2013年12月31日の活動

普天間基地移設先の名護市『辺野古』へ。 

辺野古移設予定地の“キャンプ・シュワブ”のゲート。
1231_04

 

辺野古予定地近くで、名護市長と市議の街頭演説を聞く。

名護市長が辺野古予定地近くで演説。
1231_06

 名護市長は演説で、「辺野古移設をしなくても名護市への国からの補助金は問題ない。いま辺野古移設を受け入れて補助金を一時的にもらえるからと言って、次の世代に責任を持てないような事は出来ない」。

移設予定地の計画図。
1231_01

 移設予定地の2/3が現在、海で埋め立てる計画。
 ジュゴンは、沖縄では辺野古が中心生息地で、海岸沿いの海草が藻のように生えている地域(写真で“海草藻場”と書かれた黄緑色の所)が餌場なので、海岸沿いにいるが、そこを埋め立てて、滑走路などが造られる計画。
 基地建設地のすぐ北側には、ウミガメの産卵地がある(写真で“燃料基地”と書いてある左上)。
 基地移設に反対している住民の方が、海岸のテントで何千日も座り込みをしていて、お話を伺う。

ジュゴン(辺野古湾)。
1231_02

ジュゴンの餌場。
1231_03

 

辺野古移設予定地近くの集落に立っていた看板。
20131231_05

 絶滅の恐れが極めて高いジュゴンが1km近く離れた船に気付いて逃れようとするなど、船による悪影響を示す防衛省沖縄防衛局の観察記録結果が数多くある事が21日に分かったと新聞報道。
 サンゴ礁も減って来ているが、辺野古沖にはアオサンゴの群落がある。

 年明け1月3日の東京新聞朝刊には、在日の米兵の強姦など性犯罪は、全て不起訴と報じた。
 もしあなたがその被害家族だったら「戦争に負けたから、守ってもらってるから、仕方ない」になるでしょうか?沖縄に行って来たから、この記事は余計にリアルに感じる。この記事は神奈川県の米軍横須賀・厚木基地の米兵の犯罪。在日米兵の犯罪全体で、起訴はわずか5%。
 今の政府は闘う相手を間違えていると思います。弱い立場を守る為、強い者と闘うのが政府・政治家の役割だ。
 戦後68年。いつまで日本は敗戦国なのか?お役所仕事では済まされない。
 アメリカの自由主義・民主主義は、あくまで自国の都合が中心だ。
 日米地位協定の改定が絶対に必要だ。ただ敵対するのでなく、打開策を考えたい。

 米軍任せ 処分も不明 神奈川 米兵らの起訴(1日3日 東京新聞朝刊2面)
 問題を解決する手段は、「人々の関心と、議会の追及」だと報じています(逆もまた真なりですね)。
 何か南アフリカみたいな気分になって来ました。
 日本人の起訴率38%に比べて、米兵の5%は大きな差(神奈川県の場合)。
 神奈川県は、沖縄に次いで、米軍基地の面積が大きいとの事です。
 それにしても、3大紙は、地位協定について報じているのでしょうか?
————————-

本年も大変お世話になりました。
どうぞよいお年をお迎え下さい。