コロナウイルス 県総合対策『中小企業への融資制度』(私が知事に質問)
埼玉県は、利子補給などを(金融機関と協調して)行い、利率を0.5%に引き下げる(東京都は、利率引き下げは無く、保証料補助)。東京都と(利率と保証料率の合計で)比較すると、埼玉県1.28~1.30%(東京都1.7~2.88%)。
新型コロナの独自融資では、埼玉1.25~2.44%(都1.5~2.4%)となり、事業者負担が、東京都より低い。
対象者要件で、埼玉は最近1カ月売り上げ減少や売り上げ【減少見込み】としている(都は、最近3カ月売り上げが5%減少)。
また、融資金額を足しての『借りかえ』を可能にしている。新たな融資なので、銀行の所定利率だが(都の制度では金利外が対象外になってしまう恐れ)。
(国のように『赤字国債』を大量に発行出来ないので、助成金でなく融資で申し訳ありません)
「台風19号被害の融資で、農家の方には無利子で、中小企業にはなぜ『無利子』でないのか?」私は12月県議会で問いましたが、コロナウイルスの中小企業対策では、内沼県議(飯能市)が「『無利子』化や、利子をもっと下げる事、その他の支援策を検討したのか?」など質問し、「借りかえの返済は、3年間、元金すえ置きとした。利子を0.2%下げると年間4千万円・返済期間中4億8千万円、県の費用となる」。
高橋としひろ県議(加須市)からの質問の回答では「融資の利用を合計400億円・2千件を見込んで、利子補給の0.3%分、6千万円が県費用(来年度)(銀行が利子0.2%を負担)。複数の融資をまとめて借りかえられるので、負担が軽減される。リーマンショック時の融資平均額は1852万円・翌年1925万円だった」。
(ここでは、東京都と比較していますが、東京都庁が先に追加コロナ対策を発表した直後から、教えてもらわなければ、埼玉県はここまでにならなかったかも知れません。都庁に感謝しております😊。今後も、競争でなく、あり方で、他県と連携出来ればと思っております)
(2020年3月23日の活動より転載)