詳しく調べたのではないかと思います。
マスコミでは毎日違うニュースが次々に報じられますが、脱原発など大事な事が何なのか見極め、引き続き取り組んでいきます。