『えん罪』【無実】を証明する弁護士のドキュメンタリー。
【突き詰めようとする心】を感じ、それは“努力・情熱”とは違うと思いました。
弁護士「『疑わしきは罰せず』が規範として機能しておらず、被告側が、無罪を立証しないと無罪にならない」「拘留28日間もされれば、やってなくても、仕事を失うし、家庭にもいられなくなるから『やりました』と言う人は多い。略式起訴は裁判になっていないから、有罪率99.9%の中に入っていないが、えん罪はいくらでもある」「裁判官は公務員だから、一般の人と、公務員である警察官とどちらを信じるかと言うと、公務員を信じがち」「無制約に近いくらいの裁量権が裁判官にあり、証拠鑑定を勝手に却下出来る」「法廷では裁判官は小さな王様」。日大教授「航空機事故では調査委員会が設置されるのに、裁判で判決を間違えても、調査委員会は設置されない」。
弁護士「被告人の心情が、他の人よりも分かるのは、自分も孤独だから」「ビジネスモデルとしては、えん罪事件の弁護は成り立たない」
108円払ってこの番組をオンデマンドで見る価値は、特に公務員・政治の役割の人には、あると思いました。