県議会一般質問。
会派会議。①委員会活性化の為、私から提案・承認。②県会議員定数の削減案について。
道路政策課長。外環道の練馬料金所のあり方について私から質問。
改革推進課。地域政策課。指定管理者制度のあり方について申し入れ。
財政課。
県警察本部主席調査官。ハイパーサイクルポリスについて。
資源循環推進課 副課長。市町村のゴミ焼却施設・し尿処理施設の県としての広域化方針について調査。私から申し入れ。
①ゴミ焼却施設の広域化の県基準は、焼却日量100t以下は広域化。
稼働率31~40%の市町村は4。
桶川市が8市町村と広域化検討中。
久喜・宮代の2市町には、炉2つ。稼働率は30・90%。
蓮田・白岡市で、伊奈町の焼却量を受け入れるキャパがあるか確認を依頼。
羽生市、伊奈町で広域化は具体化されてない。上尾市の稼働率は90%。桶川市の新しい炉の建設計画は市外を想定している。
②し尿処理施設の広域化計画は現在県に無い。
22年頃に1度、市町村を調査した。県として広域処理計画を策定するよう申し入れ。
生涯学習文化財課、社会教育施設企画調整担当。県立図書館(現在3館)の統廃合と新館構想について。
国は公共施設の耐用年数を60年としているが、県としてはずっと使える訳ではないと思っている。
「図書購入費は?」3館で年間5615万円。年々下がって来ている。25年度全国12番目。東京都では相談業務に特化し、県立では直接貸し出さず、市を経由して貸出している。
浦和図書館を27年度末までに閉館する計画。
熊谷図書館は当分の間使用。耐震診断結果は0.6(耐震基準は0.6以上)。
「統廃合の意向が見え隠れすると、施設職員のモチベーションは下がるもので、入館者数が大幅に落ちている(熊谷図書館27%ダウン。39%ダウン。平成24年と4年の比較)が、モチベーションが下がらないようにしているか?」新しい建物の構想を考えている。
「新しい建物の構想を考えているとは?」現在の県立図書館は、分野を分けて3館でそろう形になっている。浦和図書館-社会科学・産業・郷土埼玉。熊谷-哲学歴史・地理・総記。久喜-自然科学・芸術・技術・文学。
新館構想は、1館に統合し、場所は熊谷を想定。北部ふれあい地域拠点構想として、場所は、市役所の近く、かつてテクノグリーンセンター構想があった所で、県・市の用地あり。
市商工業振興課長とやり取り。
演劇公演MOTHERマザー~特攻の母 鳥濱トメ物語~』が、新宿の新国立劇場で今日から始まり、観てまいりました。
特攻隊や戦争を美化するシーンは無く、とてもいい作品でした。泣いてしまって、途中声に出そうでした(演劇はこれまで何度も観ましたが、こんな経験は初めてです)。
演劇中、特攻隊員が残した1番印象に残った言葉。
「戦争というものは、ジジイが始めて、オッサンが命令し、若者が死んでいくものだ」
「我々は、軍令部と、バカな政治家の考える時間を稼ぐ為に、死んでいくんだ」
トメさん「あの子達(特攻隊員)が、犬死だったかどうかは、私達にかかっている」。
太平洋戦争で亡くなった方は、空襲も含めて310万人以上(うち戦死者は212万人以上)。
ゼロ戦での特攻隊だけがクローズアップされがちですが、南太平洋の孤島や中国東北部などで、食料も弾薬も援軍も情報も無く、餓死や病気で亡くなって行ったお1人、お1人のご遺族につらい人生の物語があると思います。
主演は、(元バレー日本代表)大林素子さん。ほか出演は、コニタン(小西博之)さん、ワッキーさんなど。
小西博之さんと。公演が終わった後、話しかけて下さり、昨年は何と!
東松山市で同公演を高校の招きでやられたそうです。
小西博之さんが、公演が終わった後、話しかけて下さり、昨年は何と!東松山市で同公演を県立高校の招きでやられたそうです。高校生や多くの方に見て頂きたいと言われ、私もそう思いました。
小西さんは、昨年の公演のカーテンコールで、「この世の中で、一番足りないものは、我々大人が、命の尊さを世界に向けて発信していない事。約3万人が自殺で毎年日本で亡くなっています。それ以上に我々が悲しいのは、未成年の子供達の自殺が絶えない事。私達はこういう舞台を通じて、子供達を死なせないように。命が一番大事なんだ!一番大事なのは命なんだという事をこの舞台を通じて、5年10年100年と訴え続けていきたい」とおっしゃっていました。
大林素子さんは「我々、戦争を知らない時代になって来ました。私達が演じ、平和を伝えていきたい。これからもよろしくお願いします」と。
主演の大林素子さんは演劇志望だったそうで、トメさんの事を勉強し、特にこの役をやりたかったそうです。
大林さんは、毎年何回も知覧に行かれているそうです。公演終了後、お話させて頂く時間は限られていたので
言えませんでしたが、トメさんにお会いしているような気持ちでした。 公演で泣きじゃくった後だったので、
写真を撮る気持ちにはなれなかったのですが、皆さんに伝えたくて、撮らせて頂きました。
MOTHER昨年公演のDVDは、2枚組で4,500円。私が商品在庫を持っていますので、購入希望の方はご連絡下さい。
ボーナス・トラックでは、トメさんのお孫さんのホタル館長の鳥濱明久さんが、知覧特攻基地の滑走路がどこにあったのかを紹介。知覧からどうやって飛び立って行ったか山に登って説明。知覧戦没者慰霊祭の様子(盛大。大林素子さん参加)や、(隊員の)三角兵舎跡地での説明。
特攻平和会館の初代館長の板津さんから、トメさんについての説明(私が自転車で日本1周した26年前にお会いし、お話を伺いましたが、今でもお元気!)。
(隊員が飛び立つのを見送った当時女子高生)“なでしこ隊”でご存命の方からのお話も入っていました。
公演終了後、知覧の富屋食堂のトメさんのお孫さん(赤羽潤さん)が経営している居酒屋『薩摩おごちょ』(新宿3丁目 末広亭の前)にお邪魔し、0時過ぎまでじっくりお話を伺いました。
トメさんのお孫さんから聞いた話。
①知覧からの特攻は、終戦の年の5月~6月の短い期間に大量に行われた。
知覧の兵舎の近くの松の木の裏には、特攻隊員の名前が幾人も掘られているのを、終戦後、見つけた。
しかし、終戦当時は写真を中々撮れなかったので、松の木の写真は1枚も無い。松も、松喰い虫にやられて今は残っていない。いま知覧で植えられているのは、杉の木。
②ある特攻隊員は、見送る母に自分の機が分かるよう、赤いひもを特攻機の尾翼に付けて印とし、お母さんは、白いパラソルを目印とした。
特攻隊員が出撃の時かわした杯の、当時の酒を再現した日本酒を頂きました。
当時は、きちんと醸造出来なかったので、今のお酒よりおいしくなかったとの事ですが、私が頂いたお酒はそんな事はありませんでした。何より、頂く気持ちが違いました。
ラベルに書いてある通り、埼玉の熊谷で造られたお酒だそうで、驚きました。(ラベルは当時の地名。期間限定の復刻版だったようで今は製造されていない模様)